21卒建築技術職の就活メモ①
これと言った強い戦略もないし、努力も人よりはしてないし、緩いゆるゆる就活をしてたが、でも経験したこと感じたことを言葉に残しておこうと思った。
人と違うところは、理系大学生のわたしが、大学院進学を9割心に決めていたが、一転、就職を決意し就活をすることになったことくらい。
1.わたしの就活事情
私には建築を学んでいて、将来は、一級建築士の資格を取って働きたい、という目標がある。
私の学科は7.8割の学生が大学院進学をするので、もちろん自分も当たり前のように大学院進学のつもりでいた。
大学3年生の5月になり、他学部他学科の友達が就活をし始めた。
その様子をただ頑張れという気持ちで応援していたが、次第に自分も就活してみようかなと思うようになった。
今就活を経験しておけば、2年後の修士1年での就活もすこしは楽になるだろう、というただの経験値のために、本当に軽い気持ちで就活をやってみることを決めた。
なにから始めたらいいか分からない。
とりあえず先輩の話を聞かせてもらい、合同説明会に行ったのが6月上旬だった。
合同説明会
結論から言うと、この合同説明会で一番最初に企業ブースを訪れた会社に私は内定を頂き(3月上旬頃)、入社することを決める。(A社と呼ぶことにする)
この合同説明会が運命の場になったってこと。
就活について全然分からない状態だった私は、とりあえず自分が知っている会社ブースに行こうと思い、説明会の一番最初の枠に行ったのが、A社だった。
40分ほどの説明会の後、一番前に座っていたからだろうか。どうだった?と社員の方に話しかけていただいた。
それが本当に運が良かった。というか運命の出会いだった。
私はその社員さんに興味を持ったことを話したり、質問をすると、さらにもう1人社員の方を紹介していただいた。(そして、このお2人が人事部の偉い方だと、のちに知る。)
そこでこの方々から企業選びで重視する点など、とにかくたくさん就活をする上で大切なことを教えていただいた。本当にありがたいお話だった。
さらに、「いつでも質問して来ていいよ。」と、お2人の名刺をいただいた。
お話を聞いているうちに、だんだん、あれ働くのも楽しいのでは?と思ってきたのだ。単純だけど。
次の日、お2人にはお礼のメールを送った。(今振り返るとかなり長文..笑)言葉遣いとかも普段きちんとしていないから、めちゃくちゃ携帯でテンプレとか礼儀を調べまくって何度も確認して送った笑。
こんな感じで就活がゆるくスタートし、建築技術職志望の私は、ハウスメーカー、ゼネコン、ディベロッパーをとりあえずざっと企業研究した。
ゼネコンは院卒向けだし、ディベロッパーは倍率高いし自分の興味とは違う方向だし、、、と思い、ハウスメーカーを中心に見ることを決めた。(A社がハウスメーカーっていうのもある)
それが6月中旬くらい。
サマーインターン
私の人生の転機にもなったと言っても過言ではない、サマーインターン。
6月下旬から7月にかけてESを大手ハウスメーカー7社に出した。
インターンの日程が被っている会社もあったが、面接の練習だと思い、とりあえず受けた。
結果は、7社全てに受かった。
実際にインターンに行ったのは、4社だった。(各社のインターンは1day.3day.4day.5day)(その中の1社はA社!!)
インターンは建築技術系だから、即日設計課題があったりなど、大変だったが、充実していて楽しかった。
A社については、もうインターンが終わった時点で、ここに行きたい。という想いが強くなった。
インターンに参加したことで、もう1社(B社と呼ぶ)魅力を感じる会社に出会えた。B社のインターンでは、企業のHPに載るインターンインタビューの学生に選んでいただき、自分の中でも手応えがあった。
「働く」ということがどういうことなのか、自分はなにがやりたいのか、院進して何を勉強したいのか、とか。
インターンに参加して、感じたこと考えさせられることが多すぎて、この夏はずっと悩んでいた。
結局、院進して何を勉強したいのか?という考えに答えが出せず、就職して実際に現場に出て最先端の技術を学ぶ方が自分のやりたいことだ、と結論に達する。
そして、インターンに参加した4社の中から、3社(A社とB社ともう1社はお給料が良いということが分かったC社)に志望を定め、就活を続けることを決意した。
だから、サマーインターンに参加した後、夏明け、9月頃、院進せずに就職しようと決めた。
本選考に向けて
サマーインターン後は、本当に何もやっていないに等しい。
秋冬のインターンにも行っていないし、新しい会社も見ていない。
自分の中ではサマーインターンでより一層A社に魅力を感じていたし、3社の中のどこかに入れればいいという気持ちだった。
もうこの辺が他の人とは違って、ゆるい。
絶対にもっと色々な企業や業界を見るべきだった、と今振り返ると思う。(後悔はしていないが)
本選考までは、インターン後に開催されるイベントに参加し、より3社への理解を深めたくらい。
本選考
もちろん、3社しかエントリーしていない。まじでぬるい。
全部落ちたら諦めて院進しようと口では言っていたが、絶対に受かってやるという強い気持ちが私の中にはあった。落ちるわけにはいかねぇ!!って感じ。
3社ともインターン生の早期選考があったため、2月にはESを出した。
このES提出の1次選考は3社とも通過した。
で、本来なら就活ど真ん中の2月中旬から3月頭にかけての2週間、私は学校のプログラムでヨーロッパ研修に参加した。かなり行くか悩んだけど、でも自分の中で行きたい気持ちが強すぎて、就活の中でも話のネタになる!と思って参加を決意。(まじで楽しかった行って良かった後悔は1ミリもない)
この2週間のうちに、B社は2次選考面接があったが、後日にずらしてもらったりはした。でもそのくらい。特に支障はなかった。
ヨーロッパから帰って来て2日後が本命A社の2次面接だった。ポートフォリオのプレゼン付き。
ヨーロッパで完成させようと思っていたポートフォリオは、日本に帰ってきた時点で3%くらいしか終わっていたかったため、疲れているとか弱音を吐く暇もなく、帰国後2日は徹夜してポートフォリオ準備になった。(支障あったわ。)
プレゼンもうまく行き、早いことに2次面接の合格は次の日に連絡が来て、もう5日後には最終面接という感じだった。
最終面接は重役面接で3人のお偉いおじさま方との面接だった。緊張しすぎて、あんまり覚えていない笑
この面接の次の日に、電話で内々定の連絡をいただいた。
B社に関しては、コロナの影響で2次面接が予定よりずれ、だいぶ後になったので、ここで辞退。
C社に関しては、2次3次と進んでいたが、最終面接を辞退した。
だから、わたしの本気の就活期間は1週間。
舐めてるといろんな人から言われたし、自分でも本当にラッキーだったと思っている。
わたしは内定ハンターみたいにバリバリいろんな企業を受けていく、とかいう人とは真逆で、自分の行きたい会社しか受けていない、なんならA社の内定しか持っていない。
戦略とかも必勝法とかもないけど、ESで書いていたこととか面接で気を付けていたこととかは次に書こうと思う。
就活は人様々で色んなタイプがあって、こんな人もいるんだよ、ってことを知ってもらえたら。
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