教育実習について

こんばんは!ぶどうです🍇

今回は私学就活の事ではなく、大学生の時の教育実習について書こうと思います😌

なぜこれを書こうと思ったかと言うと、私の今までの人生の中でNo.1.2を争うぐらい、色んな意味で心に深く刻まれる出来事だったからです。

特にこれから教育実習を控えてる方、教育実習中の方、教育実習に不安を感じてる方などにお話ししたい事です。

長い上に読みづらいかもしれませんが、興味のある方は読んでみてください🤲

1.教育実習先、教育実習前の出来事

私は、私立の中高一貫校の女子校出身で、教育実習は母校に3週間行きました。

実習の少し前には、実習校で指導教諭や学年をお知らせされるオリエンテーションがあり、そこで指導教諭と学年、教える範囲を知りました。

わたしは国語科の教員を目指していたので、そうなると教えるのは現代文か古文•漢文になります。

オリエンテーションで知らされたのは、以上の3点でした。

•高校2年生を担当すること(全部で4クラス)

•その担当することになる学年の中に少人数クラス(6人)、アドクラス(普通のクラスより頭がいい)があること

•古文、漢文を指導すること(全部で40コマぐらい)

これを聞いた時、私は絶望しました。

なぜなら私は古文、漢文が正直苦手だったからです。苦手な上に、40コマも頭の良いクラスや質問がバンバン飛んでくる様な少人数クラスに対して教えなければならないと言うのは私にとっては絶望的でした。

しかし、教員免許を取るための教育実習なので苦手だからでは当然済まされません。

私は担当学年と教える範囲を聞いた日から先生用の教科書、文法書などを見て、自分なりに必死に勉強しました。

2.いよいよ始まった教育実習

実習は先程述べた通り、全部で3週間ありました。

【実習1週間目】

その中で1週間は、現場の先生方の授業を見学したり、自分の授業の教材研究を行う時間とされていました。

その1週間は特に問題なく過ごしました。

【実習2.3週間目】

そして自分が初めて授業を行う、運命の2週間目になりました。2週間目は地獄でした。

2週間目から自分で授業をすることが始まり、実際にやってみると生徒の質問に答えられなかったり、授業が上手く進まないことが多かったりしました。

まあでもこれは自分の準備不足なので仕方ないと思います。しかし、40コマという数の多さが私の中ではとてもしんどいものでした。

周りの実習生は、8コマだったり、元々少し多くても準備などが難しかったり、負担が大き過ぎたりしたら指導教諭にコマを減らしてもらったりしていました。

なのでわたしも少しだけでもコマを減らしてもらえないかと思い、指導教諭に相談したらこんなことを言われました。

「こちらの指示に従えないのなら実習の単位は出さないよ」

「君が言ってることは僕の指示に従えないってことだからね」

と言われました。

私はあくまで相談をしただけです。

それなのにこんな言葉をかけてくるのだから「あ、この人はダメだ」と思いました。

では他の学生を担当している指導教諭から言ってみてもらえないだろうか?と思い、他の先生から私の指導教諭に言ってもらいましたが、それも全くダメでした。むしろ怒られました。

それ以外にも、「私だけ特に何もやることないのに、20時半ごろまで帰らせてもらえない」という日々が毎日続きました。

ふと「あ、もう無理だ」と思ったので、大学の実習係に電話して「私もうこの学校で実習するの、無理です」と事情を話しました。

実習係からは「お世話になってる立場なので難しいですが、確認して折り返します」と言われ、次は大学のゼミの教授から連絡が来ました。

大学のゼミの教授は、「実習の話聞きました、詳しく聞くので話せますか?」ということでした。

私はすぐその教授に電話し、泣きながら事情を話しました。

しかし言われた言葉は大学の実習係と同じでした。

「結局は頑張るしかないよ」

その時、本当に何かがプツンと切れた音がしました。

「あ、周りの大人も助けてくれないし、大学も助けてくれないんだ」と思いました。

その出来事があって逃げる場所もなく、助けてくれる人もいないことを知り、さらに精神的に追い詰められ、ついにはご飯が喉を通らなくなり、5キロ痩せました。

そしてつらいとか苦しいとか悲しいとかいう感情がなくなり、ロボット化する事で自分の心を守るようになりました。

そんな日々が続いて今度は別のことで怒られました。その時に私の指導教諭は、

「君は教員に向いていない」と職員室のど真ん中で怒鳴りました。

既に感情の糸が切れている私は、その言葉を聞いて落ち込んだり傷つくというよりは、

「そんな言葉を公的な場で言うあなたは教員以前に人としてどうなのか」と思っていました。

そしてそんな日々を過ごしながらやっと3週間目に入り、実習が終わりました。

3.実習後について

怒涛の3週間の実習が終わりしばらくの間ホッとしていると、実習の評価が届きました。そして教授から呼び出されました。

原因は、

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