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子供保険の考え方~もし加入できなかった時~

以前、子供保険の考え方について記事を書きました。

ここ最近、お子様の保険についてお問合せを頂くことが増えてきたので、追加でいくつか考え方を書きます。

1、査定の厳しさ

子供のうちは、大人よりも査定が厳しくなります。

特に発達障害のお子様を持つ親御さんのご相談に乗る機会が増えて来たのですが、大人では加入できる状態でもお子様のうちに加入するのが難しいケースが多いです。

かなりの数を問い合わせましたが、ご加入できるケースはそれほど多くはありません。

保険会社に問い合わせると、発達障害のお子様が保険に加入し辛い理由は、事故を起こしたり、パニックを起こしたり、精神疾患になりやすいことが原因だそうです。

大人になると、
緩和型の選択肢があったり、
症状とお薬によっては無条件(または無条件に近い状態)で加入できたりするケースも一部あったりするのですが、お子様のうちは難しいケースが多いです。

医療保険はお子様が成人するまでに内容が良い保険が出ている可能性もありますし、ご加入の範囲が広がる可能性もゼロではないため、
最新の情報を持っていることが大切です

2、お子様の保険はリスクヘッジの手段の1つ

お子様の保険を検討される方にお伝えしたいこと2つ目は、お子様の保険はリスクヘッジの手段の1つであることです。

保険が親御さんからお子様への愛情の側面を持つことは決して無視できません。僕自身も、子供の保険は将来のプレゼントと思って子供の保険に加入しています。

保険そもそもの機能に着目してみます。

保険はお金を準備するための手段の1つです。

その手段を準備ができなかった場合は、
何かかがあった時のお金は別の手段で準備することになります。


3、子供の保険に入れなかった時に考えること

子供の保険を入れなかった時に考えることは大きく2つです。

1つは、保険に変わる手段で準備すること。その原資を作ること。

1つは、親御さんの保険が最適化しているかを確認すること。
(2つ目は、お子様が保険に入れても入れなくても確認が必要です。)

子供の保険に入れなかった場合、リスクヘッジの手段、将来の金融的なプレゼントは保険以外の手段で準備することになります。

どのように保険に変わる手段で準備していくか、原資を作るか考えます。
障害の重い方の場合は、親亡き後についても考える必要があります。

まずは、親御さんのライフプランや保険などの金融商品の確認をします。
ライフプランを年金定期便まで出して正確に作ったことがない、
保険などの金融商品が最適化されていない、
我々の努力不足もあり、このようなケースはまだまだ多いように感じます。

例えばライフプランをしっかり取る中で家計の見直しができて、毎月5,000円浮けば、その分をお子様の将来に渡してあげるお金として積み立て、準備の原資の1つにすることも出来ます。

続いて、2つ目の親御さんの保険が最適化しているかの確認。

ライフプランを出して必要保障額の計算を基に保険に加入されていないケースは前よりは少なくなりましたが、100%とはいきません。
お子様の保障も大切ですが、まずは親御さんがしっかりとした保障を持ち、万一の際に家族を守れる保障額になっていることが大切です。

4、まとめ

子供保険について、深堀して書きました。

子供が保険に入りづらいこと、
保険はあくまで手段の1つであること、
親の保険が整っているかの確認が必要なこと。

ご相談で来られる方はお子様想いの方が多く、お子様の査定が厳しいこともあり、まだ十分にお役に立てていない部分もあります。

なぜ子供の保険なのかを共に考え、全体を俯瞰したアドバイスが出来るよう知識を備えていきます!

お子様の保険をご相談頂く方は、保険がご加入できなかった場合にお子様にプレゼントしたりリスクヘッジする手段はないかをご相談ください!
きっとお役に立てると思います。
また、自分自身がADHD当事者ですので気持ちが少しわかるかもしれません。

ご相談はTwitterや公式ラインで受け付けております。


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