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かくれ繊細さん
『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』を読んだ。
大胆なのに繊細。活発なのに傷つきやすい。外向的なのにちょっとしたことでクヨクヨする。内向性を持ちながら外交的で疲れやすいという二面性を持ち合わせており、生きづらさを感じているのです。
この本にある「こんなことで悩んでいませんか?」や、「こんな特徴があったら「かくれ繊細さん」です」みたいなものが、すべて当てはまってしまった私。気になったのでネットでも診断テストをしてみた。満点を獲得した。満点が出るとは思ってなかったのでちょっと焦った。
内向的な自分と外向的な自分が、うまいこと混在しているなら良いのだけど、内向的になったらダメな時に内向的だったり、外向的にやりすぎてクタクタのヘトヘトになったり、自分でも気づいていたけれど、とにかくバランスが悪い。
このバランスの悪さも特性のひとつらしく、特性なので自分がコントロールできるものばかりじゃない。コントロールできないのだから、その特性を認めて、特性が活かせるように考えるのがミッションらしい。
自分の悪い思うところは直そうと思ってきた。けれど『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』を読んで、特性だから不具合を感じても一生付き合っていかなければいけないものが、自分の中にあるということに気がついた。
自分の力で変えられるものだってもちろんあるけれど、変えることが難しいものだってあるということ、そこを頭にしっかりと入れておかないと、がんばらなくても良いことをがんばってしまうだろうし、実際に私はそうやってムダながんばりを続けてきたような気がする。
短所を変えようとするよりも、短所を活かすにはどうしたらいいのか。まずはそういう見方を持つことも始めてみようっと。
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