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【インスタライブ】図録ナイト☆好きな図録、図録の楽しみ方、見どころ

毎週日曜20時のインスタライブ!コメントテーマを決めて、皆さんとコメントをやり取りしながら特定の話題についてやり取りしています。

この日のテーマは「図録ナイト☆好きな図録、図録の楽しみ方、見どころ」というもの。参加者は一番多いタイミングで13人ほどだったと思います。

ですがね、めちゃくちゃ盛り上がり、何だか話足りなかった感じがします。またやろうかな!皆の図録に対する熱い想いが聞けました◎

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それでは皆さんのコメントを紹介します。▶は出たコメント、→はそのコメントについてさらにいただいたコメントです。

そもそも、図録買う?

まずは皆さんに図録をそもそも買うのか聞いてみました。

▶めっちゃ買う!

▶狙っている図録は必ず買う!他は内容、装丁が気に入れば。財布と相談しつつ!

▶買ったり買わなかったり、買う基準は決まっていないですが、余韻を家に持ち帰りたいときは買うかなぁ

▶自分の作品に影響させてくれそうだと感じた時は特に買います。展覧会に行った証的には買わないです。

▶図録買ったことないです!

▶いつもじゃないけど、やっぱり展示内容が良かったものは買います!あと、行けなかったけど気になったものは、あとからオンラインで買います。

▶画集買うより絶対お得な値段の図録とかありますよね。

グッズとの優先順位は?

同じミュージアムショップで販売されているということもあり、ミュージアムグッズと比べてどちらをより優先させて買うか、聞いてみました。

▶毎回は買わず、欲しいっ!と思った時だけですね。グッズの方が買うかな。毎回ではないけど。

▶基本的に見たい展示だから、よほど…の展示以外は買うかな。その感覚は映画のパンフと同じかも?

→あー確かにそうですね。

▶私はフライヤー>グッズ>図録ですね!グッズは家に迎え入れたいものが中心かもです。

▶優先順位はないけど、Eastさんは図録もグッズも大体買ってしまいます。Eastさんの手掛けた美術展に行く前は散財することを見越して、節約します。

▶5,6年前、伊藤若冲展をやったときに、チケットを買った直後に肺炎で倒れてしまい。結局展覧会に行けず。せめて図録を手に入れようと、オンラインで購入したのがきっかけて、図録を買うようになりました。

→特に今は休館の影響もあって、生きた展覧会が中止になってしまったりしてるので、オンラインで図録買ったりしています。

▶美術関係はわからんが、歴史系では展示=図録ではないことも。特別寄稿とか、なので、学芸員の伝えたいことをしっかり知るには、図録の方がいいかも?ということも。ホントは展示で伝えるべきなんだけど。詳しくは図録で、という感じの展示もあるからな。

→なるほど。確かに図録は展覧会の意図や絵を理解する補助輪のような役割もあるかもですね。ミイラ展を見に行った時、必ず図録を買って家で読んでます。歴史の勉強になるように感じます。

→グッズや図録のネットワークを構築すると、それらのレベルが上がるかもしれないですね。

→確かに!

→逆に図録の方が力が入ってるんじゃないのか!という展示も。それなら無料のリーフレットで伝えるべきとは思う。

→展示は期間限定なので、終わった展示を知るには図録しかないからな。図録は大切です。ただ今はオンラインでの展示もあるから、今後は図録も変わっていくかも。

▶グッズ好きなので、行く前は展覧会サイトやインスタでどんなグッズがあるか調べて、ある程度目星をつけて行ったりします。

▶自分、あまり買わないとコメントしたけど、ショップの店員としては、学芸員さん努力とか展示の様子を見てると、図録買ってほしいと思います。

▶以前は、行かなかった展覧会のグッズや図録を買うのが本末転倒だなぁと思っていたのですが、最近は皆さんと同様に、行けなかったときもオンラインでじゃんじゃん買うようになりました。

▶先に図録を買って、それは片手に観覧するのが出来たらいいのですが。

▶展示の物量・情報量がすごく多い時は、メモや記憶が追い付かなくてパンクしそうになるから、図録大事だと思います!

▶最近、ミニサイズの図録も販売してますよね!プレゼント用に購入したりしています。

▶諸事情で図録が展示に間に合わないことも頭にあるが、展示&図録を作る大変さと、学芸んさんの想いを感じてもらえたら、担当者も成仏できる!なのでできれば買ってあげてくれ!

