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畳縁の辰年ペンケース

 あけましておめでとうございます!
 2024年は全くの新作の製作報告からお送りします。

 材料は去年の文具女子博で購入した辰年柄の畳縁です。

 相変わらず巻から切り離さずに作業。

 畳縁のハンドメイドを調べると折り目はコロコロでつけるべし、と出てきますがマジであると無いとじゃ作業効率が雲泥の差です。

 巻の端はほつれてるのでほつれ止め筆ペンで固めてから折り、本返し縫いで留めます。

 ペンが2本余裕で入りそう。

 今回はパーツの切り分けもせず本当に単純な二つ折り(当然マチ無し)という構造なので普通に脇を縫うと表裏で縫い目が違ってしまいます。なので革の手縫いの技法を参照して針二本で縫う案を採用しました。

 最初は手で持って普通に縫っていたのですが、表裏がごっちゃになるのと糸に針を貫き通してしまい効率が悪かったので、革の手縫いに使われるレーシングポニーに畳縁を挟み、糸を通すところは都度目打ちで穴を広げるようにしました。

 レーシングポニーと目打ちの採用後は作業スピードがかなり上がり、思ったより早く両脇を縫い上げることができました。

 畳縁の柄合わせをしてから巻から切り離し、切り口にほつれ止めを塗ってから折って本返し縫いをします。

 中央に目打ちで穴をあけてプラスナップをつけます。

 完成したペンケースにはDRAGON WOODさん制作のボールペンとシャーペンを入れています。ドラゴンつながり。

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