our own
いつでも瞼の奥で夢を見ています。
目を凝らした先に、何かが見えているわけではないのに、
その見開いた、瞳のその奥側に
はっきりとに
あるいは
優しい幻影の中に
自分自身の夢が見えるのです
耳からはあの日の音楽
目からはあの人の言葉
肌からは地球の体温
ふっと力が抜けた瞬簡に
あの淡路の
Nafshaの
カウンター越しからの
瀬戸内海の湾が
目の前に広がるのです
いつか見た夢の尻尾を
今こそ手を伸ばして
もしくは
しっかりと目で捉えて
be my own /
be our own dream.
22NOV2020
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?