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オーツミルクにはまる。

渡英して早20年強。
私は毎日牛乳を摂取している。
ヨーグルト、アイスクリームが好き。チーズも食べるようになった。
そのせいなのか、10年くらい前から牛乳を飲みすぎるとおなかが痛くになるので、今まで飲んでいた牛乳の半量を豆乳に切り替えた。

そのうち、味に飽きてしまって牛乳に戻っていたのだが、最近はオーツミルクを飲むようになった。オーツミルクのいいところは、

自然な甘みとコクがあって飲みやすい。

コーヒーや紅茶に合う。

そのままでも美味しく飲める。

と、ほぼ完ぺきな条件なのだ。


イギリスのミルク事情

オーガニックのオーツミルク。オーツ10%入り。甘みあり。さらっとした口当たり。

いま、スーパーマーケットではいろいろな種類の植物性ミルクが買える。
ソヤミルク(豆乳)
オーツミルク
アーモンドミルク

は、たくさん並ぶ。種類も多い。

スウェーデン発 オートリー/OAT-LY!

The Original Oat-ly! Whole Oat Drink

近年、よく見かけるようなった【OAT-LY!】
オーツミルクを世界初、商業ベースで製造販売。1900年代からあるこの業界の老舗ブランド。

濃厚でほんのり甘みあり、すごくおいしい。ウェブサイトを見たら、リジェネラティブ(再生可能農業)で栽培したオーツ麦からオーツミルクをつくり、世界中に広める活動をしている。スウェーデン、フィンランド、そしてイギリスでもオーツ麦の栽培をしている。酵素を利用する独特の製法で、コクのあるオーツミルクを作り出している。

お求めやすい価格で人気 alpro

alpro Creamy Oat

このメーカーの商品はたくさんあり、価格帯が抑えめなのが特徴。
私が好きなのは、ちょっと濃いめの味。
どれも大体オーツ10%入りだが、商品によって、さらさら、ちょっとトロッとした口ざわり、と違いがある。原材料に植物油やプロテインパウダーなどを加えている商品は、濃厚な味でそのまま飲んでもかなり美味しい。


バリスタ Barista Oat

バリスタは、イタリア語。

コーヒーに入れる人が多いらしく、最近では各メーカーからカプチーノ(かラテ)用の植物性ミルクが【Barista】と表記して売られている。バリスタは、カプチーノにしたときに泡立てやすいミルクのようだ。もちろん、スターバックスやコスタ、カフェネロなどのカフェでは、それらの植物性ミルクが選べる。もう、普通。

プチーノやラテに使うオーツミルク。
ソースパンで65度以下に温めてから、泡立てる。

紅茶に入れて飲む

ターメリックチャイ。

コーヒーと相性のよいオーツミルク。
紅茶にはどうだろう?
少し植物性の香りがするので、紅茶に入れるときには半量を牛乳、残りはオーツミルクにしてチャイを作っている。こうすると、全然気にならない。しかもおいしい。

カフェやティールームでも定番メニューとなりつつあるターメリックラテやチャイ。こちらには、紅茶やコーヒーが加えられている場合もあれば、オーツミルクやアーモンドミルクにターメリックが混ぜてあるだけの時もある。
私が家で作っているターメリックラテのレシピはこちら⇩

植物性の食品を選ぶ人が増えている

Marks&Spencerでは、牛乳の隣にオーツミルクが並び始めた。これ、おいしい。

イギリスでは、ヴィーガンやベジタリアンでなくても植物性のミルクを飲む人が激増している。これは、健康面を気にするだけでなく、環境にやさしい食材を摂取しようという人が増えているためではないだろうか。英国内で、オーガニックやリジェネラティブを意識する人たちは、人間の体よりもっと先、地球環境のことを考えている。

牛乳を得るには、広大な土地、大量の水が必要で、牛からはメタン(温室効果ガス、二酸化炭素の20倍)が排出される。その問題を少しでも解決していくのが、植物性ミルクではないだろうか。しかも、前みたいに我慢して飲むというレベルではなく、

植物性のミルクがおいしい!

と、感じて選んでいる人が増えている。と思う。
私がまさにその一人。

自然に植物性の食材を選ぶような環境作りが大切なのかもしれません。


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