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中島健人を好きになると、毎日が明るく鮮やかになる -彼の生き方・人間性の話-

中島健人くんのファンは、彼のどんなところに惹かれるのだろうか?

昨日、とあるイベントに参加した。自分が書いたラブレターを音読されるという実に恥ずかしい会だったのだけど、自分を含めて8人のラブレターには共通する部分が多かったので、中島健人くんの魅力と、ファンが彼に対して抱く想いを紐解いていきたいと思う。


泥臭く、一生懸命で、真面目な、努力の人

中島健人くんの1番の魅力って、私はこの「泥臭くて一生懸命で真面目で努力して努力して努力しまくってる」ところだと思う。

ラブレターの中に「全力」「一生懸命」という言葉が多く見受けられた。

先月放送されたアカデミー賞のレッドカーペットでのインタビューのお仕事。彼にとっては初めての英語での仕事、本当は不安でいっぱいだったと思う。凡人には想像し得ないプレッシャーがあったに違いない。

しかし当日のインタビューを見たら、英語が格段にうまくなっていて、それはもう努力の賜物で衝撃を受けた。しかも一方的に思いを伝えるのではなく、きちんと憧れのハリウッドスターたちと英語で会話をしていた。彼は昔から英語が好き!とは言っていたけれど、流暢に話せるかといえばそうではなかった。だからこの仕事に向けて、相当勉強して練習してきたのだと思う。レッドカーペッドでインタビューするために全力で「Hey!!!!!」と声をかける姿も、忘れられない。

そして彼がインタビュー当日手にしていた付箋だらけの分厚い英語の台本。私はてっきり制作サイドが用意したものだと思っていたら、なんと彼が自分で用意したのだそう。そして、「準備しすぎた」と語るのである。

当日のために映画もたくさん観て勉強して、準備して準備して、本気で準備した人でなければ、こんなこと言えるわけがない。

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昨年のゴチ最終戦で、彼が号泣する姿を目にした人は多いのではないだろうか。

度々「ゴチに命かけてる」「絶対に勝ちたい」と言っていたから、相当本気でやっていたのだと思う。そうでなければ、いつも完璧でいたい弱いところを見せたくないと語る彼が、テレビの前で号泣しないだろう。

負けて悔しくて泣く。

1つの仕事に対して、それだけ一生懸命やっていたのだから、彼が卒業した今でも度々番組内で「ケンティー」という言葉が出てくるのだろう。本当に、一生懸命やる人は、関わった人に愛されるのだなと、改めて思う。

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詳細は省くが、中島健人くんは本来、どちらかといえば不器用な人なのだと思う。そして繊細で傷つきやすい人。彼の度胸、鋼のメンタルには度肝を抜かれることが多いけれど、多分それはそういう人間になりたいと思って彼が努力してきた結果なのだと思う。

彼が語る言葉は、いつだって前向きだ。

「神様は乗り越えられる試練しか与えない。乗り越えた壁は、いつか自分を守る盾になる。」(出典元不明…誰か覚えてたら教えてください)
「何か困難にぶつかったとしても、これはいい結果になるための序章に過ぎない、大切なプロセスの一つなんだと思う。」(2016年2月CamCam)

彼はこうやって、自分で自分をモチベートし続けている。真面目すぎて心配になるくらい。でもだからこそ、ファンは応援したくなるのだと思う。


常に機嫌よく、笑顔で、周りに愛を注ぐ人

中島健人くんは、周りの人に嫌な思いをさせないように、どんなときだって笑顔で機嫌よく振る舞っている。

私たちがみているのは、切り取られた一部でしかないことは分かっている。それでも、いつ見ても明るくて元気をもらえるし、彼と共演した人が語る中島健人の話だって楽しいやつだというのが伝わってくるエピソードばかりだ。

仕事をしていれば、嫌になることだって疲れることだってある。でも、彼はそういう面を見せないし、いつだって周りの人のことを考えている。彼の周りには、いい人ばかりではなくてきっと嫌な人だっているはずなのに、彼は悪口に悪口を返さない。「石を投げられても、パンで返す」「相手が言葉のナイフを出しても、自分は言葉の花束を差し出す」人なのだ。

「社会人として、上機嫌に仕事をした方がいいと思います。できるだけ上機嫌に、ポジティブに。ネガティブな気持ちだってポジティブで繕えば、そのうちポジティブな色が染みてきて、色素沈着して、本当にポジティブになるから大丈夫。」(2018年3月anan)

彼は、ポジティブでいることにすら一生懸命になれる人。機嫌よくいることは、彼の努力によって成り立っている。

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そして何より、彼は誰に対しても平等に接するところが本当に素敵だ。

