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自動車搭載用半導体不足に苦しむ韓国、だがそれさえもきっちり三段オチで笑わせてくれるんだからねぇw

韓国ネタを擦っていると、何となくこれって単発で扱うのはもったいないかも?と思うケースがある。いわゆる勘が働くという奴なのだが、今じゃないな、これって笑いの連打になるパターンじゃね?的にピーンとくる時があるのだ。
今回のネタがまさにそれで、約1週間寝かせていたらしっかりオチがつく展開になり、個人的に満足している次第だ。
早速、自動車搭載用の半導体が枯渇している話を始めてみたいw
朝鮮日報の記事からになる。
なお、この件のキーワードは「売掛け」だ。これでぴーんと来た方、かなりいらっしゃると思うのだが、いかがだろうか?w


「車載用半導体の価格は高騰、納品代金は遅延」…韓国の車部品会社の80%が経営難
5/10(月) 22:13配信 朝鮮日報日本語版
韓国の自動車部品メーカーの80%以上が、半導体ショックに伴う経営難に直面していることが分かった。完成車メーカーの生産遅延が続出していることで納品量が減少し、車載用半導体を直接取り扱う企業の場合は原価負担も大きくなっているのだ。
韓国自動車産業連合会が今月3-4日、完成車メーカーの1-3次協力会社78社を対象に緊急実態調査を行った結果、66社(84.6%)が半導体の需給ひっ迫と完成車メーカーの生産遅延などによって経営難に直面していると答えた。半導体の供給難が続き、部品の生産量が減少する中、車載用半導体の価格が上がって原材料費の負担が増えているのだ。
特に、部品メーカーの相当数は半導体購入費用の支払いと上位協力企業からの納品代金受領に時間差があるため、苦境に陥っていると答えた。半導体の数量を確保するためにはNXP、ルネサス、インフィニオンなど世界的な企業に対し、正常価格の10%前後に上がった「急行料金」を含む代金を速やかに支払わなければならないが、生産した部品を上位協力会社に納品しても、代金を受領するまでにかなりの時間がかかるからだ。
操業にも支障が出ているが、固定費といえる人件費と高まる物流費も部品メーカーの負担を重くしている要因だ。このため部品メーカー各社は、融資プログラムの拡大など政府の金融支援が切実に必要だと答えた。また、雇用安定基金の拡大と条件緩和、航空運賃など物流費の減免支援、フレックス勤務の一時的な拡大適用などを求めている。
韓国自動車産業連合会のチョン・マンギ会長は「5-6月中に車載用半導体の需給ひっ迫がピークを迎えると予想され、車載用半導体の確保に向けた政府次元での国際的な協力への努力だけでなく、保証機関と金融機関が参加する特別金融支援プログラムの構築、雇用安定基金の拡大、法人税・関税の納期延長または減免など、流動性問題の打開策も迅速に打ち出さなければならない」として、政府に対策を講じるよう建議したと述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d801e35b5011ea0cac98efce9df18090b1f99d68


基本情報として、まず「売掛け」とは何ぞや?から簡単に説明をしておきたい。
商売とは「売り」と「買い」により成立するものだ。店頭で商品を買う際に代金を払う、これがオーソドックスなもので、あなたが今日コンビニで弁当を買ったシーンを思い出していただければOKだろう。
だが、世の中は弁当のように「出来上がった商品」だけを買うわけではない。例えばプログラム作成や建物の建設を依頼した場合、納品されるまでに時間がかかる。発注が今で納品が半年後ということもザラで、こういう場合に「掛け」という処理を行う。
プログラムで言えば、ソフトハウスは受注から完成までに発生する費用を一時的に負担することになるわけだが、この状態を「売掛け」と言う。逆にユーザー側は、発注の時には代金が発生しないが、何か月後かの完成時に払わなければならない、だからこの場合「買掛け」となる、と。

