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RAKSUL DESIGN MAGAZINE

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RAKSULに所属するデザイナー、メンバーが書いたデザイン記事を、まとめたマガジンです。
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記事一覧

デザインチームの生産性を向上させるクリエイティブ量産体制の構築 【金沢出張】

こんにちは、RAKSULのデザイナー佐竹です。 早速ですが今回は、現在私が担当しているダンボールワン事業のプロジェクト内で実施した、クリエイティブ量産体制の構築についてお話ししたいと思います。 クリエイティブ量産体制構築の背景 そもそも量産体制の構築が必要になった背景はというと、ダンボールワンのプロジェクト内で、顧客セグメントごとに最適化した訴求を行う施策を実施するにあたり、短期間でのバナー量産が必要になったためです。 具体的には、顧客情報から取扱商品を割り出し「〇〇向

業界を変えても、子育て中でも。デザインスキルを応用して成果を出せる環境に|デザイナー 松倉 聖美

こんにちは、「RAKSUL DESIGN MAGAZINE」です。 RAKSULには、バックグラウンドが異なるさまざまなデザイナーが所属しています。その中のひとり、松倉さんは新卒からゲーム業界で活躍してきたデザイナーですが、子どもが保育園に行き始めたフェーズでRAKSULに転職しました。ソーシャルゲームとRAKSULが取り組む産業DXはかけ離れた印象があります。そんなまったく違う業界から来た松倉さんは、どうやって転職を決めて、いまの職場で活躍されているのでしょうか。話を聞い

デザインってなんだ?状態からRAKSULの24新卒デザイナーになるまでとこれから

こんにちは。RAKSULで24卒デザイナーとしてインターンをしている森本です。 このnoteでは、自分がなぜ総合大学からデザイン系専門学校に入り直し、RAKSULに入社するに至ったのかを書いていきたいと思います。 同じく専門学校からの就職活動を始める方々の足がかりになれたら幸いです。 きっかけは大学でのビジネスアイデアコンテスト私はデザインを学ぶ前に新潟大学経済学科を卒業しています。2021年に新潟大学を卒業し、その後桑沢デザイン研究所という3年制の専門学校に入り直しまし

美大からデザイナー就職 入社エントリ編

はじめまして。RAKSULで2月からデザイナーインターンとして入社しました、武田萌花(タケダ モカ)です。4月に迫る新卒入社前に、少しでもRAKSULでの働き方やデザインについて勉強しておきたいと思い、週1-2フルリモートでフレキシブルに勤務させていただいています。 今回はRAKSULへ入社した背景や、大学での研究領域とデザインのギャップ、現在インターンでどういう業務をしているのか、紹介していきます✌️ 自己紹介〜入社までの背景については少し長くなりそうなので、RAKSUL

RAKSULの24新卒デザイナー、総合大学からデザイナーになるまでの道のり。

こんにちは、RAKSULでデザインインターンをしている川村です。 この時期になると、そろそろ本格的に就活が始まる頃ですね 😟。 このnoteでは、一度就活につまずいてからデザイナーになろうと決め、RAKSULにデザインインターンとして入社するに至った自分のこれまでを振り返っていきます。 一度目の就活、メンブレ。私は2022年3月に立命館大学 国際関係学部を卒業しました。周りが22卒で入社する中、自分は就活をやり直した分、就職時期が延びています。 3回生の9月頃から就活を

【海外記事】UXデザイン心理学の9原則とその活用法

こんにちは、RAKSULでデザインインターンをしている川村です。 今回も、デザイン心理学に関する海外記事についてまとめました。画像も以下で紹介する記事から引用しています。 The Nine Principles of UX Design Psychology: Can You Predict the Behavior of Your Users?1. The Principle of Least Effort 活用方法 ①:オンボーディングなどでユーザーに何かを説明しない

【海外記事】デザインをする上で知っておきたい、5つの心理法則とその活用法

こんにちは、RAKSULでデザインインターンをしている川村です。 いきなりですが、デザイン心理学という言葉を聞いたことがありますか? デザインは美的な要素だけではなく、ユーザーの心理的なニーズや行動を理解し、魅力的なユーザー体験を創出する点においてとても重要な役割を担っており、デザインと心理学は深くリンクしています … 人がどのようにプロダクトとインタラクトし、彼らの意思決定がどのように影響され、あるいはコントロールされうるかを理解することは、UXデザイナーが取り上げるべき

