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田舎暮らしを考える

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田舎暮らしはおススメです。 でもデメリットもあります。 良い所、悪い所、両方をお話しします。
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#田舎暮らし

田舎暮らしの良いところ その2

田舎で暮らしていると感じられるのは 季節の移り変わりがよくわかることです。 この辺りは冬は雪が降ります。 多い時で30~40㎝ですが 除雪するのも楽しいです。 春になるといろいろな花が咲きます。 特に桜は近所にいくつも咲いているので 見ごたえがあります。 そして今の季節なら つばめが帰ってきます。 我が家では玄関の中に つばめの巣があって 毎朝、玄関を開けると 飛んでいきます。 おかげで日中は げんかんは開けっ放しですけどね。 そして 暗くなってくると 帰ってき

田舎暮らしの良いところ その1

田舎で暮らして何が良いといえば 第一にごはんがおいしいことですね。 新鮮な野菜や魚、肉、卵はもちろんですが 単純に白ごはんがおいしい! 我が家ではお米はスーパーや お米屋さんで買うのではなく 直接、農協に頼んでいます。 一袋30㎏入りを10袋 収穫に合わせて購入します。 昔で言う5俵ですね。 必要な時に それを1袋ずつ精米して 食べています。 田舎に行くと よく無人精米機がおいてあって ありがたく利用させてもらっています。 右側に玄米を入れてスイッチを押すと 精

古民家のデメリットその3

その2では段差が多いことについて いろいろ書きました。 特に玄関周りがヤバいです。 家族に年寄りがいるなら なおさら段差を減らさないと 危険ですよ。 私の両親も玄関で転倒して 二人とも骨折しています。 だからできるだけ 段差を低くしました。 左側の踏み台のさらに上が 本来の上がりかまちです。 なので床を張って踏み台を置いて 段差の高さを減らしています。 上り口には手製の手すりを取り付けて 上り下りの時につかまれるように しました。  とりあえずはこれで 何とか

古民家のデメリット その2

古民家のデメリット 2番目は 【段差が多い】です。 知っている人は知っていますが 古民家には現在の住宅にある 基礎が存在しません。 あるのは縁の下だけです。 基本、野良猫の家です(笑) 今の住宅ではコンクリートで基礎を作って その上に家を建てます。 しかし伝統工法の古民家は 固めた地面に大きめの石を置いて その上に柱を立てます。 なぜかというと 床下にスキマを作って 風が通るようにしているからです。 地面から近いと 湿気が家の中や床を腐らせて 老朽化してしまい

古民家のデメリット その1の追加

古民家のデメリット その1は 虫が多いことでした。 一つ書き忘れていましたが クモもとんでもなく多いです。 6月になるとクモの巣が あちらこちらに際限なくできます。 まあ、クモは益虫なので よほど邪魔でない限り そのままにしておきます。 ハエトリグモなどの クモの巣を作らないヤツは よく家の中に入ってきますが 殺したりしません。 ハエや小さいゴキブリなどを 取ってくれるからです。 よく言われるのが 「朝のクモは殺すな、夜のクモは殺せ」 ですね。  わたし個人の考

古民家のデメリットは何だろう?

昨日、古民家は 暑くて寒いことを書きました。 もうちょっとデメリットがあるので いくつか書いてみます。 1,虫が多い 都会で生まれ育った人 特に若い人たちは 虫に触れる機会が あまり無いと思います。 なので田舎にきて 古民家に暮らすと 夏の虫の多さに びっくりしてしまうでしょう。 ハエ、蚊、ゴキブリはもちろん ハチ、アブ、毛虫、ムカデなど 毒のあるやつもいっぱいいます。 しかも普通に家の中に入ってきます。 特にハチとムカデは要注意です。 やられたらマジ痛いです

古民家での生活を考える

古民家での生活 つまり田舎での暮らしは メリットとデメリットで言うと 半々ぐらいです。 人にもよるのですが 都会の暮らしに疲れて 田舎に移住するのはありです。 でも、田舎で暮らすことに 幻想を抱いていると 現実とのギャップにやられます。 古民家もその一つで 田舎に移住する象徴みたいなものです。 古い大きな木の家 静かでここちよい空気 いろどりのある季節感 確かにその通りですが 古い家は基本冬は寒く夏は暑いです。 特に冬の寒さは 都会より厳しいのが普通です。 部屋