で、本題だ。
韓国では自動車搭載用の半導体について売掛け、買掛けで経理処理をしている。
だが、そこで発生する現金を受け取るまでの「ラグ」が、各業者を苦しめているらしい。要するに、待っていることができないほど金回りに困っているというわけだ。こういう話を日本で聞く時は、やはり完成まで年単位で時間がかる建築や土木工事の場合などであるが、その際はお客さんの側が分割の前払いで対応したりする。だが、半導体を売る側が「掛け」に耐えられないというあたりが実に韓国だ、という事なのだな。おまエラ、現金がないにも程があるだろうよw

しかも、韓国では自動車搭載用の半導体が不足している状態が続いているそうだ。それが更に金の流れを阻害しているということで、大変だと朝鮮日報の記事にもなっているわけだ。
この不足について、日本のルネサスの工場で起きた火災事故で生産が止まったことも原因だと記事では指摘しているが、不思議なことに日本でそういう事態は起きていない。韓国の半導体関連企業が抱えている物流などの問題を、日本が悪い!と嘆く得意のパターンを炸裂させているという印象だ。
まぁ、実のところ、かつては韓国でも自動車搭載用の半導体を作っていたのだが、価格が安くて利益が出ないことを理由に、台湾のTSMCへ製造を委託してしまった経緯がある。だが、その結果TSMCの半導体生産ラインがパンパンになってしまい、納品まで時間がかかる事態を呼んでもいる、と。結局、ここでも韓国の自業自得が炸裂していた、ということなのだ。

そうした韓国の状況は、こんな記事でも説明されているので紹介したい。
結局、あれも儲からない、これも儲からないと投げていった先で、気が付いたらメモリしか作れなくなっている、というのだ。
中央日報の記事になる。


「メモリー優等生」韓国、車載用半導体は落第点
5/7(金) 10:31配信 中央日報日本語版
韓国の車載用半導体技術の競争力は先進国に比べ60%水準という専門家らの評価があった。特に年初から始まった車載用半導体不足は今月が最も深刻になる見込みで、政府が対策を急がれるという指摘が出ている。
全国経済人連合会(全経連)は韓国半導体ディスプレー技術学会と共同で、国内半導体産業競争力診断アンケート調査を実施したと6日、明らかにした。アンケート調査に応じた半導体専門家100人は、各分野の最高先導国のレベルを100点として韓国の半導体技術の競争力を評価した。
その結果、車載用半導体設計部門は59点と、システム半導体分野のうち点数が最も低かった。車載用半導体分野の専門人材需給現況に対する評価は55点にとどまった。情報通信用システム半導体(非メモリー)も工程(81点)とアプリケーションプロセッサ(AP)ファウンドリー工程を除いてすべて80点を下回った。人工知能(AI)半導体と半導体生態系分野もすべて70点未満だった。これは国内メモリー半導体分野が設計・工程ですべて90点以上を受けたのと比較される。
車載用半導体は昨年末から類例のない供給不足となっている。新型コロナ事態で減少した自動車の需要が予想より速い回復傾向を見せていて、車載用半導体の供給が追いついていないからだ。特に電気自動車・自動運転車技術の発達で高性能車載用半導体の需要が急増したが、供給が円滑でない。
現在、車載用半導体市場の80%以上はオランダのNXP、ドイツのインフィニオン、日本のルネサス、スイスのSTマイクロ、米国のテキサス・インスツルメンツなどグローバル5大企業が占めている。車載用半導体の価格が上がり、これら企業の今年1-3月期の業績は一斉に上がった。一部の車載用半導体は注文が18カ月分も累積し、年内の供給不足解消は難しいとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/21771294068873895e4459ce95d1e188a5dcf3a8


会社清算状態になった双竜自動車を含め、韓国には自動車メーカーが5社もあったが、最大手の現代自動車でさえエンジンは三菱製だ。自国で生産する部品だけで車を1台組み上げることもできないのは当然で、自動車搭載用の半導体で言えば日本の技術をコピーした製品しか「作れなかった」。そんな物さえも台湾に丸投げしておいて、今は足りないと騒いでいる。じゃあ、また韓国で作ろうという動きは出ていないあたりも何をかいわんやだ。「韓国の技術は世界一ぃぃ!」じゃないのかよwほんと、原人とは救えないモノだよねw

