元知人が詐欺師になった❷〜彼女の生い立ちと出会いと事件〜
どうも、もこです。
本日は詐欺師になってしまった元知人(以下、Aとします)の生い立ちを書いていきます。
個人の特定を避けるため、ちょっとしたフェイクは入れますが、大きくずれることはありませんことご理解くださいm(_ _)m
Aの家は金持ちでも貧乏でもない平凡な家庭でした。しかし彼女が小学校にあがるころ両親は離婚。
母親に引き取られるも仕事があるため、祖母の家に預けられていたことが多かったようです。
中学卒業後、夜間部の高校に通い、演劇の道へと進みます。
演劇の稽古とアルバイトの日々。
もちろん生活は厳しく、不安定な生活を送っていました。
当然ながら、演劇でも目が出ず、悶々としていたことだと察します。
Aが付き合う相手も不安定な生活を送る人間が多く「今、生活保護をもらっている」と言っていた時期もありました。
そんな中でAはよく「○○占いがすごく当たる!」と口にしていたと記憶しています。
私は占いなんて全く信じておらず、興味がなかったため話を流していました。
「ラッキーアイテムが○○だから、今日は○○を身につけている」
「明日の夕方からは鬼門なんちゃらだから、気をつけたほうがいい」
こんなことをよく言ってました。
占いを信じ、時にその占いの内容を強要してきたため、めちゃくちゃウザかった記憶があります。
演劇で注目を浴びることもなく、
金銭面でも不安定。
Aは占いにすがるしかなかったのかもしれません。
そんなAと私は演劇と服飾製作者のコラボで、
アートフェスティバルに参加する機会があり、
知り合いました。
当時、SNSもなかったため、メールアドレスを交換し、週1で集まっていたと記憶しています。
アートフェスティバル本番2日前、
ある事件が起こります。
Aがアートフェスティバルの参加費を使い込んでいたことが発覚したのです。
参加費の中には服を作るための、材料費も含まれていました。
数十万円はあったのですが、すでに数万円しかない状態になり、メンバー全員大激怒。
グループで使い込んだ全ての額支払うようAに言うが、手元にないと。
何に使ったのか?と聞くと、
「有名な先生のセミナーに出るために使った」
と悪びれる素振りもなく、言い放ったのです。
メンバー全員が呆気にとられていると、
「セミナーに出たから、アートフェスティバルに出て有名になれるチャンスが舞い込んできた」
「私が行動して(セミナーに参加をして)全てうまくいくように、チャンスを引き寄せている。あなたたちは何もしないで、私の努力の恩恵に甘えているだけだ!」
とAは逆ギレしてきました。
もちろん、このアートフェスティバルの参加応募をして参加するタイプのものですし、有名な先生という方は何も関係がありません。
もっと言うなら、アートフェスティバルに参加しようと提案してきたのは、私の別の友人であり、Aはその話にただ乗っかっただけでした。
Aの逆ギレを受けて、怒りに震えが止まらないメンバーもいましたが、「大切なのは本番だ」とグループ内で落とし所をつけてフェスティバルに臨み、本番は無事終了。
その後、Aの親からフェスティバル参加費を払ってもらい、その後、私(このフェスティバルに参加した他のメンバーも)はAと疎遠になりました。
それから10年ほど経ち、
フェスティバルに参加した仲の良いメンバーからとんでもない連絡が入ります。
「ねぇねぇ、Aって覚えてる?フェスティバルの時にお金盗んでた子!
そのAから連絡が来たんだけど...
権利収入に興味ないか?ってw」
大変申し訳ないのですが、
爆笑しました🤣
これは今から2〜3年前の出来事です。
この話の続きは、また後日投稿します😂
駄文ですが、最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございます!
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