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子はかすがいって本当なのかな??

前にこの話したような気がする・・と思うことが増えた。普段の会話ではもちろんのこと、こうしてnoteを書いているときも「この話って前にも書いたよね?」と思うことがけっこうある。

でもその同じ話をしているはずの記事を、自分の記事の中から探すのが難しいというのを言い訳に、何度も同じ話をするのだった。大事なことは何度も伝えないと伝わらないと、子育て本に書いてあってなるほどな~と思ったので、それを採用しようと思う。

同じ話は何度でもしよう。大事なことは何度も伝えないと伝わらないのだもの。しかし私は大事な話をnoteでしているわけではないので、これは当てはまらないのかもしれないと、ここで気づいた。気づかなければ幸せだったのに。


そんな最近の読書は『1122』

仲良し夫婦なのに、夫には妻公認の恋人がいるという話だった。30代のリアルな心境がそこかしこに描かれているようでもあり、個人的には妻公認の恋人というのが理解不能でファンタジーにも思えて複雑な心境にもなったけれど、内容は非常に興味深く面白く読んだ。

『1122』の夫婦は、相手との関係を諦めて見なかったことにしていくのではなく、自分はどうしたいのか、相手はどうしたいのか、という視点を絶えず持っているように見えた。それでもうまくいかないこともあって、すれ違ったりもするんだけど、自分勝手な思いだけで突っ走っておしまい!とはならなくてそこがすごく良かったと思う。


マンガの中で、子どもがいれば夫婦の関係が変わるだろうか?と悩むシーンがあって、結婚して6年間は子どもがいなかった私は、この主人公たちと同じではないにしても、結婚して子どもを持つことが、夫婦の関係を強化させるといった話を友人知人にされたことを思い出した。

子どもが居る居ないで人生は大きく変わったけど、夫婦関係も大きく変わったか?と問われたら「違う」とは思っている。

子どもが生まれたら、夫婦の会話も子供中心にはなってしまうんだけど、その子どもを主軸とした会話の中にも、夫婦がお互いに譲れないものがあって、その歩み寄らなければ喧嘩にしかならない問題を、相手が悪いとか自分が悪いとかではなく、どうしたら夫婦の歩みが同じになるのか、そこを日々考えて話し合って結論を出して、といったことを日々やっていくしかない。

子どもが居ても居なくても、夫婦の関係を悪いものにしていかないためには、やっぱりお互いの努力なしには難しいとは思っていて、だから「子どもを生めば夫婦関係がよくなるよ!!」と言っていた友人の言葉が、私には今もよく分からない。


それにしても渡辺ペコさんのマンガは、読めば読むほど考えさせられるし面白くてクセになる。また他の作品も読もうっと。

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