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我が家の不登校の悩みが半年でゼロになった理由〜後編〜

※我が家の不登校の悩みが半年間でゼロになった話としてアップしていましたが、長編のため前編・後編に分けて再度投稿をいたしました。

まずは前編からお読みください。



親の私がやったこと

 これは持論ですが、子供が不登校になったとき、親の幸福度・自己肯定感もとても大切なんじゃないかなと思います。

 不登校になると、子供以上に辛いのが親ではないかと思います。世間の目、自分を責めてしまう、仕事等の理由で無理矢理行かせてしまい子供との関係が悪化する、夫婦間で不登校に関して衝突する、周囲の無理解。

 私自身も当時は会う人会う人に相談するほど悩んでいたし、子供を信頼したい気持ち、受け入れたい気持ちと、なんでうちの子だけ行かないの?という矛盾した気持ちが毎日毎日交差して、精神的にも辛かったことを覚えています。

 一番ストレスだったのは担任教師とのやりとり、当初は私自身休んで良いというスタンスからぶれなかったのですが、担任の先生から、来させちゃえば大丈夫!無理矢理来させてくださいと言われるようになって、本当に辛かった。親子間で2時間目まで行ってみようと決めて登校すると、「今日は5時間目までいることになりました」と告げられる。本人は本当はどう思っているのかな?と心配になったり。それでも、学校に行ってくれた日は開放されて、悩みが解消されたような気持ちになるのは確かで、この時には落ち込んだりはしなかったけど、この判断で良いのか?と日々悩んでいました。

 

〜図書館で不登校・フリースクール関連の本を借りまくり、読みまくる〜

 何かに悩んだり、不安を感じる時には情報が不足しているから。とどこかで聞いたことがあったため、私は何か判断に困った時には本を読みます。ネットでは情報に偏りがあるし、誤った情報もあったりするので、ここぞというときに頼りにするのは書籍です。プチ不登校が始まった翌週には家族中の図書カードを使用して20冊くらい借りてきて、フィンランドやスウェーデンなど、ホームスクーリング先進国の体験談や、日本よりも進んでいる学校教育を知ることで、子どもに原因があるわけではない、これは日本の教育システムにも大いに問題がありそうだと自分的に確信を得られ、親としてドーンと構えて担任や校長と話ができるようになりました。実際に書籍で得た知識を担任や校長に知らせるのは違うかなと思ったので、表面上は相手を立てる形で極力余計な体力を使わないようにしました。

 プチ不登校以前に、将来的には子供を連れて海外に移住したいという気持ちがあり周囲には話していましたが、書籍や不登校保護者仲間の方から中学校教育はさらに小学校よりも・・・らしいということを知り、長男が中学入学する頃には海外に行きたいという、家族全員がワクワクするような夢を更に現実的に掲げたことも、小学校に執着しなくて済むポイントだったと思います。

 

〜ブログを始め、感情を表現する場所を確保した〜

 ブログを始めた頃には、色々な人に不登校の話や小学校の教育のおかしさについて周囲の人に話しまくっていましたが、周囲の人たちの不登校に対しての理解はこれほどにも無いものかと痛感していました。「うちの子毎日学校行ってないんだよね」と話した時の反応は、「いつか行けるようになるといいね」「学校休んでも家でお勉強しなきゃダメだよ!」とか「学校に行けるのが一番だよね」とか。みんな長男のことを考えて言ってくれているんだとはわかるのですが、みんな学校ありき、学校は行くものという思い込みがあり、真の意味で共感してくれる人はこの時期はいませんでした。

 とくに、「家でお勉強しなきゃだめだよ」とか「どうして行きたくないの?」とか子供に直接言われてしまった時には、「うちはお勉強は遅れても良いと思っているから」とか「どうしてかは明確にはわからないと思うから聞かないであげて〜」とか庇うことも忘れないようにしました。この二つは本人が何十回も色々な人から聞かれているので、プレッシャーになるのがかわいそうだし、子供も馬鹿ではないので、周りの人が学校に行かないことをおかしいと思っているということくらいわかります。そんなことを察して、自分の心に蓋をして欲しくないと思ったのでその辺りは注意を払いました。そしてだんだん周囲の方には話さなくなりました。

 それでも自分の気持ちを吐露できる場所が欲しいと思い、ブログを始めました。過去の記事を見返したりすると、その当時の気持ちが思いだされ、今後同様のことが起きた時のためにも書いておいてよかったなと思っています。

  

〜親の私自身が欲しいものを買った・やりたいことをやった〜

 これは関係ないんじゃ・・・笑 と思われるかもしれませんね。

 オルタナスクール等で出費が心配な最中なんで更に出費?と思われるかもしれませんが、これがあったからこそ夏前よりも家庭内の住環境が良くなったし、さらに仲良し夫婦、仲良し家族になれたと思っています。

 長男がプチ不登校になって以降4ヶ月間で購入したもの、 PC2台、i-phone13、アクセサリー、ミシン、洋服類・・・そのたもろもろ!超ポジティブ人間の夫がここぞとばかりにバンバン買ってくれました笑 そのおかげで、長男と取り合うように壊れかけのPCを使用していたのが、それぞれゲームとブログ更新・YOUTUBE編集をできるようになりストレスが軽減しました。ブログをサーバーをレンタルする所からやり、ブログ立ち上げをすることができ、かなり少額ですが年内に収益が発生!とても自信がつきました。アフィリエイト等についても勉強をしたり、投資について勉強したり、長男が完全不登校になったとしても継続できるように働き方も出費も見直し、生活が変わりました。

 私が家にいることで生活が整い、洗濯物もたまらない、大体部屋が綺麗、自己肯定感が上がり、子供をより余裕を持って愛せるようになったし、夫にも更に感謝が生まれ、優しくなれました。

 以前は外で働いていたので仕事のことでイライラして、罪のない子供や夫に当たることもありました。仕事のストレスもなくなり、家庭内の雰囲気が良くなりました。今は収益は微々たるものですが、ネット上で収益を得ること。その世界を知ることができました。

 以前からやっていた販売の仕事も完全に家で行うことにより、細々とではありますが収入がある状態です。決して余裕がある家庭というわけではありませんが、ピンチはチャンスとはまさにこのことで、長男の不登校がなければ気づけなかったことがたくさんあり、そのおかげで今の生活があると感じています。

  

不登校でも大丈夫

我が家の不登校の悩みが0になった理由は一つではありません。他のご家庭にはそれぞれの事情や都合があると思います。もし共通して言えることがあるのであれば、子供の気持ち、幸福をいちばんに考える。親自身も幸せになり、豊かな生活を整える。(金銭面ではなく、心の豊かさという意味です)


  

 一時的に大変なこともあるかもしれません。金銭的なことでは我が家も常に考えなければなりません。それでも、子どもの気持ちに蓋をさせるようなことを避け、親子の間の信頼関係を大切にする。家庭内の雰囲気をよく保つ。夫婦の関係がよくないのであれば、まずそこを解決する。知識をつけ、不要な心配を削っていく。そんなことを続けるうちに、不登校について考えることがなくなるほど、非常に短期間で悩みがゼロになりました。

 一人でも多くの悩める親御さんに届きますように。

個人ブログの方も覗いてみてください❤︎
~仲良し家族/夫婦でいるための秘訣・家族はチーム・働き方を変えよう~


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