先日の日経新聞の連載で、この物語のタイトルを思い出した。
読んでいるはずだが、内容を思い出せない。
Amazonで確認してみると、Kindle Unlimited。
早速読んでみた。
感想
あまりにも短い物語なので感想も何もないのだが、一言で言えば「プログラムの世界でリスが動く」話。
短くて抽象的な表現に留めたSF小説なので、深読みすればいろいろな解釈が成り立つ。読後に思いを巡らせたあと、ネットを見てみると同じ事を考えている方々がおられた。
この短い短編の発刊は2015年の春、今から10年前。
その頃は、今ほどAIが身近ではないが、今(そしてその先)の世の中のことを,短い文章で書き表していると思う。
やはり未来を読むために、SF小説は欠かせない。
円城 塔氏のプロフィールが豊富なのはこちら。
インタビューから引用するが、小説家だけで生活設計するのは今も昔も大変そう。
一年に40万字、一月に4万字の分量は見当がつき、2時間で4千字も分かる。
でも、一生の間に800万字の小説を書く自信はない😅
MOH