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皆におススメしたい!博物館に興味を持ってもらうきっかけになりそうな本

毎週日曜20時のインスタライブ!コメントテーマを決めて、皆さんとコメントをやり取りしながら特定の話題についてやり取りしています。

この日のテーマは「皆におススメしたい!博物館に興味を持ってもらうきっかけになりそうな本」というもの。

「この本を読んだら博物館に行きたくなった!」「博物館に親しむきっかけになった!」という本を皆さんにおススメしていただきました。

アーカイブは、ネット回線の調子が悪くて残せずでした…申し訳ない…!

大澤が紹介した本

ではまず最初に、大澤がおススメした本を紹介してみます。

▶「仕事帰りの寄り道美術館」

なかなかね…コロナで仕事帰りに美術館に行くことは難しくなりましたが、これくらい博物館が身近になったらいいなと思った、良書です。

▶「うつくしい博物画の記録 しぜんをしるためのえほん」

絵本と言いながら、博物画みっちり、好きな方は垂涎の一冊。傾向グリーンの色遣いが素敵で、デザイン的にも満足。

▶「芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本ー知識がなくてもできる教養の磨き方ー」

『常設展を企画展の「刺身のつま」にしない』『展覧会のキャッチフレーズに踊らされない』など、魅力的な章が多いです。

▶「ニァイズ 東京都写真美術館ニュース別冊~『クレムリン』出張版」

好きな漫画家さん×博物館=最高、の好例です。ミュージアムグッズの話も出てくるのが嬉しい。

▶「TOKYO大学博物館ガイド」

大学博物館の話になったので。大学博物館だけまとめた本がこの世にあるのか…!と発売当初驚きました。

とまあこんな感じ。割とストレートに博物館にまつわる本が多いですね。

視聴者の皆さんのおススメ本

さて、皆さんはどんな本を読んで博物館にハマったのでしょう。

▶小学生のころに、小学館の星座の図鑑をボロボロになるまで読み、科学館やプラネタリウムによく連れて行ってもらいました。

「戦国時代のハラノムシ」という本がいいです。戦国時代の医学書です。読むと昔に思いを馳せて、博物館行きたくなります。

→九州国立博物館の針聞書のグッズもいいよね!

▶アトロクつながりなのですが、浦島茂世さんの「日本の美術館めぐり」が全国の美術館をたくさんの写真と共に紹介していて、眺めているだけでも豊かな気持ちになれます。特に今の時期は遠出できない分、この本で自分を慰めています。

「まんが世界ふしぎ物語 全14巻」は、小学校の時に読みました。考古学のロマンが満載で、特にトロイア編が好きです。

▶僕がおススメする本は「博物館が好きっ!ー学芸員が伝えたいことー」です。学校の博物館学習という授業のオリエンテーションで読みました。ガチで良い本ですよ!四国ミュージアム研究会が出していて、四国の博物館を舞台について書いています。続編もあります。

「ミュージアムの女」は、美術館にあまり行ったことが無い方に良いかも!面白いです。あと、「フェルメールの食卓」だったかな?絵画に描かれたモチーフについてもイラストで載ってて、楽しいです!

→「ミュージアムの女」、元臨時職員の身としては共感の嵐でした!

「絵画を見る技術」は名画と言われる絵を見た時、その絵のどの部分を見て感動するのか、具体例を挙げて解説してくれています。私はこの本を読んでから、企画展だけでなく、常設展でゆっくり絵を見る楽しさに目覚めました。絵を見る技術論としておススメです。

「北海道美術50」に元上司たちが執筆していました。北海道の作品を通して、作品の見方のヒントが書かれているように思います。

▶毎年発行される「ぶらぶら美術・博物館」は何度見ても心躍るし、全国に展示めぐりに行きたくなります。

「標本の本 京都大学総合博物館の収蔵室から」大学博物館が違うと、標本を紹介する視点の違いに気づかされました。頭のない標本とか、生体標本採集の仕方とか、堅苦しくなくて京大の標本見てみたいなと思いました。

「ときめく化石図鑑」は義理の弟が化石発掘が趣味で、仲良くなるきっかけで読んだら、実物見たくなってきました。「ときめく鉱物図鑑」も読みました!

「石の辞典」もいいですよね!

→「雪の結晶図鑑」を買って色々読んでいたので、中谷宇吉郎展示のガイダンスで少し役立ちました。北大総合博物館の3階の岩石鉱物展示室に展示があるのでぜひ!

▶ベタですが、中野京子さんの「怖い絵」シリーズやっぱり面白いです。

▶雑誌が主なんですが、別冊太陽とかの特集を読むと、美術館や博物館に行きたくなります!

ことりっぷの美術館・博物館ページはマストチェックです。

カーサブルータスで美術館・博物館特集されていると買っちゃいます。

▶一昨年、北大の博物館であった「考古学から見た北大キャンパス5,000年」の図録は、これを見ながら北大構内に点在している遺跡を巡ってほしいという先生の想いがあります。北大って遺跡だらけ!

▶竹島水族館が出している「へんなおさかな 竹島水族館の「魚歴書」」。竹島水族館の本は、展示の面白さが伝わってきて最古!

「山内マリコの美術館は一人で行く派展」が面白いですよ!

▶三浦しおん「ぐるぐる博物館」は、博物館に行くドキドキ感が伝わって面白かった。

今回もいっぱい出していただきました!ありがとうございました!!

おわりに

いわゆる「博物館紹介」のような本もあれば、もっと収蔵品そのものの魅力に焦点を当て、実物を見に博物館に行きたくなる…といった本もありました。ふむふむと思いながら、皆さんのコメント読ませていただきました。

さて次回なのですが、テーマは「図録ナイト☆好きな図録、図録の楽しみ方、見どころ」にしました!

図録はね!私も好きでもちろん集めてはいて、「グッズよりも図録めっちゃ買うんだよね~」という方にも多く出会うんです。なのでやってみようかと。

次回は5月9日(日)20時からです!皆さんのお越しをお待ちしております!

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