バラエティ番組では、今だに女性芸人さんが容姿をいじられることが多い。こうやって人を下げて笑いを取ることにはうんざりするのだが、中島健人くんはそういういじりが起きているとき、絶対に笑わないし、同調しない。これは彼に限ったことではなくて、SexyZoneのメンバーみんな、そういう人を下げる笑いに対して同調しないのだ。

芸人さんも女優さんも、差別なく平等に女性扱いをする。相手の年齢も関係ない。そして、男性すらもお姫様扱いする。

彼のこのスタンスがなければ、京成スカイライナーのCMの「お客様はお姫様」なんてフレーズも、サラリーマンをお姫様抱っこする演出も成立し得なかっただろう。

中島健人くんの対応は、しばしば「神対応」と呼ばれることもあるのだけど、彼のブログKTTの中で、「いつも男女平等に対応している。単純に人に傷ついて欲しくないだけ。人として誠実な対応をしているだけなので、相手の気持ちを思いやることを心がけている。」ということを綴っていた。

アイドルという多くの人に影響を与える人が、ジェンダーに関してこうした価値観を持ち、それを言葉にしてくれるのは、本当に貴重だと思う。


前に進み続ける、夢に向かって一切迷いのないブレない人

信念を持っている人というのは、力強く魅力的に見えるものだ。

一切迷いがなく、ブレない人に、人はついて行きたくなるものだ。

「目指す場所があるとどうしたらたどり着けるか?と考える。すると日々の自分の言動も変わってくる。同じ場所にとどまることはまずないから。」(2020年1月MORE)
「とにかく目の前の仕事に全力を注いだ。これが次につながる、誰かがきっとみてくれている、そう信じて。」(2019年7月Myojo)

中島健人くんは、常に前しか見ていないし、常にチャンスを掴み取ろうと背伸びをしている。結果にこだわり続けているし、どうしたら夢を叶えられるのか?をひたすら考えて行動に移している。

今では「中島健人=Sexy Thank youの人」と認知されるようになっているけれど、これだって彼がブレずにやり続けてきた努力の結果だ。

グループ名を少しでも覚えてもらいたくて使い始めた「セクシー」という言葉。使い始めた当初はテレビでも馬鹿にされていたし、嘲笑する人も多かった。それでも彼は使い続けて、約6年経って、やっと彼の面白さを評価する人が増えてきたのだ。

努力し続ければ、必ず見てくれている人はいる。

「人生を変えるためにジャニーズ事務所に入った。」
「なりたい自分になるために、遅すぎるなんてことはない。」

そう、彼は語る。

夢を叶えるにはまず言葉にしなければ始まらない、と語る彼は常に自分の夢を答え続け、着実に叶えている。グループでこの仕事をしたい、ドラマでこんな役をやりたい、この監督とお仕事がしたい、この人に会ってみたい、こんな仕事をしてみたい。自分の夢を堂々と語る姿は清々しいし、その貪欲さに、引き込まれる。

SexyZoneとしててっぺんを目指したい、絶対に勝ちたいと語る彼の信念がブレることはなくて、彼の日々の言動は全てその夢を叶えるためのもので、彼は自分自身で「中島健人」であることを選択している。

だからこそ、安心して応援し続けられるのだろう。


「この人みたいになりたい」という尊敬こそが最高の愛である

今回の参加者のラブレターの中で共通していた「尊敬している」という言葉。

ファンが抱いている感情は、もはや「好き」ではなく「尊敬」なのである。

ここまで書いてきた、中島健人という人の内面・生き方・人間性、その全てを尊敬していて、「自分もこの人みたいになりたい」と願うのである。

彼が教えてくれる、夢に向かって努力する楽しさや、日々をポジティブに生きるマインドセットは、確実に私たちの人生を明るく鮮やかにしてくれる。

私自身、もともとネガティブな性格だったけれど、彼のポジティブマインドを知ってからは、常に前向きに物事を捉えるようになったし、仕事をする上で、彼みたいにもっと貪欲になりたいと、少しずつ自分を変える努力をしている。

どんなに落ち込んでも、不安な時でも、泣いてしまう日でも、彼を見れば頑張ろうと思える。誰かを、そんな風に思わせることができるって、本当に、アイドルというのは尊い存在である。

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彼が使う言葉、語る内容、全ては中島健人という像を作る要素であり、彼のイメージを補強するものだ。私たちが知っているのは本当に一部でしかないし、彼の本当の姿なんて誰も知らない。

でもファンは、彼がこうありたいと願う自分である「中島健人」という人を尊敬しているし、不意に見えてしまう本来の彼であろう姿が愛おしくてたまらないのである。

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