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変態青年

こんばんわにょー。海パンファイブのもっこつです。今日は超短編小説でも書こうかな、と思い立ち書くことにしました。では行きます。おっとっと。一人の男が家に向かって暗く細い道を歩いていた。手には海藻サラダとモンブランとペットボトルのコーヒーを持っていた。彼はレジ袋を嫌う。しかしエコバックを忘れる。だから意地でも持つ。前を歩く一人の男。ああ、あいつ同じマンションのやつだ、エレベーターでなく階段で行くかって、違うし!ラッキー。ラッキー池田。やまかつウインクだわー。あーあ。仕事休んじゃったなー。だって先輩には怒鳴られてばかりだし、休憩時間飯食って終わっちゃうし、残業2時間とかだし。マジブラック。ふざけんなよ。あー辞めたい。でもなあ、ここでやめたら次の就職先はほとんどないんだろうな・・・。まじ落ち込みんぐ。男はエレベーターに入る。エレベーターで一人の時彼は呪文をいつも唱える。らすとおーじーふぉーろむうんち。そしてその後何か独り言を言っても必ず最後にうんち、ということに決めている。彼は服が好きだ。金の使い道の8割は服。売っては買い売っては買い。病気だ。ということにしている。もちょーわさびわさび。独り言を言う。うんち。エレベーターを降り部屋に入る。彼には妻と息子がいる。自分で良く結婚できたな・・・と思う。彼は妻の前だとあまり話さない。しかしテンションが上がるとちょっと多めに話す。息子はかわいい。しかしイライラしているときはきつく当たってしまう。いけないね。ちょりそー。にょんにょん。月曜から仕事を休んでいるから明日で4日だ。金曜は出社すると上司に電話で言ってしまった。このまま辞めたい。しかし次はない。く、苦しい。頓服を飲む。エルメスでも行こうかな。一度も行ったことないや。でも今は一人に店員が一人つくみたいだ。うざい。どうせ何も買わないから余計うざい。エルメスが似合う男になりたいね。一生無理。あー自分のブランドをやりたい。名前は「存在」。決めている。まずはTシャツから。売れると思うんだけどなー。最近記憶が飛ぶ。昨日のことは覚えてないこともある。アルツハイマーだろうか。多分薬のせい?分からんが。夏は暑いね。あータバコ吸お。彼は玄関を出て階段に腰掛けタバコを吸う。一人になれる時間。ろくなことは考えない。愛してると言ってくれやだ。しかし妻もよく俺に愛想をつかさず一緒にいてくれるよな。自分で言うのも変だが俺が妻だったら家出てってるよ。ありがたい。フォーエバーラブ。浮気。妻と知り合ってからしたことはない。多分これからもしないだろう。もちろん生活していていい女だな、いい尻だな、おっぱい大きいなと思うことはある。しかしなんとなく見るだけでいい。女性を美しいままとどめる。美学だ。座学だ。座布団2万枚。あれ師匠!天井突き破ってスカイツリーと同じ高さですよ!続くね。

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