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不機嫌、NOカウント

フォロワーであり、メンバーさんでもある祐希さんの記事を読んで共感の嵐が吹き荒れた。

パートナーの不機嫌な態度って、不安になるし、心がずっしり重くなる。
なぜ、無視されるのか。大きな物音をたてながら動く姿や、話しかけても返事なしの様子に不安は募るばかり。

夫のベジータさんもそうゆう人。
自称・家庭内接客の猛者な私だけど、こうゆうのは苦手。
不機嫌なパートナーを見て楽しくなるって人、どんな癖をお持ちだろう。

以前の私は全神経を研ぎ澄ませて、ベジータさんの不機嫌をどうにか打破しようとしていた。

そうなると、相手はどんどん図に乗るわけで
ちょっとでも気に入らないことやストレスがあれば、不機嫌に。
神経を擦り減らし過ぎて、最後は蕁麻疹やうまく眠れなくなったり。

そんな時『夢組と叶え組』でお馴染みの桜林直子さんの言葉を思い出した。

『不機嫌、NOカウント』

相手がどんなに不機嫌でも、絶対に汲んでやらない。
そうゆう時こそ必要以上にニコニコする。

なるほど!と膝をポンと鳴らしたとか鳴らさないとか。
相手の不機嫌を無駄に受け取らないやり方にとても納得した。

それから、ベジータさんの不機嫌に遭遇した時
心の中でこの言葉を繰り返し言うようにした。
カウントしない。相手にしない。
不機嫌、NOカウント!!

そのうちに、ベジータさんから
「なんで俺が怒ってるのかわかってんのか!!」
と言われたのだけど、そのセリフは私がその態度を受け止めているからこそ成立する質問なので
「…え?」
とニヤニヤしていたら、何も言われなくなった。
それでも不機嫌アピールは続いているけど、私が受け取らないことは学んでいるらしく1人で勝手にやっている。

不機嫌なパートナーに対して、機嫌を取る方が安心かもしれない。
相手にしないでいれば、この状況が更に伸びるかもしれないし、そもそも怖い。
だから、不機嫌NOカウントをすることによって不安があったのは本音。

でも、私はベジータさんを大事にするけれど、振り回される生活は嫌なのだ。
自分のモヤモヤは自分で解決して欲しいし、できないなら八つ当たりではなくて相談してほしい(相談も聞き流すけど)

それでも、不機嫌全開のベジータさんが隣にいるのって
正直ストレス以外の何者でもない。
そうゆう時に自分の心を落ち着けるアイテムはないものか…と思って先日Amazonで注文したのが

隣でブリブリ怒っている人がいても
一瞬で大好きな喫茶店の世界にトリップできる。
そうなると、もはや夫のはずなんだけど、喫茶店にある当たり前の風景みたいに思えてくるからおススメ。他人が怒っている姿を喫茶店で見かけても「あ、あの人怒ってんな」ぐらいしか受け取らないから。
この他に現実逃避のための雑誌や写真集、小説をいくつか自分のすぐ近くに置いている。

夫婦って本当に面倒なもので
他人だから分かり合えないところは絶対にあるはずなのに、判子を押して夫婦となった瞬間から“理解して当たり前“とか“寄り添ってくれない!!“とか要求が多くなる。
外で感じたストレスを全く関係ないパートナーにぶつけるって普通に考えてどうなの?と思うのだけど、そうゆうことを結構平気でやる人がいるから厄介。
夫婦とは“一番近い他人“
他人にあれこれ求めても、その願いを叶えるために相手はストレスを抱えるかもしれない。

自分のことは、自分でしてくれ。

以前メモアプリに書いていた言葉が今しっくりくる

その人を愛していることと
その人の傷みを受け取ることは
決して繋がらない
9月に書いていたメモより

愛しているからといって、何でもかんでも受け止めてほしいと思っていたら
相手がどう思っているのか、どうゆう状態かも気がつけない気がする。

「どんなに求めても、負の感情までは受け取ってもらえないんだな」
と気付いた時、自分のことは自分で向き合うことにした。
とにかく、機嫌の良い自分でいることが結局のところ自分のためになる。
長くこの目標を大事にしてきた今、自分にちゃんと返ってきているのを実感する。
闇雲に喧嘩をすることはないし、順序立てて相手に気持ちを伝えることもできるようになった。
我が家は感情的で激昂しやすい人が多いので、家の中がとても穏やかになった。
いくら家族といえど、他の人間を変えることはできないので
自分くらいはご機嫌でいようと思っている。

そんな自分を保つために、時々もらう“平日の自由時間“
1時間前後、自分のために時間を作るのだけど
この記事を仕上げようとドトールに来たら
目の前の女性がいきなりタロット占いを始めて、その唐突さに釘付けになっている。

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