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絵描き活動中に「他人から評価されたい」という悩みを克服した話①【pixiv、ペンタブとの出会い】

勉強や趣味活動、恋愛、スポーツ、仕事、普段の生活。

今の世の中、皆何かしらを頑張って日々を過ごしていることと思います。

こんな世の中ですので、生きているだけで皆えらい!!!


ちなみに、私が思春期〜成人するまで1番熱心に頑張っていたのは
「創作活動」
です。

学校では部活で作品を作り、(今は当時運営していたものは辞めてしまいましたが)プライベートではイラストブログを更新したり、イラストサイトへイラストや漫画を投稿したり。

その活動を通し、同じ趣味を持つ友人にも恵まれました。

好きなことに夢中になる私を見て、「まりんって毎日充実してるよね、羨ましい。」と言われたことも多かったです。

しかし、いつも楽しかったわけではありません。

それどころか結構辛いことのほうが多かったと思います…!

でも、今ではその辛かったことには区切りがつき、新しい夢や目標も見つかりました。


なので今回のノートで

・創作活動をしているものの、思うように評価されず悩んでいる方
・創作活動はしていないけれど、「承認欲求」の取り扱い方に悩んでいる方
・現在取り組んでいることに行き詰まりを感じている方

へ向けて少しでも参考になる内容をお届けできれば嬉しいです。
いくつかに分けて投稿していこうと思います。
どなたかの参考になりますように…


イラストコミュニケーションサイト「pixiv」との出会い

私は小学生の頃から漫画を読むのが大好きでした。

中学へ進学後のある日、当時好きだった漫画についてインターネットで検索したところ様々なファンアートが載ったサイトが出てきたんです。

はい、これが私のイラストコミュニケーションサービス「pixiv」との出会いです。


いや〜、どれも素晴らしかったです。

「これ描いてるのって漫画家さんじゃなくて一般人なの!?どれも上手くてすごい!」

と、夢中になってpixivを巡回していました。

一通り見終わると、当然「私も投稿して、誰かに見てもらいたい!」となるわけですよ。

ただし、絵を投稿するにはアカウント作成が必要でした。
…一つ目の壁に当たりました。


VS親

今時の中学生って頭が良くて、行動力もあるので、きっとSNSのアカウント登録なども自分1人でさっさとやってしまえると思います。

ただ、私の場合…今思うと
「アカウント登録ぐらいさくっとしちゃえば良かったのでは?」
と思うのですが、親に「pixivがやりたい!」と相談しちゃうんですよね。
何かをするときにはまず親に相談する、真面目でいい子な中学生だったんです。(自分で言う?)


親は当然pixivなんてものは知りません。

インターネットに疎い親は当然、pixiv=知らないもの。
子供がなんだか得体の知れないものをやろうとしているぞ…

とりあえず、反対っ!(ただし、pixivが何かは調べない)

となりました。

成人した今思えば、心配してくれているからこそ反対したのだと思います。
(おそらくめんどくさいからとりあえず反対っていうのも無くはないでしょうが…w)
中学生の女の子がネットを通じて出会った相手に危ない目に遭わされる、なんて事件も多発していましたしね。

しかしここで補足しておきますが、pixivにアカウント登録して絵を投稿しただけじゃ非行に走る要素なんて全くありません。(重要)

今でもこのときのことを鮮明に覚えていますが、土下座して「アカウント登録させてくださいっ!」と両親に頼みこみ、結果的に登録はさせてもらえました。(拍手)

いざ投稿!

一悶着ありましたが、無事アカウント登録を済ませ、いよいよ投稿です。

このとき私が投稿した絵は、画用紙にミリペンで線画を描き、色鉛筆で塗ったものでした。
そしてそれをスキャナーで取り込む。

どのジャンルの作品かを表すタグもちゃんと付けて、いざ投稿!


「自分の絵が、ネット上に発信されている…!」

中学生、超感動です。

ちなみに投稿した作品の原作は、超大人気作品でした。
そのおかげか、ペンタブレットを使って描かれた素晴らしい他の方の作品に紛れている、アナログで色合いも調整されていない、単純なイラストにも関わらず3件のブックマークがつきました。

「う、嬉しい…!」

ただ、ここで終わりません。

「なんか、他の人の作品…売ってる漫画の絵みたいで綺麗だなぁ。どうやって描いてるんだろう?
へぇ〜、ペンタブレットっていうものがあるんだ!私も欲しい!


ペンタブレットを 手に入れた!

そして、無駄にある行動力を発揮した私は、Amazonで当時約2000円だったペンタブレットを購入しました。

結論から言うと、全然使えませんでした(涙)
描いても線がヘロヘロ、ペンが言うことをきかない…!!

「…ダメだこれ…そうだ!電気屋へ行ってペンタブレットを見てみよう!」

その週の休日、親の仕事の用事か何かでたまたま池袋へ行くことができたのです。
すごいタイミング。

池袋の電気屋さんでペンタブレットを発見。(さすが池袋ですね)

どれどれ…試し書きしてみよう…


すごい…!!!

描きやすい!不思議!
魔法みたい!!!!!!

「あ、ここにいた!それ何?」
と母親。

「これね、ペンタブレットっていうんだよ!絵を描くのに使うの」
「へぇ〜、不思議なものがあるんだねぇ」

店員さんも寄ってきて、ペンタブレットを色々紹介してくれました。
みんな大好きワコムさんのペンタブレットのカタログを頂き、大事に抱えながらこの日はひとまず電気屋を後にしました。

帰りの車の中で言いました。

「お母さん、私…ペンタブがほしい!」


~次回に続きます。~

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