社長日記(109)インドの話:社長コラム
教室の配信用のコラムの転載です。
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インドでプログラミング教育
私、5月のGWにインドのバンガロールに行ってきました。
現地でプログラミング・STEM教育を展開している日本企業の依頼を受けて、インドの先生たちにプログラミングの指導に関する研修をしてきました。
ITが発展しているというイメージのあるインドですが
実際そうで
・国策としてIT人材の育成に取り組んでいる
・アメリカとの時差の関係で仕事がしやすい(英語が堪能、アメリカで夕方発注すると朝になると完成している)
・ITの仕事は新しいのでカーストが関係ない
とか、色々な理由があってインドのITは熱いです。
いわゆる日本でプログラミング教育と言われるような取り組みももう10年くらい前から行われています。(日本は2020年〜ななのでずいぶん早いですね。)
特に今回、研修をしたのは「AI」に関わる内容です。高校1年生のカリキュラムに”Robotcis & AI”という科目が入るらしくそこに向けた先生の研修やカリキュラムのアップデートのサポートをしてきました。
大きいところは機械学習とPythonのコーディングです。
今、Scratchでも機械学習を用いた画像・音声・体制の認識ができます。さらにそれレゴの教材をつなげて、顔認証付きの自動ドアを作ったりしました。またAIカメラというデバイスがありそれを使って、人と追いかけたり、サッカーをするロボットを作ったりしました。
インドってまだまだ途上国のイメージかもしれませんが、人口も中国を超えたと言われているし、Google・MS・Adobeの社長もインド系、イギリス首相もインド系とかでかなり伸びている国という印象ですね。
実際足を運ぶと、まだまだ突然停電したり、道に牛が歩いていたり、ビザのルールが突然変わったり、突然高額紙幣が使えなくなったりと”カオス”な感じもしますが、ある意味パワーがある。インドってそんな国です。僕は結構好きです。
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