「山形のこけし寺」白龍山 福田院 1/2
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「山形のこけし寺」白龍山 福田院 1/2

 新庄市の市街地から南西部、国道47号線沿いに福田院はあります。当代のご住職は長峰広道さん。第一回目では、「山形のこけし寺」白龍山 福田院さんをご紹介します。

心〜しん〜を供養する

「山形のこけし寺」と言われる契機となったのは、令和2年のコロナ禍で外出が極端に制限されていた時期です。先代の遺したたくさんのこけしを一般公開しようと、ひとつひとつ丁寧に新聞紙に包まれていたこけしを取り出してお寺に飾ったところ、檀家さんから「家にあるこけしを供養してほしい」と依頼がきたといいます。

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「今まで一緒に過ごしてきた想いを引き取るという形で、心〜しん〜を抜くという供養の方法があるんです。師匠から弟子へ、私たちは受け継いできました。お仏壇やお位牌なども同じです」と長峰住職。

こけし供養

 先代のこけしの保存状態がよかったことから、こけしファンも訪れるようになり、人づてに評判が広まっていき、そのうち遠方からもこけし供養の依頼がくるようになりました。

 また、こけしだけではなく、人形やお雛様、ぬいぐるみ、剥製なども同様に供養します。「親がいつも手入れして愛でていたものだから処分しにくい」「上京した娘が小さな頃に大事にしていたものを捨てるのは偲びない」など理由はさまざまです。

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年に一度でもいいから合同供養祭をしたい

「神社だとお祓いをしますが、私たちがするのは供養ですので意味合いは違います。お経をあげて供養をしたあと、お焚き上げをするのですが、やはり先代が集めたこけしを見て、何かできないかと考え、年に一度でもいいから合同供養祭をしたいなと思っています」

 合同供養祭に合わせて「うちのこけしも供養してほしい」と思われた方はぜひお越し下さいとのことです。

 福田院に飾られているこけしは、法事で訪れる際や御朱印をもらいにくる際、もちろんそれ以外の機会にもいつでも見学ができます。コロナ禍にある中、それでもたくさんの人にお寺との繋がりを持ってほしい、と長峰住職は願っています。


福田院の御朱印

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福田院の御朱印は毎月デザインが変わります。禅語や絵柄も月々で違います。新しい特別御朱印も準備中。葬儀などで住職不在の際には、書き置きしたものを用意しています。

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7月の限定御朱印

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通年御朱印


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曹洞宗 白龍山 福田院
場所/ 新庄市大字福田934
問/ 0233-22-7149 受付/ 9:00〜16:00
ホームページ https://fukudenin.com
Instagram https://rua.jp/i/fukudenin
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未だ収束の見えないコロナ禍で、リモート化だけでなく葬儀そのものが簡略化されつつあります。そんな今だからこそ使命を持って「供養」の本質に立ち返る時に来たと感じています。受け継がれてきたこの「祈りの文化」を絶やさぬよう、お寺と人々の架け橋となるコンテンツとなれば幸いです。