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深海のYrr(著:フランク・シュッツィング)【しんかいのいーるをどくしょしょうかいすると、せかいはやみにつつまれた】

Huluでドラマ化されるらしいSF海洋アクション大作の原作。
元小説は、当時の筆頭首位だったダビンチコードを首位の座から撃墜した、売れっこ作品。こんなのがなぜ?とか思ってました。
面白いけどさ。大衆の気まぐれはふしぎ。

Yrrと書いてイールと読みます。
深海のイールです。

当時の小説は、上中下の構成でしたが、
現在の新装版は数字ナンバーが振ってあります。

大体のあらすじ。

パニックものです。(ひとこと)
海に異変が生じて、カニの大群がひたすら上陸して混乱を引き起こしたり、
船が沈没したり、漁業が不可能になったり、
とにかく、ある日を境に海は人類を敵視するようになったのです。

その異変を解くために科学者チームが乗り出します。












で。
ゲ法少女ネタバレル。
第10話「げひひひ、滅べ世界ヨ」
そんな魔法少女がいるか。いるかも。














知的単細胞生物Yrr。
しかもデボン紀の頃から海洋に文明を作り上げてきた勢力が、
人類をハザードと見なしての攻撃だったのです。

パニックものと見せかけて、ファーストコンタクトものだった。
まあ、これを説明しないと原作の魅力が説明できません。

さて。深海というのは宇宙よりも未知の世界らしく、
分かっているようでほとんどわかってない。
変ないきもの。とかで定番の深海生物たちも、
姿を写真に収めただけで、生態はようとしてしれない。

何を食ってるとか、どうやって生きているとか、得意技は何かとか、
わからんにもほどがある。

そんな未知の世界を、
2004年ころの最新知識で武装して説得力にします。
深海を舞台にした話って、意外とない気がする。
それにしても単細胞生物かよ。いいな。
そこんとこに踏み込まなかったので、続編が有りそうな気がする。

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