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【読書日記】ゆるく考えよう

【7月3日(土)】
朝から、寝るまでずっとドタバタしていて、すっかり読書どころじゃないのだけれども、それでも何か読みたい!と思ってしまう私の悪い癖。疲れた時は早く休むほうがいいと分かっていても、本を手に取らずにおられようか!!という気持ちが勝る。

しかし体力はそんなに残っていないので、再読の本に手を付ける。ちきりんさんの『ゆるく考えよう』を読む。

先日、ちきりんさんのVoicyを聞いていたら、この本の話になっていて再読したくなっていたので、ちょうどよかった。

この本に限らず、ちきりんさんの本は、どれも何度も読み返したくなるのだけれど、するめのような効果があるのだろうか?噛めば噛むほど味が出るみたいな。

『ゆるく考えよう』は、タイトルの通り、「ゆるく考える」ことを良しとしていて、それがまた心地よい。

いつも自分にも世間にも、厳しい目を向けていれば、それだけで途方もなくしんどくて逃げ出したくもなるもの。厳しさは厳しさを生んで、そしてそこから逃げられなくなって、どんどん厳しい状況が過酷さを増していて・・・というエンドレスがもうしんどい。

そこから別の視点に立ちたくて。でも自分一人の考え方だと、すぐに厳しさを取り戻してしまう。染みついた厳しさは、自分から離れてはくれなくて。

だから、こうして読書を通じて、自分がまた厳しさを取り戻していないかを、確認していくという作業が自分には必要だと思う。それなのにいつも私は新しい本にばかり目が向いていて、再読を忘れてしまう。

忙しくて疲れ切った今だからこそ、こうして再読が出来て本当に良かったと思う。手に取る本のタイミングは、偶然のように見えても、やはり意味があるのだろうかなんてことを考えていた。

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