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プロダクトデザインからイベント運営サポートまで|RAKSULでの2023年を振り返る

さあ年末ですね!みなさん、いかがお過ごしですか?⛄️
この時期はアサヒ生ビールのCM「お疲れ生です。」がより一層、心に沁みます🍺

私は、RAKSULに入社して1年ちょっと経ちました。
デザイナーとして幅広い経験をさせていただいた年だったので、大きく2つのトピックで振り返ろうと思います✍️


1. プロダクトデザイン

RAKSULでのプロダクトデザイン

はじめにRAKSULのデザイン組織は横串組織です。そのため、様々なプロダクト開発に携わる事ができます。
ユーザーのペルソナも複数パターン存在するため、それぞれのプロダクトのニーズやユーザーストーリーを想定しながらプロダクト開発に携わることで、幅広いデザインワークをする事が可能です。

私もこれまで、下記のような複数のプロダクトに携わらせていただいています。

ラクスル アパレル・ユニフォームのUI改善

今回はその中でも、ラクスル アパレル・ユニフォームで行ったUI改善についてご紹介します。
ユニフォーム市場は、ユーザーの検索におけるSP比率がPC比率の倍以上と高い状態にあります。このような背景から、今後SPユーザーの比率が上がると想定し、SP版のUIを改善しました。
なおユニフォーム購入におけるユーザーの課題としては、2点挙げられました。

1. 他の業務もあるため、ユニフォーム商品を比較検討する時間が限られている
2. 種類が多いので、何を選んだら良いのかわからない

過去行ったインタビューから、ユニフォーム購入に関しては十分な時間が無い上に雑務の一部なので、時間をかけたくないというニーズが示唆として得られていました。そのため、すぐ欲しい商品が見つかるUIをテーマに改善を行いました。

トップ画面のBefore / After

具体的には、トップ画面で商品を探す軸を複数提示することで、業種、カテゴリ、ブランドなど希望する検索軸で探せるようなUIに変更しました。
上記の画像では、各業種ごとに代表的な商品カテゴリを表に出すことで、より多くのユーザーが、目当てのユニフォームを探しやすくなるようにしました。
なお限られた画面幅でも検索性を担保できるように、検索ボックスをタップすると、キーワード・カテゴリ・ブランドから商品を探すことができるUIUXを提供しています。

検索性を担保するためのUI

他にも、変更前のトップ画面は、閲覧履歴しか直接商品詳細に遷移できる導線がありませんでした。そのためトップ画面上で一度に沢山の商品が見れることで、ユーザーが探してる商品をより早く見つけられるようにレイアウトの調整なども行いました。

業種ごとに売れ筋商品をピックアップし、横スクロールで複数商品が見れる状態に変更

ちなみにこれらのデザインの実装は、ベトナムオフィスにいるエンジニアの方々と英語でコミュニケーションを取りながら進めていました。
海外と日本では時差があるため、テキストでのコミュニケーションが増えます。その際、絶妙なニュアンスや細かな挙動が分かりやすいよう、簡易的になプロトタイプを作って見てもらったり、参考となるサイトのURLを添付して、英語でも日本語と同じようにスムーズなコミュニケーションを取るような取り組みをしていました。

とてもsupportiveで、私の大好きなベトナムオフィスメンバーです🧚‍♀️

⛄️⛄️⛄️

UI改善の他にも、他チームと連携してオペレーション周りの改善機能のデザインや、メールのテンプレート改修、新商品追加に伴う商品詳細画面のUI改修など…沢山のデザインワークに携わらせていただきました。
時には、プロダクトデザインから派生してコミュニケーションデザイン領域まで担当することもありました。

バナーワークショップ

こちらは、月に1回配信しているメルマガやサイトのカルーセルに載せるバナーのクオリティ向上を目的とし、デザイナー主導でバナーワークショップを開催したときのfigmaです。
これまでの取り組みを振り返ると、1つのプロダクトに関して、デザイナーがやれることって沢山あるな、と感じます。❤️‍🔥

