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いささか長い自己紹介のようなもの~noteをはじめての御挨拶がわりに~

旅芝居・大衆演劇ってご存じですか
ハマってる方、お疲れ様。知らない方、いかが?(悪の誘い)                            
という話をしようと思いながらトップページにあげていた
「なんとなく大衆演劇noteをはじめたわけ~ご挨拶のかわりに~」

を加筆修正していたら、いささか長い自己紹介みたいなものになりました。
コラムでもエッセイでもありません。ちんたら長文です。ギャー。
でも一応置いておこうと思います。
もしよろしければお付き合いいただけるととても嬉しい。

旅芝居・大衆演劇を追って17年目になります。
子供の頃からお金をためてさまざまな舞台を観ることと本を読むことと
そして書くことが好きでいつもずっと書いてきて、
今はフリーの構成作家(ラジオ番組とCMなど)とライターで(なんとか笑)食っております。
グレだした(とは例え話ですが)
高校生の頃には劇団☆新感線(今やメジャー劇団ですが)の某役者が
アルバイト(笑)でしていた個人レッスンに通い演劇や音楽ライブやワルい仲間(嘘です)と出会ったり。
学生時代は学生劇団でお金をとってお芝居を上演する役者や演出などもしておりました。
そんな学生時代の最後に出会ったのが、旅芝居・大衆演劇でした。

観た感想は純粋な演劇(お芝居)としては正直「?」が多かった。
当時私はお芝居を書く私塾にも通っていて
学生時代も(これは自慢できませんが)「鬼演出」と呼ばれていました。
なので生意気にもそう思ってしまいましたし、今でも思うものも多いです。
「この芝居(舞踊)は!」て震えられる舞台に出会うとほんまにしあわせです。
でもね、その≪人間舞台≫な様にグッときてツッコミながらも泣き笑いをした。
正直、気持ち悪いなというものもある、
けれど、清濁あわせ呑む彼らの舞台は人間の生きざまそのものが滲み漏れるかような。
だから当時はまだ浸透しだしたばかりのブログというツールに書き始めました。
業界誌は写真ばかりとなんかきれいごとばかりで私的におもろなかったからです生意気。
そのうち立ち上げられたばかりの業界誌のひとつで書かせていただくようになりました。
最初はコラムだけでしたが1冊のすべてを1匹で書くようになりました。
5年かな。そんなもんちゃうわ。それ以上です。いろんなことがあった!
今この雑誌は休刊中です。本当にいろんなことがありすぎたのです。
(※雑誌以外にもさまざまな言える言えない書き仕事をやりました。あ、今も単発ですがやっています)
雑誌で書くだけではなく、むしろ、別の形、己のかたちで、この世界の魅力を残したい!
と、めくらめっぽう、紆余曲折、迷走してきた(きている。進行中。とろいけど悩むけど)こともあり
近年業界に対しては本当にいろんなことも思います。

旅芝居の客席には様々な人がおり、それぞれの観方というものがあります。
それはすべて誰にも否定できないものし、してはいけないし、しません。
特に近年はSNSの浸透…っていうかもう皆にとって体の一部みたいなもんやん?
だからプロではなくとも発信が出来ますし、
主観はもちろん、
例えば事実としてこちらが目にしてあきらかに間違っていると気づくものや決めつけや、
ツッコみたいものやこともたくさんあります。
でも他人のことは言えない。のに他人をみるのは私の心の弱さですけれども。。
旅芝居・大衆演劇は「距離感」の怖い、もとい、だからおもろい芸能じゃないかと思います。
深くハマると己もそうですが距離感を見失います。
めっちゃ怖い、それこそ「沼」です。(こういう現代用語は嫌いですが)
そして、思います。いい意味で、
ここ重要、いい意味でめっちゃ「グレーゾーン」な世界やと思います。
ここ、ちょっとぼんやりした言葉ですみません。また書いていきたい。
ここが、はっきり言って大きな意味で広くメジャーにならない(なれない)ところであり
ここが、素敵ではちゃめちゃでめちゃくちゃ(褒めてる)でええ世界やと「私は」思っています。
ここ、常に皆で胸に置いておきたいなあ、とも。

そう、きれい!かっこいい!素晴らしかった!
それだけじゃないのが旅芝居・大衆演劇の魅力なんじゃないかなあ。
おっきな言い方をすると
人が舞台で生きてゆくさまがすべて出る舞台。
だからいつしか皆がのめり込むのじゃないか。
〝そんなところ〟を深堀りしたく、
バカでまっしぐら(ええことやない)な私は体当たりで追ってきたのですが
「そんなとこをは見たくない、いらんこと言うな」と狂信的な人に言われたり「私たちとは違います」とか「僕たち研究者とは違うからねえ」などとカシコそうな人に言われたり。
気にせんでいいが凹んだり悔しかったり。
うん、アホですね。無視しろよ。あと威厳がないのがあかんねんから(笑)
でも本当に人が舞台で生きてゆくさまがすべて出る舞台なのですって。
嫌やけど。病むけど(舞台も客席も)でもだからあんなに皆輝いてるんやって。