ラクスルのユーザビリティを評価する 【準備編 #2】

前回の記事【準備編 #1】の続き。 こんにちは、RAKSULでデザインインターンをしている川村です。 前回、ユーザビリティ評価シートを作成する上で必要な知識についてまとめました。今回は【準備編 #2】… ラクスルのユーザビリティ評価基準をどのように決め、リストアップしたか、その流れをメインに書いていきます。 Step2. 評価項目をとりあえず洗い出してみるラクスルのユーザビリティ評価シートを作成する際、まず前回の記事でも紹介したニールセンの10ヒューリスティックスや、他の

ラクスルのユーザビリティを評価する 【準備編 #1】

こんにちは、RAKSULでデザインインターンをしている川村です。 現在ラクスルでは、プロダクトの使いやすさを計るため、ユーザビリティ評価を行っています。今回、自分は評価で使用するラクスル独自のユーザビリティ評価シートを作成させていただきました。 このnoteでは、ラクスルのユーザビリティ評価シート作成のプロセスについて、2つの記事に分けて書いていきたいと思います。今回は【準備編 #1】 … 評価をする上で必要な知識を身につけるぞ!です。 Step1. 評価に関する知識を身

Designing for Web Accessibility: Tips for Getting Started

こんにちは、RAKSULでデザインインターンをしている川村です。 今回はウェブアクセシビリティに対応したプロダクトをつくるために、デザインする上で達成すべきことについてまとめてみました。 また、自分がウェブアクセシビリティを勉強する上で参考にしているサイトもご紹介します。 ウェブアクセシビリティについて知りたいけど、何から手をつけたらいいかわからない方へ、ぜひ参考になれば幸いです。 ウェブアクセシビリティって何?ウェブアクセシビリティとは何か。デジタル庁が提供している「ウ

RAKSULのデザインインターンって何してるん?

はじめまして、RAKSULでデザインインターンをしている川村です。 インターンを始めてから3ヶ月が経ちました(はやっ)。 24新卒として入社するまであと少し … 今回は、内定者インターンとしてどんな業務に取り組んでいるのかについて書きました。 自己紹介川村暖佳と申します。はるかと読みます。 生まれは東京都で、オーストラリアと兵庫県西宮市で育ちました。 大学卒業後、WebデザインとUI/UXデザインを学びに専門のスクールに通いながら、デザインコンサルティング会社でWebサイト

2023年のRAKSULにおけるデザイン経営への取り組みについて振り返り

2023年最後の日に、個人的な振り返りとしてこの記事を書いています。 今年1年、自分がやってきたことを振り返り考えてみると、RAKSULにおけるデザイン経営をテーマに、全社横断プロジェクト、ブランディング、プロダクトデザイン、デザイナー育成とマネジメント、中途デザイナー採用とオンボーディング、RAKSUL初の新卒デザイナー採用と、幅広い領域で大きな裁量を持ってお仕事(デザイン)してきました。 期初に掲げた上記の項目、すべてにおいてチャレンジは出来たかなと。 経営にデザイ

LQQK BACK 2023

年の瀬、2023年ももう終わり。 歳を重ねるにつれて1年が過ぎ去る早さが加速している、気がする。年々やる事・考える事が増えてきて脳の容量が奪われ続けているからなのだろう。時間の速さは全員に等しく同じ。 2023年を終えるこの瞬間、簡単に振り返る。 生業今年を振り返るとプロダクト単位で分類すると7つのプロダクトに携わった。それぞれ内容は立ち上げ・新機能の開発・機能改善・ディレクション、はたまたブランディングなどバラバラだが、改めて振り返ると色々やってる。加えて採用面接や登壇・

ゲームクリエイター、事業会社のデザイナーになる

こんにちは、ラクスル株式会社のデザイナー、松倉です。 この記事を書いている年の瀬の今、保育園が冬期休業に入り、2歳の双子を自宅保育しながら必死にカタカタ作業しています。 思えばこの1年間はキャリアの重要な転換点だったので、新年を迎えて新しいことに挑戦したい方の背中を押すために、ここ数年の振り返りをいたします。 元々何をやっていたかアートディレクター、キャラクターデザイナーとして出発したキャリア 新卒で入社した会社で最初にやり遂げたのは、新入社員研修期間中にデザイナー主導で