40　地球温暖化を何とかしたい！

ダイゴロ－（シェパード）

『地球温暖化が進むと動物達が一番被害にあうんだよ。気温があがる　雨が降らなくなる　湖が干上がる　木が枯れる。その逆に大雨になる所もあるらしい。過ごしやすかった春と秋がなくなっちゃって夏は日照りか大雨そして猛暑、冬は大風の吹雪か豪雪とか、とにかく気候が激しすぎるんだよ。夏の猛暑については俺達みたいな毛皮族はもう耐えられないよ限界だよ。だからさあ温暖化を少しでも抑える為には　せめて冬の間くらい寒くてもヒーターなんて物を使わずにガンバル必要があると思うんだ。これって毛皮族にしかできないことだろう。』
『それは困るわ　私みたいに華奢で毛の短い犬にとっては寒い冬こそ乗り切るのが大変なのよ。だからヒーターの前でくつろぐのは大好き。ねえユキちゃんなんかも毛は長いけれど結構寒がりでしょ？』とアンジー。ユキちゃんが何度もうなづいて同意しています。そのほかの犬達も実は自分も寒がりでヒーター無しでは生き抜けないとか　夏は当然のことクーラー無しの生活なんて考えられないと言い出しました。
『と言うことはさあ、この件については毛皮族にできることは何もないってことなのかなあ・・・残念だなあ。』
『残念だなあ・・・って　ダイゴロ－さん　お話しはそれでおしまいなの。』とイクラさん。
『えっ？』
『このままだと　何だか心が沈んだままよ。』
『それじゃ・・・　話がちょっと脱線しちゃうけど友達の話をひとつさせてもらおうかな・・・』