[詩]友よ
いつまでも友でいて欲しい
何億光年経ったとしても
この細胞が原子にほつれるまで
黄昏時を歩こうよ
電車のホームに立つ
1時間に一本の在来線
どこにでもある田舎の常識を
お出かけはいつも
決まってファミレス
ポテトとドリンクバーで夜を明かす
それはなんで言ったけ?
忘れちゃいそう
自転車を漕いだ海辺のMonna Lisa
懐郷する時計がくるくると回る
いつまでも友でいて欲しい
何億光年経ったとしても
この細胞が原子にほつれるまで
黄昏時を歩こうよ
大抵の事は自転車
漕ぐ事で解決する距離
高級車なんてなくても幸せだった
いつかは錆びるのかな?
忘れちゃいそう
乗れなくなった自転車 rouble
クロノスタシスのように留まる世界
いつまでも友でいて欲しい
顔の皺が増えたとしても
このテロメアが全て消えるまで
影帽子を踏んで
たまにした喧嘩はまるで
事故のような激しさ
覆らない意見を掲げてた
でも、いつの間にか仲直り
いつまでも友でいて欲しい
この星が崩壊したとしても
この神経が焼き切れるまで
黄昏時を歩こうよ
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