正直今では劇場に足を運ぶことも足が重く気が重かったりもします。
元々完璧な舞台やクォリティの高い舞台を好む生意気人間なので余計に。
さらに、ここ数年舞台以外のことがあまりにも求められるようになった大衆演劇界、
ファンがプロを気取り公私混同がおおっぴらに罷り通っていることで
色々あまりに問題が出すぎている大衆演劇界がつらくてならないのもあります。ああ距離感。
けれどただの舞台(だけ)レポや批評やだけでは語ることが出来ないものがある舞台で、
だからこそ舞台もお客も笑い泣きする舞台で、
舞台にも客席にも芝居の中にも
決して完全ではないツッコミどころの多い人たちばかりのこの世界の魅力を
書きたいなと(やっぱり)考えます。
なにを言われようとそれは私の切り口や視点なのじゃないか?
なんやかんやで結構ファンもいる(え?)物書き桃が?なんて。いや、それはちゃうけど。

そしてもうひとつ・・・。
2年前ちょいから私は同じ「大衆の芸能」である
「ストリップ」にもめちゃくちゃ興味を持っています。
この世界のことも、ある点から、追いたい、残したい。
考えややりたいことはまとまっています。とろいけど。
いや、まだ初心者やからゆっくり、ちゃんと。
旅芝居・大衆演劇からのいろんな縁がきっかけで足を踏み入れることとなりました。
こちらは涙が出るほど好きです。(こちら「は」、って。笑)
人生において「この方に出会えてよかった」と思う踊り子さんにも出会えました!
ふつうのおんなのこ、であり、表現者であり、
人のこころの平和(いろんな意味)を自らのステージで表現し伝えてくれる方です。
彼女のステージが本当に好きです。
けれど彼女が素敵で、客席のたくさんのおっちゃんたちが素敵で、
傷をかかえた(笑、笑えない、でも笑)り、悩んだり、
いい歳してまだ〝こんな〟だったりな私は、
たくさんのことを学んだり、人生が楽しくなったりしております。
この世界に出会い「劇場」という場についてとても考えるようになったこともとても大きい。
劇場って素敵やな。皆をひとしく包んでくれる場やな。(理想論ですが)って。
あ、これは旅芝居とストリップが縁で昨年か始めさせていただいている
「酒場放浪」連載のおかげで気付いたことでもあります。

旅芝居・大衆演劇。ストリップ。酒場。
大衆芸能だとか大衆娯楽などというとちょっとかたくるしい。
が、私はやはりこういった〝人間〟なものに興味がつきないようです、愛しいようです。

SNSの素敵なところは勿論、嫌なところ難しいところもこの身で知っております。
とてもありがたく素敵なものである反面難しい。私も勉強中です。
ネットに書くことで気持ち良くなって
観劇することよりレポることが目的になったり
旅芝居・大衆演劇やストリップを自分の利にするため利用するのはあまり好きません。
常に考えていきたいです。
noteに関してはまだまだ試験運用です。
どないするかわかりません。私の公開メモ置き場なのかもしれない。
放置や飽きたらやめるもあるかもしれません。

ずっと劇場という場で学ばせてもらい、
オーバーな言い方ですが救われてきました。
人間が怖いです、気持ち悪いなあと思うことも多々あります、
でも人間が面白いです、好きです。好きとかなんか言葉軽いなー。
旅芝居・大衆演劇をはじめとするさまざまな大衆芸能を
含むさまざまな舞台や人から学ばせていただき人として更に成長・精進して参ります。
よろしければこれからもどうぞお付き合いいただけたら嬉しいです。


◆SNSとプチ・プロフィールなど◆

それぞれのSNS、フォローや、色々御反応、ご連絡などは以下の通り。

【ツイッター】 https://twitter.com/momohanabutai (あまり更新しないです・連絡用や告知用かな)
【インスタグラム】 https://www.instagram.com/momohanabutai/ (気まぐれ更新)

【note】、(ほぼ)毎日更新中。うん、そうすることにしました、2020秋から。ということでSNSではnoteがメイン。つぶやきとか日記とかエッセイとか。ちゃんと書いてるのとか、びゃーっと長いつぶやきにしてるのとか、「自由帖」(笑) 

noteのマガシンは今んとこ、ざっくり4つ。

◆日記がわりのつぶやき帖
◆大好きな〝劇場〟と人と人たちのこと
◆旅芝居スケッチブック
◆読んだ本のことを自分のことと合わせて書く場所かな

女2人の立ち呑み旅を、出版社「旅と思索社」様のWebマガジンにて連載させていただいております。

現在第7回まで更新中。まもなく第8回もアップ予定。

http://tabistory.jp/cat_story/cat_sakabawoman/

現在は、そんなこんなでlifeworkたるデッカい原稿企画2本を進め中。
デッカすぎて、焦りながらも、慎重に、真面目に一歩一歩でございます。

己で言うのもあれですが、まっしぐらな曲者です、阿呆です(笑)

詳しいプロフィールとこれまでの経歴みたいなのはblog「桃花舞台」の右欄に。こちらも、よろしければ。(※なんでかわからんけど、パソコンからのみしか見られへんみたい

最近のマイブームは、ハーブティーと薬膳漢方茶とスープレシピと、韓国ドラマ。あ、あと、やっぱり、読む書く観る。
(このマイブームのとこ、定期的に更新していこ。笑)

まだまだ日本も世界も色々大変で心配ではあるのですが……
私も己の出来ることを考えたい、ひとつずつ、いろいろ、やっていきたいです。
(理想高すぎるねんけど←これがあかんねんな笑)
皆、皆が、平和で楽しくありますように……! 本気で思います。だから、考えていきたい、動いていきたい、とも。

こんな人間ですが、出会えたのも何かの縁。どうぞ、ぼちぼち、長く、お付き合いさせていただければ、とても嬉しいです。フォローやご反応いただけるのもとても嬉しい、ありがとうございます。

改めて今後ともどうぞよろしくお願いします。

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