古民家の動画サイト見つけました。

きのう古民家の選び方を 書いていたのですが きょう、こんな動画を見つけました。 KOMINKA- STYLE というyoutubeサイトです。 https://www.youtube.com/channel/UC6icDbksnSjjYA8LRWIO6rw ほとんど和歌山限定です。 中を見てみると いろいろな古民家を 動画で案内しているので 参考になるかと思います。 私はこの動画が興味深いでした。 どこまでリノベーションするか 考えさせられます。

田舎暮らしを始めるときに家を探す方法

都会や仕事に疲れて 田舎に移住したいと思ったとき どこの田舎に移住するか決めたなら 次は家を探しますよね。 家を探す方法としては 3つほどあります。 1,情報誌で探す 2,自治体に問い合わせる 3,親戚や友人に聞いてみる だいたい、この3つの探し方で 決まることが多いですね。 さて、どれが良いでしょうか? まず、情報誌で探す場合 https://www.amazon.co.jp//dp/B08ZQ9Y4RD/ こんな雑誌が出ています。 情報量も多いですが ピ

地方へ移住するなら二択です。どちらかを決めましょう。

都会から地方へ移住するなら 選択肢を絞ったほうがいいです。 魅力的な情報があふれているので 迷っていると結局行動できません。 だから二択で決めます。 まずは 便利なちょっと田舎か 本当のド田舎か ど知らにするか? 私なら前者です。 次に 誰も知人がいない所か 親戚や友人がいる所か? 私は後者を選びました。 次に海の近くか 山の近くか? 両方好きなのですが 災害が少ないのは内陸部と思い 山近くの平地にしました。 あとは家の価格ですね。 これは人によって違うので

地方へ移住することってあこがれでやっちゃダメ!

昨日ちょっと言いましたが 田舎へ移住するのは憧れや 思い付きでやっちゃダメです。 自然の中で暮らしたいからと言って いきなり農家しかない集落とか 小さな漁村に移住してはいけません。 理由は移住先の不安要素を しっかり調べていないから。 若い夫婦2人だけならまだしも 子供がいたり 持病があったりしたら いざ、何かあったときに どうしてよいか わからなくなってしまいます。 小さい子供はすぐに熱を出しますし 自然の中ではケガはつきものです。 年配なら持病の一つや二つは

自力で引っ越ししてみた。

家が決まったのでさっそく引越しをします。 以前、マンションから今の家に引越ししたとき 引越しセンターに頼んだら 数キロしか離れていないのに30万円もかかりました。 3LDKのマンションでも荷物は4トン車いっぱいあって ガタイの良い若者が4人がかりで運んでくれたのですが 一日かかって思ったより大変でした。 しかし今回の引っ越しはできるだけ安くしたいので 自分たちで引っ越しをすることにしました。 引っ越すためのトラックは実家に中型トラックがあったので それを借りてきて大き

となりのトトロに出てくるような家です。

古民家です。大きいです。広いです。ボロいです。 まさしく昭和の初期、戦争前に建てられた農家でした。 先に家賃を言っておくと 敷金6万円、家賃2万円という破格値! いくら古いとは言ってもこの値段は魅力的ですね。 家の大きさは解りやすく言うと10DKになるかな。 要は六畳間が11部屋とキッチンがあります。 玄関は土間になっていて四畳半の大きさ。 キッチン横にも六畳の土間があって裏口になっています。 外には車2台が入るぐらいの倉庫があって中二階付きです。 家の前には庭と家庭

田舎で住処を探してみました。

田舎に移住するためには住むところを見つけないと 話が進みません。 私が移住する予定だったのは実家のある町で 私と妻のふるさとでもあります。 まったく知らないところに引っ越すよりは 身内や親戚がいるところの方が安心だと思ったのです。 しかし実家には両親と弟家族が住んでいて 私たちがそこに住むのは物理的に無理なので 違うところを探さなくてはなりませんでした。 親戚や友人に頼む一方、市役所にも聞いたり 地元の不動産屋にも聞いてみたりしましたが なかなか良い物件はありませんで