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全日本プロレス記事まとめ

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全日本プロレス記事のまとめです #プロレス #全日本プロレス #ajpw
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#スポーツ観戦記

5.29全日本プロレス三冠戦安齊勇馬vs宮原健斗〜約束を守る者達〜

5.29全日本プロレス三冠戦安齊勇馬vs宮原健斗〜約束を守る者達〜

「勝ったけどこれで(宮原健斗を)超えられたとは思えない」。この日の三冠戦で初防衛を果たした王者安齊勇馬が最初にリング上で発した言葉。堂々とした試合で成長を見せつけた上での勝利であり、喜びを爆発させて。更には「俺がイチバンだ!」と言っても許される状況でした。しかし彼はそれをせず。ある意味で本心に近い言葉を発しました。尊大な態度は取らない。足りないことを認めた上で等身大の言葉を発する。そんな彼だからこ

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12.31三冠戦 中嶋勝彦VS宮原健斗〜闘魂?王道?その先にあるのモノは?

12.31三冠戦 中嶋勝彦VS宮原健斗〜闘魂?王道?その先にあるのモノは?

いやーめっちゃ悔しいですねー。まさか宮原健斗が中嶋勝彦に敗戦とは…。この日の中嶋勝彦はたしかに強かったです。これまでの打撃メインのスタイルを微妙にマイナーチェンジしての宮原の右腕を徹底して攻める。腕攻め自体が最初から意図されたモノかはわかりませんが、試合中盤に宮原の腕をハイキックで狙撃した以降は徹底しての腕攻め。最終的にノーザンライトボムからのアームロックで宮原からギブアップを奪いますが、それ以外

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12.6全日本プロレス世界最強タッグ〜田村男児の覚悟と大森北斗の絶叫

12.6全日本プロレス世界最強タッグ〜田村男児の覚悟と大森北斗の絶叫

行ってきましたよー。12.6全日本プロレスの世界最強タッグ決定リーグ戦(以下最強タッグ)。この日は最終戦のため2023年の最強タッグ優勝が決まる大会でした。それと同時に今年も同時に開催していたJr. BATTLE OF GLORYの優勝決定戦もとり行われました。この日の会場は「超満員」には至らずも、「満員御礼」。前回同様平日開催でしたが連続満員。個人的には近年で最も全日本プロレスに勢いがあった20

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5.29三冠戦〜デカイは正義されど複雑な感情〜

5.29三冠戦〜デカイは正義されど複雑な感情〜

さて。5.29全日本プロレス後楽園ホール大会で行われた三冠戦。当初はCCの覇者である芦野祥太郎が王者永田裕志に挑むはずでした。しかし芦野の負傷欠場により挑戦者が白紙に戻るという非常事態。そこに名乗りを上げたのがCC準優勝のT-Hawkと芦野のタッグパートナーである本田竜輝。5月の新木場大会で次期挑戦者決定戦を行った両者。これに勝利したT-Hawkが正式に三冠の挑戦者として永田と対戦する形となりまし

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ローペースであるという武器〜全日本プロレスの魅力〜変わること変わらないこと

ローペースであるという武器〜全日本プロレスの魅力〜変わること変わらないこと

あなたは全日本プロレスという言葉からどんなイメージを持ちますか?「王道」「老舗」「保守的」。おそらくそうしたイメージを持つ人が多いでしょう。そしてネガティブに捉えれば「変化が遅い」といった意見もあるかもしれません。

エンタメの選択肢が無数に増えた現代社会において、それらの中から選ばれる存在になるには?常に話題を提供する必要があります。話題を作る→多くの人に伝える→消費させる→新たな話題を作る。サ

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