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フライブルク留学記、その19

こんにちは!もくひとです。すっかり夏になって暑い日がつづいていますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
僕はといえば有り難いことに忙しい毎日で、口をひらけば「温泉行きたい……」と呟きながら毎日過ごしております。温泉行きたい!

さてフライブルク留学記もだいぶ後半に差し掛かって参りました。なんとかドイツへ戻ったところまで到達しましたが、2020年5月当時の生活はどんな感じだったでしょうか。少しずつ思い出しながらご紹介できればと思います。

自宅待機……か?

ドイツ入国の際にもらった書面によると、帰宅する際に使用した電車や滞在場所など細かいルートを保健所に報告し、指示があるまで自宅待機する必要があるとのことでした。

待機には1~2週間はかかるだろうと予想していましたので、これを有効利用しない手はありません!せっかく時間があるのだからとあらかじめ楽譜を用意して、レパートリー拡大を目指すべく譜読みを開始することにしました。

そしたら次の日保健所からメールで返事が帰ってきて、「隔離は無しでオッケーよ〜」とのこと……。譜読みは終了、レパートリーは増えませんでした。

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健気にもクッションで練習をする(1日だけ)

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練習室に戻ってこれてご満悦


すぐにレッスンはじまる!

練習室は使用できる部屋が厳密に管理されていたものの、学生が少なかったので実質ティンパニ練習し放題。学校の授業はというと、対面を避けるためオンラインレッスンからのスタートでした。

まずはじめは、練習パッドを用いての小太鼓レッスン。スマートフォンを使ったオンラインレッスンは意外なほど有意義なもので、新たな気づきもたくさんあり新鮮な驚きがありました。

その後広いホールであれば授業で使っても良いということになり、飛沫防止のアクリル板を設置したうえでマスタークラス形式のグループレッスンへグレードアップ。

打楽器クラスの部屋で通常通りの対面レッスンが可能になったのは、2週間ほど経った頃です。まだドイツに入国できない学生がいたこともあり、皆のレッスン枠をもらって非常に内容の濃いレッスンをしていただくことができました。長時間にわたるレッスンをしてくださった先生には心から感謝しています。毎週交響曲を2~3曲ずつ仕上げていく生活は大変でしたが……、レパートリーとして、僕の血となり肉となったと感じています。

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アクリル板越しのレッスン。広いホールで、気持ちよく響きます。


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毎週みんなで集まって、David主催のマラカストレーニング。

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ドイツに戻ってきたらまずビール飲まなきゃね。美味しそうだこと……

今日はここまで!
Auf Widersehen!!

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