遅れてきた反抗期

こんばんは。もえです。

凄く久しぶりになってしまいました、、、


突然ですが、私には反抗期という反抗期がありませんでした。

それは、母は母、私は私という境界線を作らなかったからだと思います。


というのも私は、子供の頃から、何かを質問されたとき、物凄く自分の中で考える癖があります。

答えるのが遅すぎて、私に向けられた質問なのに、母が答えることがざらにありました。


いつしか私は、答えを考えるのをやめて、

『母に答えてもらえば良いか』という考えになっていたと思うし、

母が答えることがイコール私の答え。

という方程式が出来上がってしまいました。


高校生や大学生になって、

自分の軸が出来上がってくると、

私は私という考えが芽生え、

母のアドバイスではなく、自分の考えを信じて物事を決断するようになったのですが、

結局は母が言った通りになることが多かったので、

自分で決断していても、

やっぱりどこかで、『母は正しい』

と、思っていました。


そんなこんなで、

母としっかりとした境界線が出来ることなく、

反抗期らしい反抗期が来ることもなく、

社会人になり、結婚しました。

そして今、コーチングを学び始めて、

初めて母との関係性に違和感を持つようになったんです。

何だろう、すっごく近いんですよね。

自分と母が同化しているというか。。。


私は私、母は母。

私の価値観は私の価値観だし、母の価値観は母の価値観。

何でそれを押しつけてくるんだろう。

何で自分が全部正しいんだ!と押しつけてくるんだろう。


発せられる一言一言にイライラし、

私自身も自分の価値観を母に押し付け、

昔のような仲の良い関係性ではなくなってしまいました。


ここでふと、

ん?

これってもしや。

反抗期???


と、気が付いたんです。

そして勢いのまま

”大人 反抗期” で検索。

あー。それっぽいぞ!と分かり、何だか凄く腑に落ちました。


調べていく中で、

”自分の世界観を作る中で、一旦誰も私の中に入ってくるなと遮断する状態”

これが反抗期だと書いてあり、

正に今私は、自分の世界観を作っている最中なんだと実感しました。


これに気が付いたら、母にイライラすることも少なくなり、

一瞬にして反抗期が終わったような気もしているのですが。


今の私は、

母は母、私は私。

だけどとっても大切な存在。

という新しい関係性を作り、仲良し親子になりたいな。

と、思っています。


でもまさか自分が、この歳になって反抗期になるとは思わなかった笑

コーチングを学んだり、受けたりすると、

こんな発見もあるんだと、びっくりしています。


今日も読んでいただき、ありがとうございました。








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