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【読書日記】るきさん

【6月20日(日)】
週末。英気を養うはずの週末は、一週間で一番疲れる時。子どもたちが小学生になったのだから、少しは手が離れてもいるけれど、そうはいってもまだ子どもであり、お世話は必要だからなのか。起きた瞬間に疲れている。これはアラフォーだからなのか。

そんな疲れの取れない週末は、難しいことを考えたくはないし、出来るだけ気持ちをフラットに保ちたい。
ということで手に取ったのは、高野文子さんの『るきさん』。

購入して20年ぐらいになるんだけど、未だに癒される。

るきさんのマイペースさが、羨ましくて心地よくってもう本当全部好き。るきさんに憧れて医療事務の仕事にもついたことがあったっけな~なんてことを思い出す。あれももう20年近く前の話になるんだな、月日の流れが怖い。

るきさんも素敵なんだけど、友達のえっちゃんも良い味を出していて。

そばにいるのが「当たり前」の存在で、でも一緒にいることが「当たり前」では決してない、友達ってそんなに簡単に続いていくものじゃないということを、アラフォーになって知って、改めて、るきさんとえっちゃんの関係を読むと、やっぱり凄いことだよな、という語彙力のない感想しか出てこない。

私はいつまでも、るきさんとえっちゃんに癒され続けていくのかな。そんなことを考えた日曜日。癒されて幸せをおすそ分けしてもらった気分。ありがとう、るきさん、えっちゃん。

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