お気に入りの図録を教えて!

そして、皆さんにおススメの展覧会図録を聞いてみました!リンクがあるものは貼っています。ただ、リンク先で売り切れになっているものもあるのでご注意を。

▶行けなかった展覧会の図録だと、2015年に東京都現代美術館で開催された、山口小夜子展の図録を購入しました。いつみてもフツクシイ…!

▶数年前の縄文展の図録!考古学ファンからの評判すごく良くて、今値上がりしてるんですよね。

▶去年開催したきもの展の図録はお気に入りです。単純にファッションショーを見ている楽しさはあり〼。

葛飾北斎展の図録は、美術面と歴史面の両方から解説されていて面白かった!(私も図録作りたいな…)

▶持ってる図録を引っ張り出していたら見入ってしまいました。ちなみに猪熊弦一郎の図録です。平成6年、四国新聞社出版の追悼本。普通版を電話して買ったな。

コートールド美術館展のが良かったです!展示内容が最高だったのと、解説が簡潔!これ大事。ところどころ、絵の上にセロファンが重ねてあって、そこにも説明が書かれていて、とってもわかりやすいです。

→私もコートールド展の図録気に入ってます!

ジミー大西展の図録の中には、ジミーちゃんの小学生の頃の初恋の思い出があるのですが、何度読んでもジーンときちゃう!涙が出ますね。

横浜歴史博物館の「おにぎりの文化史」は展示は見ていないが、近所の図書館にあって、すごく面白かった。展示見たかったな。ネットでも買えるのでぜひ。2014年の企画展「大おにぎり展」を増補して、書籍化したものだ。

▶去年のロンドンナショナルギャラリー展がコロナで延期になったときに、先に図録だけ買ってがっつり予習して行きました!予習して行くと感動がより深まると思います。

国立カイロ博物館展(1994)の図録を古本を最近買いました。古代エジプト美術の写真が見たくて、何かないかなぁと探していて偶然発見。分厚いのですが200円くらいでした。古いから安いのだと思いますが、私にとって掘り出し物です。図録って買ったことなかったのですが、今後は買おうと思います!勉強にもなりますし。

鳥獣戯画展の図録!トーハクが休館する直前に間に合って、図録を買いました。鳥獣戯画4巻が掲載されている貴重さは、買っておいてよかったです。

▶2012年に札幌芸術の森美術館で開催された、「パラレルワールド冒険譚」。実際の展示の良さも伝わってきて気に入っています。「ポップアート1960s→2000s」も、実際の展示のワクワクが残っていてお気に入りです。かなり前の展示なので、もう市場にないかも?

▶トーハクの「飛騨の円空」展の図録は超豪華でした!1冊で円空仏および、円空その人について、しっかり学べます。何よりトートバック付き(円空仏のイラスト入り)なので、買って持ち歩きやすかったですよ。

→表紙が固くてしっかりしていて、書店で販売されている書籍っぽいです。円空仏のカラー写真もふんだんで、後ろ姿も見られるのが嬉しい!

▶図録の先買い、ナイスアイデア!2019年「驚異と怪異」の図録もよかったです。理解に時間がかかるので、読みなおしています。

佐藤可士和展の図録は、これ見たことある!という、グラフィックデザインのつるべ打ちで、現代史的な意味合いもあるように思います。

▶古いものばかりになりますが、ディック・ブルーナの「パラダイスインピクトグラム」かわいいです!


▶札幌芸術の森で開催されたムーミン展で、ハードカバータイプの図録を買いました。昨今の袋廃止で、そのまま渡されて悲しかった…!

おわりに

図録愛が伝わってきますね。ISBNが付いていて、一般書店でも手に入る図録も多い昨今、コロナ禍では購入しやすくてよいかもしれません。

また、「図録を先に買って予習する」という意見もあり、オンラインショップなどが整備されてきた状況では、そのスタイルも広まりそう。

さて、次回のインスタライブのテーマはこちら。「教えて!みんなの企画展鑑賞スタイル」です!

ちょっと大きすぎるテーマではあるので、当日様子を見ながら内容を絞って、掘り下げていきたいと思います。

次回は5月16日(日)20時からです!皆さんのお越しをお待ちしております!

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