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雑文集 #2

192
雑多な文章の集積の二個目です。
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#猫

雑文 #270 夏の東京

雑文 #270 夏の東京

数日前、入道雲もくもくのかんかん照りの日があり、急に「夏、到来」と思った。

暑い。

今日は、たくさん電車に乗ってたくさん歩いた(仕事で)。たくさん汗をかいた。マスクは苦しかった。

夏は毎年容赦なくやってくる。晴れやかに。

乗り換えの新宿で飛び出す猫を見た。新宿の街にはそこそこ人がいて、人々は上を見上げていて、まるで非常時じゃないみたいだなと思った。

猫は三毛猫でかわいかった。

昨日、「

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雑文 #222 にゃんともしがたい

雑文 #222 にゃんともしがたい

にゃんにゃんにゃんの222回目だからにゃんこの写真を載せる。

ここは自由な自分の場だから、言いたいことを何度も書いてもいいんだよね?

山に行きたいんだ。
田舎の町でもいい。
紅葉の中に包まれたいんだ。

今日の東京はくもり。
私は仕事の合間に自転車で隣り駅に用事をしに行った。
途中公園があり、イチョウの木がいい感じに黄色くなっていた。
わりと奥まったところまでイチョウ並木のある公園で、自転車を

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雑文 #194 酷い暑さ

雑文 #194 酷い暑さ

酷暑。

暑すぎるから、暑さの話題をしないようにしよう、という気持ちを越えるほどの猛烈な暑さ。

8月に入って、ベランダの植物に元気がなくなってきていた。ある日、コスモスが根のほうからぐったり倒れてた。暑さに合わせてもっとすごくたくさんの水をやらなければいけなかったんだ。起き上がってくれ、復活してくれ。どくどくと水をやるけど、もはや手遅れの株も。少し間引いた。間引くのが苦手だ。

人間も、植物も、

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雑文 #153

雑文 #153

あっという間に今年になってしまった。

そしてあっという間に春になろうとしている。

私が新しい暮らしを始めて1年が過ぎたのだ、と、会社に行く途中の曲がり角の沈丁花の香りで気づいた。

東京の冬は概ね晴れて、秋田みたいに暗くもなく寒くもなかったけれど、私の心はおんなじかむしろもっと暗かった。

ある人のことで悩んで、ずっとそのことを考えて夢にまで象徴的に出てきて、家族と協力してやってるけど皆どうし

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