天才の集まり、TYPE-MOON紹介(奈須きのこ氏、武内崇氏)
ブランド「TYPE- MOON」
数々の名作を生み出したこのブランドは、どんなメンバーが居て、作品にどんな繋がりがあるのか、ご存知ですか?
この記事では、メンバーについてだけでなく、作品間の繋がりや新作についてなどのお話をさせていただいています。
良ければ、最後までご覧ください!
1.奈須きのこ
奈須さんは、ゲーム制作会社「ノーツ」に所属しています。
本業はシナリオライター。
代表作は「Fate/stay night」、大人気のアプリゲーム「Fate/Grand Order」の根本に当たる作品ですね。
他にも、「月姫」、「空の境界」、「DDD」など様々な作品を作られています。
※余談ですが、幻の同人ゲームと言われた月姫は、21年ぶりにリメイク版が販売されました、思わず声が出ました。(CERO Zなので注意)
「いきなりノベルゲーは敷居高いよ」という方には、漫画版がオススメです。
多くのギャルゲーのコミカライズはあまり評判が良くないのですが、月姫だけはかなり評判が良いです。
私も全巻買いました(笑)
このままでは月姫の記事になってしまうので、話を戻します。
2.武内崇
先述した「ノーツ」の中に「TYPE-MOON」というブランドがあります。
通称、型月と呼ばれ、ノーツよりも耳馴染みがある名前かもしれません。
実はこの「TYPE-MOON」、同人サークルだったんです(1999年発足)
他に数名のメンバーがおり、その中の一人が、現在でもノーツで社長兼イラストレーターを務める「武内 崇」さんです。
実は武内さんと奈須さんは中学時代からの仲だそう。
武内さんはFateに出てくる「セイバー」の顔が大好きで、メイドも大好き。
イラストは美麗で「TYPE-MOON」と言えばこの絵柄!というイメージを定着させました。
ちなみに、同人時代には月姫の他にも、「MELTY BLOOD」という格闘ゲームを頒布しています。
これはPS2やPCでの発売、ゲームセンターで稼働していたんですが、2014年発売の「MELTY BLOOD Actress Again Current Code APM」を境にパッタリと音沙汰が無くなりました(月姫ほどじゃないですが)
ですが、今年、メルブラの新作「MELTY BLOOD: TYPE LUMINA」が発売決定!
武内さんの美麗なグラフィックで闘う対戦格闘は迫力満点です。(格ゲーとしても凄く面白いのでオススメ、コンボ難しいけど)
3.広がり続けるTYPE-MOONワールド
社長や重役となってもイラスト、シナリオを書き続ける武内さん、奈須さんは、同人時代から変わる事無く作品を作り続けています。
そんな純正な「TYPE-MOON」の他にも、様々なゲストが派生作品を作成しました。
例えば、「Fate/stay night」の前日談にあたる「Fate/zero」は、ニトロプラスの「虚淵玄」さんが執筆されました。
かつて、PBW(ウェブ上で遊べるゲーム)としてサービスを開始した「シルバーレイン」は「TRPG」になったりと、様々なジャンルで活動をされていました。
「TYPE-MOON」は奈須さんと武内さんのコンビ作品がほとんどなのですが、中には「こやまひろかず」さんと奈須さんのコンビで、「魔法使いの夜」などを制作されています(シルバーレインもそう)
実は、この魔法使いの夜、「月姫」に出てくる「蒼崎青子」、「空の境界」に出てくる「蒼崎橙子」の前日談に当たる作品になるんです。
4.つながる、型月の世界
型月の世界は広がるだけで無く、繋がっているのも魅力の一つです。
「魔術協会」と呼ばれる組織が「 Fate」、「月姫」、「空の境界」それぞれに登場したり、「メルブラ」に「空の境界」の主人公がゲスト参戦したりと、型月ワールドは繋がっています。
アプリゲームの「FGO」でも、「空の境界」コラボが実装されました。
(月姫コラボ、待ってます)
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
奈須きのこさん、武内崇さんを中心とする「TYPE-MOON」の魅力が少しでも伝わったなら幸いです。
記事内では話しきれませんでしたが、OVAの「カーニバルファンタズム」や、雑誌「タイプムーンエース」など。ファン向けのコンテンツもかなり豊富です。
本編に触れてハマった方は、是非調べてみてください♪
「クリエイター偉人録」では、主にゲームジャンルを中心として様々なクリエイターの方々を紹介しています。
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「このクリエイターについて知りたい!」という方がいらっしゃいましたら、コメントいただけると嬉しいです!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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