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【超基礎】WEB広告はデータとターゲティングが命

マス広告からWEB広告へ

2019年。広告業界に下克上が起こりました。
インターネット広告の広告費が、
がテレビ広告費をついに抜いたのです。

テレビCMと言えば、広告の王様といったイメージがありますが、
ついに、その王様を上回ったというわけです。
デジタル庁まで生まれる中、インターネット広告の
勢いは止まらず、テレビCMとの差は広がっていくでしょう。

テレビCMをWEB広告が抜いた理由。
いろいろ考えられると思います。
メディアの主流が、スマホに移行したこと。
明らかにテレビよりスマホ見ている人が増えました。

そしてもう一つは、
データーが蓄積され、かつターゲットを絞れる
という点が大きいと考えています。

しかも、1万円以下という低額でも、
すぐに広告が始められる気軽さも
手伝っていると
考えられます。TVCMは予算的に実施出来ない企業でも、
WEB広告なら実施出来るということが現実でしょう。

データーを活用できるWEB広告

テレビCMの影響力はまだまだ最強と
言ってもいいかもしれません。
何より見ている人の数が違います。

しかし、、、

細かいデーターが蓄積されません。
基本的に一定の世帯に計測器を設置して、
その視聴数から、日本全国の視聴率を想定している
ことになるため、細かい視聴者の動きまでは読みとれません。

細かいデーターがわからないということは、
それに対してその後ターゲティングすることは
難しいのが現状です。

一方、WEB広告は、
まず、GoogleやFacebookなどのプラットフォームそのものに
匿名のユーザーデーターが日々蓄積されています。

その蓄積データーを利用して、
ターゲティングをすることが出来ます。

また、実際にWEB広告の配信を始めると、
その配信結果のデーターが蓄積していきます。
商品やサービスが、どんなユーザーと相性が良いのか?
ということが可視化出来るため、次のアクションが
打ちやすくなります。


沢山に当てるか、ピンポイントに当てるか


先ほども少しふれたとおり、
マス広告であるテレビCMのリーチ力は圧倒的です。
ゴールデン番組で放送されれば、1000万人以上の
視聴者たちに一気にCMを放送することが出来ます。

方法論としては、
とにかく多くに当てれば、誰かは買ってくれるだろう的な
ことをしているわけです。老若男女が見る番組で、
特定のユーザーが好む商品も放送する必要があります。

そのため、無駄も覚悟の上です。
化粧品のCMをじいさんが見ることも十分にあるからです。
出来れば、ターゲット層に効率的に広告を表示させたいものです。

WEB広告は、データーを活用できるので、
ピンポイントのターゲティングが出来ます。
つまり、
必要な人に必要な広告が表示される
可能性が非常に高くなったということです。

じいさんに化粧品の広告が表示されるのは、
じいさんも迷惑だったりします。
じいさんが、化粧品のCMに出ている女優さんが好きだった
場合は話は少し変わってくるかとも思いますが。。

ピンポイントで広告が配信を出来るので、
より効率的に予算を使えるということになります。
無駄うちしているかどうかは、その配信結果のデーターを
見れば、わかるので、対策を変えることもできます。

実は財産になるWEB広告アカウント

再三、データーが蓄積されると説明してきましたが、
そのデーターはその会社や事業主の方の財産になっていきます。

一つは、広告配信のデーターは、
そのままマーケティングデーターとなるから。

広告の戦略に利用できるだけではなく、
その後の商品開発にも生かすことが出来ます。

広告配信の対象が、
20代の男性向けだと思い、
以上の人たちにターゲティングをして、
広告を配信してみたら、結果が出ない。

試しに30代以上に広告を配信したら、
バンバン獲得につながる。
みたいなことが大いにあるわけです。

そうすると、その後の広告配信だけではなく、
商品開発をするうえで、どこの層に向けて、
商品を作っていくかも明確になります。

広告は、掛け捨てのイメージが強いですが、
実は、Googleや、Facebookなどで運用をした
アカウントデーターは、財産となっていくのです。
しかもAIの精度は年々上がっているため、
機械学習もどんどん進んでいきます。

そのため、代理店に依頼する上でも、
運用するアカウントは、自社に残してもらえるかどうかを
確認した方が良いです。

代理店によっては、契約解除とともに、
アカウントは削除するという場合もあるため注意をしましょう。
なぜなら、そのアカウントはその代理店の運用ノウハウが、
詰め込まれているからです。

WEB広告は、実は財産となるため、
シンプルに掛け捨てになる時代は終わっていっていると言えます。


そういった意味でも、
今後は自社で運用出来る様になることが、
大切になると考えています。

早めに始めた方が良いWEB広告

WEB広告の運用データーは財産になる。
それはつまり、長期間実施していった方が、
より精度が高いものになっていきます。

またプラットフォーム自体のターゲティングの
精度も日々上がってきています。

テレビCMの様に莫大な人にリーチできなくても、
大切なのは、質の高いユーザーにリーチすることです。
WEB広告はそれが可能になるだけではなく、
そのデーターが財産になり、会社の方針を決める
マーケティングデーターとしての活用にもつながります。

これ、早めに始めるに越したことはないと思いませんか。

まだ実施したことがない方は、
まずは低額から実施していくことをおすすめします。



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