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「学校に行きたくない」と言った息子と母の想いの変化

現在小2の息子が
「学校に行きたくない」とつぶやいたのは
入学して間もない時でした。

いきなり環境が変わる小学校入学
まだ慣れてないからかな
きっとそのうち慣れたら大丈夫

そう思って、
付き添い、励ましながら登校していました。

1学期、2学期、たまに休みつつも
がんばって息子は登校しました。

しかし、1年生の終わりに近づく3学期後半
徐々に息子の元気がなくなっていきました。

「ぼくは学校に合わない」

悲しそうにつぶやく息子

「どうして…」
「何がいけなかったんだろう」

学校に行かないということに
息子の将来がどうなってしまうのか
不安でしょうがなくて

泣いた日もたくさんあったし
わたしが暗い顔をしていた日も
たくさんありました。

きっと小さい時から積もり積もった
わたしの関わり方が悪かったのかもしれない。

知らないうちに
息子に寂しい思いをさせていたのかもしれない。

と自分を責めていました。

ただ、私はありがたいことに
コーチングを学んで知り合った友人に
息子の不登校のことを話すことができました。

そこで、話すことで
ずいぶん救われました。

そして、

不登校=道をはずれた
不登校=学校に戻さなければならない

と、わたしが知らないうちにもっていた価値観も変わっていきました。

息子はきらりと光る個性を持ってる
息子は自分の意見をしっかり言って実行できる
未来を心配するより、今を大事にしている

そう思えるようになってきました。

自分がしんどいとき、
どうしてもムリだと思ったときに
SOSを出す力は大切です。

息子はSOSを出してくれました。

それを受け取れる親でありたい。

息子のペースはゆっくりかもしれないけれど
好きなことはとことんやる力もあります。

子どもを信じること

とよく言うけれど
こんなにむずかしいことはないと思います。

信じて待つこと

未熟なわたしには本当にむずかしい。

でも、そうするしかない。

信じることが
この子の力になるのだから。

待つことできっと花開くと思う

いや、開かなくてもいいから、

自分のことを好きでいて
「ぼくはぼくでいいんだ」と思って

幸せであってほしい。

ただ、今はそう願います。

未熟な母だけど、
見守ることができる親でいたいです。


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