で。
こういう話が前段としてあった上で、中押しがこれになる。
ここは中央日報の記事だ。


韓経:「半導体不足」にも動じないトヨタ
5/14(金) 9:45配信 中央日報日本語版
トヨタ自動車の1-3月期の純利益が前年同期比で倍以上も増えた。東日本大震災以降、部品サプライチェーンを大幅に改善し、ライバル企業と比較して半導体不足の影響が少なかったという分析が出ている。
13日の日本経済新聞によると、半導体不足が深刻だった今年1-3月期にもトヨタは前年同期比2.4倍の7771億円の純益を出した。2020会計年度(2020年4月-2021年3月)の全体純益の35%が1-3月期に集中した。
トヨタと自動車販売1位を競うフォルクスワーゲンの同期の純益は4300億円だった。昨年1-3月期の両社の純益は4000億円前後で似た水準だった。市場調査会社マークラインズによると、新型コロナ感染拡大直前の昨年1月の生産規模を100とする場合、今年3月のトヨタの月間生産規模は118だった。フォルクスワーゲンは113、GMは103で、半導体不足の打撃はトヨタが最も小さかったということだ。
トヨタは「ジャスト・イン・タイム」「かんばん方式」など在庫を最大限に減らすことで費用を抑える戦略を使用してきた。かんばん方式は必要な部品を生産ラインの「かんばん」に書いて貼れば、部品会社がそのたびに供給する在庫管理システムをいう。
在庫戦略を修正したきっかけは2011年に発生した東日本大震災だった。半導体の供給遅延で生産に支障が生じると、トヨタは作業効率がやや落ちても工場の正常稼働を重視する方向に在庫戦略を改善した。核心部品は非常時にもいつでも確保できる程度にまで在庫を増やすことを部品供給会社に要請した。このおかげでトヨタは半導体不足が生じた時期に4カ月分の在庫を確保していたという。
ゴールドマンサックスによると、自動車の電子制御機能が重視され、2019年基準で車1台に使用される半導体費用は6年前に比べて40%増えている。
半導体など電子装備の確保が自動車企業の重要な課題に浮上すると、トヨタは2次、3次部品会社を含む全体サプライチェーン体系の在庫現況をリアルタイムで把握できるシステムを構築することにした。トヨタの関係者は「運送中の部品の数量まで把握が可能になる」と説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/53e27383161676f5b8e6a7cafae7abb011a5821c


韓国では自動車搭載用半導体が不足して大変なことになっているのに、日本のトヨタは4か月分の在庫があり、問題なく工場を操業している、悔しい!ということらしいw
しかし、現代や起亜といった韓国メーカーはなぜ在庫を抱えていられなかったのか?という話題は微塵も出さない。そんなことをしたら記者の愛国心が崩壊してしまうからだ。情けない限りだよ、中央日報はw

ちなみに、この記事の中でルネサスの半導体工場が東日本大震災で被災した話も書かれているが、その時はユーザー側の自動車メーカーが共同でルネサス復興の手助けをしている。日本の各企業にはそうした横のつながりがあり、自然災害の多い土地でも物流やサプライチチェーンを自衛する。日本の産業の底力とは、そういう部分でも発揮されるものなのだ。

