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シューテム・アップ(リトライ映画紹介)【やってやる、やってやるぜ「何を?」もういちど、映画紹介をだ!】

600記事を超えると、過去記事が消えていく。
マガジンに入れてあるから文章は残るけど、
サムネイルが消えて色が消えていく。
悲しい。せっかく作ったのに。

昔の、しかもただの感想文とはいえ悲しい。

さて、もうそろそろ消える頃合いなので、

今回は過去一、失敗記事である今作を、
リトライしてみようと思う。
なんと「いいね」が3しかついてない。

分析してみよう。
前回の失敗はネタバレを回避しようとしたからだ。
やはり、ネタバレを恐れずに突き進んだほうが、
味のある文章を書けるのが否めない。

さして有名な作品でもないし、
紹介しても、どうせ誰も観ないだろうし、
だったら盛大にネタバレしてやろうと思った。

***

さて、本作はガンアクション映画である。
銃社会アメリカを描いた作品は、
もうそれだけで日本では、あまり注目されない。

しかし本作は、数あるガンアクション映画でも、
相当な隠れた名作である。

どちらかというと、非現実的なシューティングに突き進んでいるが、
そこは映画。それでいいのだ。
フィクションなんだから。
むしろリアルな戦闘を描写されても困る。
メッセージ性のある戦争映画とかじゃないんだから。

まず死んだ女性が産み落とした赤ちゃんを守るために、
いかにも不良である主人公がなぜか戦う。

導入である。

不良の彼女である女性が、途中から参戦する。

死んだ女性は重要人物の愛人だったとかで、
遺産相続の問題で赤ちゃんはギャングに狙われている。

別に守る義理とてないが、そこは男。
誰に頼まれることもなく、名も知らぬ赤ちゃんを守るための戦いが始まる。

まあ鉄板だ。

そして、
何よりもテンポがいい。メタルビートだ。

快感である。

悪党が理不尽に振るう暴力を、
それ以上の暴力でねじ伏せる。

いやもう、なろう系でお分かりの通り、
人類が興奮する話テンプレなのだ。

しかも、主人公は見た目が、本当に冴えないオッサンなのだ。
オッサンを舐めるなよ。
このオッサンは決断力が強い。さあ、ネタバレ行くぜ。






言うほどネタバレでもなかったか。

クライマックス、主人公は落ちる飛行機に取り残される。
最後のパラシュートを使って、敵ボスが「あばよ」と捨てゼリフを残して逃げていく。絶体絶命だ。

1、飛行機をなんとか着地させようとする。
2、そのまま飛び降りて追撃。

そうだ。当然、2なんだ。


敢然と空中に飛び出して、ラスト30秒の決戦を選択。
パラシュートなんざ脱出中の敵兵どもから奪えばいい。
ついでに武器も奪う。

空中戦、もとい墜落戦で敵をなぎ倒しつつ、
堕ちるまでの後、10秒、
敵ボスに追いついて最後の格闘戦に入る。
そして、

パラシュートを奪って生還。敵ボスは堕ちる。

快感である。

ヒーローはこうでないといけない。
でもたぶんここまで語っても、
この映画が世に知られることはないだろう。
だってガンアクション映画なんだもん。

つまり、隠れた名作なのである。



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タグは少なめの方がいいという情報があったので、
タグを少なめにしてみた。

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