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日本の英語教育の在り方

こんにちは。今日はずっとずっと疑問に思っている内容について考えてみたいと思います。それは,学校で英語の授業はあるのに,日本人はなぜ英語が使えないのか?ということです。数年前に,小学校の授業でも英語を取り入れるようになったようですが,やり方を変える必要もあるのではないでしょうか?

日本の英語教育のダメなところ~日本人が英語を使えない理由~

赤ちゃんが最初に言葉に触れる機会って,お母さんや周りの大人が話しかける時ですよね。赤ちゃんにとっては「聞く」ということ。しばらくして,赤ちゃんは短い単語を「話す」。大人に教えてもらった「ま ま」や「わ ん わ ん」「ま ん ま」。1歳ごろからアニメをじーとみるようになりますよね。もちろん,日本語字幕があるわけではありません。言葉を「聞いて」,映像をみることで理解できているから,じーっと集中してみているんです。そうして,2歳ごろになると会話ができるようになります。3歳4歳でもっとおしゃべりが上手になって,日常会話がスムーズできるようになったら,絵本のひらがなが読めるようになり,5歳6歳でひらがなやカタカナが書けるようになって,小学校で漢字を習い始める。そういう流れですよね。

それに対し,日本の英語教育は,仮に毎日英語の授業があったとしても英語に触れているのは1日たったの45~60分。英語を勉強する日本人は,赤ちゃんではないので,日本人が日本語を話せるようになるほど時間は要しないはずですが,それにしても英語の使用頻度が低い。だから,日常会話がろくにできないのに,受験のために英語の記事を急いで読んだり,英語のアナウンスを聞き取ったりしようとしていますね。つまり,段階を飛ばしてしまっているような形になっちゃっています。これでは,英語の記事が読めなくても,英語のアナウンスが聞き取れなくても当たり前で,ただ英語が嫌いになってしまう気がします。

世界中の先生とのオンライン英会話授業のスタート

英語の使用頻度を上げるには,学校では英語授業を行うべきです。しかし,いきなりそんな制度が導入されても,学校の先生たちが困っちゃいますね。そして,親世代の英語レベルも上げておく必要があります。つまり,徐々に英語教育を改善していく必要があります。

そこで今,わたしが提案するのは,世界中の先生とのオンライン英会話授業を導入することです。それに伴い,何を縮小させるべきかは,次に考えるべき問題ですね。しかしながら,これは「聞く」「話す」という日常会話における大切な力を育むためには最適な方法です。さらに,この方法は失業者を救うことにもつながります。2018年の世界失業率ランキングによると,2位南アフリカ(26.96%),3位レソト(23.6%),4位ナミビア(23.1%)。(データの出典はこちら)これらの国は公用語で英語が使われています。オンライン授業の先生を務めてもらうことで,失業率を下げることもできます。

家庭学習としておすすめなのは,好きなアニメを英語音声・英語字幕でみることです。

英語「で」授業。英語が世界共通のメイン言語,日本語は第2言語。

オンライン英会話授業を導入するなど,英語教育の改善が図られてから14年後,ー当時小学3年生だった子供が学校の先生として新卒採用されるころ,英語「で」授業を導入するべきです。国語は唯一の日本語による日本語の授業となりますね。国語の価値も上がります。

職場でネパール人留学生と出会い,彼らがネイティブ並みに英語が使える様子を初めて見たときは衝撃でした。彼らは,ネパール語・英語を巧みに操り,我々と日本語で一生懸命コミュニケーションをとっているのです。彼らの日本語の上達スピードの速さにも驚きました。さらに,韓国ドラマが好きだと言って,韓国語も少し理解できる子もいました。ネパールでは学校の授業はすべて英語だそうです。幼いころから2ヶ国語話す脳になっているので,他の言語の習得スピードも速いのでしょうか?その辺はよくわかりませんが,とにかくネイティブのように英語が万能です。


まとめ

・受験のために英語を勉強しても,実践的でなければ結局意味がない。

・日本は英語「で」授業を行うべし。

・まずは,ネイティブとのオンラインによる英会話授業を。導入すべし。


あ~ずっと思っていたことを,言葉にすると,すっきりしました。教育制度は私には変えられないので,発信していくしかないですね。


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