主体的に生きる少数派への応援歌
ぶりっ子。キャピキャピ。そんな私のアイドルへの偏見を覆したのが欅坂46。当時のキャッチコピーは確か、笑わないアイドル、だったような。
秋元康さんプロデュースの、坂道系アイドルグループのひとつとして、2016年4月6日に1stシングル「サイレントマジョリティー」でデビューした。紆余曲折あって改名して、今は櫻坂46として、活動を継続している。
私は今日、サイレントマジョリティーをテーマに、noteを書こうと思う。
サイレントマジョリティー。直訳すれば、静かな多数派、という意味だ。これ、日本人まんまじゃん、って思う。
同調圧力で右ならえ。年功序列。人と同じことしていれば、とりあえず非難されない。それは、一歩間違えれば、赤信号、みんなで渡れば怖くない、になってしまう可能性もあると言うのに。
皆、薄々気付いているんじゃないの?と思いつつ、でも誰も声をあげようとしない。それは自分の保身のためか、はたまた他人や社会に無関心が故か。それとも本当に気付いていないのか。
中3で初めてこの歌詞を目にした時、ああすごい、今私が思っていること、そのまんまだって思った。秋元康さんは、私の頭の中が見えているのかなって本気で思ったのは、1度や2度ではない。
これは多数派じゃない、少数派、しかも、主体的に行動を起こして生きている人への、応援ソングなのではないか。今の私にはそんなふうに聞こえる。
というのも私は、就活を行った結果、正規雇用ではなく、非正規雇用として働く意志を固めた。
ともすれば、新卒で正規雇用、と言う、一般的な社会のレールから外れた道を歩む、変わっているやつ、少数派になる訳で。ただ私はこの選択に納得している。
私自身、恐らくいちばんの軸は、納得すること、なんだと思う。どんな結果であっても、自分自身がその選択に納得できているかどうか。そこがいちばん大切にしたい部分なのではないかなというふうに、感じている。
読んでくださってありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?