⛄️⛄️⛄️

2. デザイン組織

採用イベントブース出展・登壇準備

年末に向けての仕事は、イベント準備が大きな割合を占めていました。
採用イベントへの登壇やブース設計に伴い、分からないことが次々と出てくるわけです。その都度色んな方にご相談・ご協力いただきながら、準備を進めました。結果、登壇後のブースには沢山の参加者の方々にお越しいただく事ができました。
具体的にどんなアクションがあったかは、下記noteに詳しく書いています。
もしご興味のある方がいらっしゃれば、ぜひお読みください!

⛄️⛄️⛄️

デザイン寺小屋の運営サポート

RAKSULのデザインリテラシー向上を目指した取り組みの一環として、デザイナー自らテーマを決め、社内勉強会を実施しています。
今年は、新しく3名のデザイナーがRAKSULのデザイン組織にジョインしてくれました!🎉🎉🎉 組織が大きくなるにつれ、デザイン寺小屋を始め、デザイン組織として色々な活動ができるようになってきたと感じています。とても嬉しいことです。✨

デザイン寺小屋の様子

1つの講座をするにあたっては、担当デザイナーに相応の負荷がかかります。そのため今後より良い成果を出すために、毎回実施した勉強会で振り返りを行い、次回以降のテーマの選定や勉強会の内容などを設計していきたいと思います。

⛄️⛄️⛄️

1年を通して実感したこと

続いて、様々な経験をさせていただき、実感したことを振り返りたいと思います。

ベンチマークスキルの向上

様々なプロダクトに携わっていく中で、1つのジャンルで複数のサイトを見るとき、このサイトはどんな層を対象としていて、どんなニーズがありそうか等、少しずつ現実味を帯びて分かってくるようになりました。
これまでの経験や勉強したことから、プロダクトデザインをする上では欠かせないユーザーへの解像度が上がっていったことを体感できたことは、すごく嬉しかったです。

視座を高く持つことの大切さ

一見当たり前のことを書いてるようですが、自分自身の仕事を客観的に振り返ると、つい目の前の仕事ばかりに目が行きがちで、できてない時も多かったです。
仕事をしていて行き詰まったな…と感じた時は、自分は [誰のために・何のために] 仕事をしているのか、一度振り返った上で、仕事にまた向き合うことが大事だと思いました。
視座を高く持っている状態と視座が低い状態では、物事を捉える際の深さと広さが全然違います。常に自分達の目的と、それに伴ってどんな成果を求めるのかブラさないことが大事であると、自身の経験や今年読んだ書籍から学んだ1年でした。

📚ちなみに、下記の書籍を読んでいました。

様々な人の視点を補い、コミュニケーションを楽しむこと

今年はコロナの波が落ち着いてきたので、他部署の方々とも積極的にランチに行っていました。
RAKSULには本当に様々な専門スキルを持った人が多いため、普段一緒に仕事をする機会がない人ともランチに行くことで、自分の視点を多角的に補うことができたなと思っています。
また仕事をしていると、自分のアウトプットに対してご指摘をもらうこともあります。一瞬落ち込んでしまう時もありますが、なぜダメだったのか、理由を聞いたり自分で考えることを通して、アウトプットのクオリティは上がっていきます。
そのように「なぜ」のコミュニケーションを楽しむ気持ちを持っていると、思考力が高まり仕事の質が上がっていき、結果楽しく仕事ができるサイクルが回っていくことを学びました。

⛄️⛄️⛄️

今年はデザイナーのキャリアを形成する中で、楽しかったことや大変なこと色々な事がありました。1年の学びを大きな収穫として活かしながら、来年も様々なデザインワークに楽しく取り組んでいきたいと思います!

一方、プライベートでも新しい家族(チワポメのBoo)を迎えたりと、色々な変化がありました🐾そのため最後は、我が家の可愛い犬で締めさせてください。

カーテン越しにじっと見つめるポメチワのBoo

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