それなのに韓国人の野郎ときたら、というのがこの話のオチになるw
ニューズウィークの記事になる。


脱・脱日本依存? 韓国自治体が日本の半導体材料メーカー誘致に舵を切っている
5/14(金) 21:30配信 ニューズウィーク日本版
──日系半導体素材メーカーが、ぞくぞく新工場
強硬な対日姿勢を見せてきた韓国の自治体が、積極的な日本企業誘致に舵を切っている。4月29日、半導体装置メーカーの日産化学と韓国現地法人のNCKが、忠清南道と唐津市松山2産業団地に工場を新設する覚書(MOU)を締結した。
■ 日系半導体素材メーカーが、ぞくぞく新工場
NCKは2001年に日産化学が90%を出資して京畿道平澤(ピョンテク)市に設立した子会社で、半導体材料やディスプレイ材料の研究と製造、販売を行っている。
韓国有数の港湾都市である平澤市はサムスン電子の企業城下町としても知られている。サムスン電子は昨年8月、世界最大規模の半導体工場となる平澤2ラインの稼動を開始した。NCKが工場を新設する唐津市はその平澤の川向かいに位置しており、外国人投資地域に外国企業が一定額以上を投資すると税制優遇を受けられる制度がある。
NCKは唐津市松山の外国人投資地域4万423平方メートルの敷地に3700万ドル(約410億ウォン)を投資して工場を新設する計画で、地元自治体は5年間で5250億ウォン規模の輸入代替効果と600億ウォンの輸出効果を期待している。
NCKに先立つ今年1月、ダイキン工業が工場を新設する覚書を締結した。ダイキン工業は、韓国の半導体製造用ガス市場で約28%のシェアを持つ。同社は半導体の製造過程で必要なエッチングガス(高純度フッ化水素)を日本や中国で生産し、サムスンやSKハイニックスなどに供給してきた。
韓国半導体製造装置メーカーのシーアンドジーハイテク社と合弁で、唐津市松山2外国人投資地域の3万4070平方メートル(約1万306坪)の敷地に5年間で40億円ウォンを投資して工場を新設し、50人程度を雇用する。
昭和電工マテリアルズ(旧日立化成)も京畿道安山市に110億円を投資して新工場を作る計画だ。2016年にSKマテリアルズと合弁でSK昭和電工を設立し、半導体材料を生産している。新工場を建設し、生産能力を30%引き上げる計画だ。
東京応化工業は仁川市の松島工場に追加投資を行って、生産能力を2倍に引き上げた。同社は2012年、サムスン物産と合弁でTOK尖端材料を設立し、半導体核心素材のフォトレジストを生産している。韓国市場は同社の売上げの14%、営業利益の16%を占める重要な市場である。

https://news.yahoo.co.jp/articles/625df445e73da7cc42ed60e972f0e00c13b73e2e


まさに、ズッコケ文在寅、だw
反日だ、脱日だ、と大騒ぎしてきた文在寅政権の韓国が、実は半導体素材の自国生産や開発を諦め、日本企業の工場誘致へ舵を切っているというのだ。
もう一度言うぞ文在寅、何が「韓国の技術は世界一ぃぃ!」だ。大嘘ばっかりこきやがってよ、恥ずかしくないのか三冠王大統領さんよぉ。

ニューズウィークの記事の中では、2019年のホワイト排除が云々という件を取り上げているが、あれから2年が過ぎてもなお高純度フッ化水素の韓国国産化が果たされたという話は出てきていない。株価対策の為に何度も国産化!国産化!と記事を垂れ流していたが、結局は日本の要求に屈する形で輸出管理の申請を行っているのだ。文在寅はこの2年の間、一体何と戦っていたんだ?

それにしても、ここまで日本やアメリカが資本を韓国から引き揚げている中にあって、文在寅は今更半導産業体向けの予算を増額することを決めているらしい。
だが、本当に馬鹿過ぎる話だ。韓国国内でいくら工場を作ろうとしたところで、アメリカへ投資しなければブルーチームの半導体市場から締め出すと最後通牒を突き付けられてるではないか。金を出すならアメリカの工場へ、なんだよ文在寅!


韓国名物の願望記事に踊らされるサムスン、アメリカから最後通牒を突き付けられて進退が極まる事態にw
https://note.com/momo19992000/n/nb554d10eee13


既に技術面では台湾に抜かれ、日本とアメリカの視線は完全に韓国抜きの枠組みへ向けられている。その現実が理解できずにいる文在寅、哀れとしか表現のしようがない。

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