ザ・クラフト（１９９６年：青春魔女映画）【映画紹介みたいにならないでね「それってどういう意味？」】

９０年代ハリウッド産の青春魔女映画。
４人の女子高生が本格的な魔女を目指す、
青春ホラー（？）系作品。

まあ魔女といっても、本作においては、
勉強すれば誰にでも使える超能力みたいなノリです。

主人公たちは、日常のうっぷんや困難を、
軽いノリで解決しようとしますが、
そこは腐っても西洋文化圏。

魔法の力は強力すぎて、えげつない結果をもたらしたので、
やっぱやめよーよ、という話になりますけど、
まあ誰も止めません。

この辺りからホラー展開になります。

主人公が「やめよーよ」と言ったのを、
「お高くとまりやがって」と逆恨みする親友。
女同士の戦いです。親友枠がいちばんやばい。

魔法の力を使い続け、どんどん黒魔女に近くなっていく親友と、
白魔術師であった母の遺影の導きを受け、
白魔女として対抗する主人公との対決がはじまっちゃうのです。

・・・というポップでライトな魔女映画です。
ざっと解説すると上のような話なんですが。

↑　おっと、こいつはリメイクバージョンだ。
リメイクされてるんですね。

旧作はこちら。

・・・
・・・・・
ないっ！

リメイク版のサジェスト汚染で出てこない！

英語版でなんとか出た・・

＊＊＊

（気を取り直して）

タイトルの「クラフト」は、
ウィッチクラフト（魔術）の意味。

本作は魔法学校とかが出てくる異世界ファンタジー系ではないし、
悪魔とかが出てくる本格ホラー系でもありません。
セーラム事件のような陰惨な歴史を背景とした物語でもありません。
ポップでライトノベルな映画です。
アメリカの普通の高校生活が舞台。

普通のエンタメ。
もうちょっと評価されてもいい気がしますが、
これでも、その他大勢の中に含まれてしまうんですかね。
アメリカで魔女ものをやるなら、これくらいがいちばん無難ですかね。
こういうのもうちょっとあってもいいのに。

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