元日に家族でぷよテト大会をしたら、父が春日の系統だったことが判明した話。
僕は、結構テキトーに帰省する。
帰省することは2日前くらいになって初めて連絡したし、荷物は前日の忘年会から帰ってきてから準備した。そのくらい僕はふらっと帰省する。その割には僕の実家は遠いし、たまにしか帰省しないんだけど。
「帰省するって連絡くらい早めによこせ!」って親が叱るべきだと僕は思うんだけど、親も親で結構テキトーだから「待ってます」みたいな返事しか来ない。僕はそれに甘えている。
そんなテキトー帰省だけど、忘れてはいけない持ち物がある。ニンテンドーSwitchだ。なぜかというと、以前夏に帰省した時に僕は実家の大きなテレビでゼルダをやろうと思ってSwitchを持って帰ったんだけど、それを見た母と姉が「やりたい」と言っていたからだ。
僕がバイト代で買ったSwitchだ。テキトー帰省のお土産としてちょうど良いだろう。案の定2人には好評だった。
母は「お金出すからソフト買おうよ」とまで言ってきた。正月にみんなで遊びたかったらしい。それで僕と姉と母で食後にパソコンを囲んでソフトを調べた。すると、ちょうどぷよテトがセールになっていて、買うことにした。2500円くらいだったかな。
こうして元旦にもどろい家でぷよテト大会が開かれたのである!!!
もどろい家では、元旦は家族みんなで集合して母お手製のおせちを食べることになっている。これが結構手がこんでてすごいんだ。エビ、黒豆、数の子、栗きんとん、昆布、田作り、牛蒡、蒲鉾、錦卵、栗の渋皮煮、、、いっぱいあるの。買ってるのと作ったのが混ざってるけど、すごいよね。いや〜、自慢の母です。
みんなで食卓に集まって、お年玉をもらって、このおせちと手作りの餅を食べる。これが我が家の正月です。
そのあと、ぷよテトが始まった。
みんな初心者だったから、レベルはお察しだ。一番最初なんか、「2連鎖!」ってはしゃいでた。
姉は最初乗り気じゃなくて、僕と父でずっとやってた。父は最初「昔やってた」とか言ってきてたんだけど、勝負は大体僕が勝ってた。でも父は負けず嫌いで何回も挑んできた。何度も何度も、「もう一回」って言ってきて、これじゃどっちが子供かわかんないよな。
僕の父は負けるたびに「おかしいな」って言って首を捻る。どうやら自信があったらしい。何回も負けてるのに、父は真顔で何かを疑うように首を捻る。
「おかしいな」ってなんだよ。父の変な自信の持ち方と、それが全く揺るがないところが分かりやすく見えたのは久しぶりだったと思う。僕はそれがおかしくて面白くてずっと笑っていた。
それから、「オードリーのラジオでこういう話してるよな」って思った。こういう人って、なぜか自信があってふかしてくるんだよな。でも実際は全然できないんだ。それなのにまだ自信が無くならないんだよ。
「僕の父って春日とか岡田マネの系統だったんだ」
これに気づいた時は結構面白かった。家族は僕以外誰もラジオなんて聞かないから、僕は1人で笑ってた。あー、腹いたい。
ラジオで聴いて笑ってたけどこんな身近にいたとはな。
それからは、元日をずーっとみんなで回しながらぷよテトをして過ごした。ぷよぷよはそこそこできるんだけど、テトリスが難しかった。相手にお邪魔を送るのが1人でやるのとは違って難しい。
母がテンパってるところとか、姉がマジで舌打ちするところとかたっぷり見れて楽しかった。
なんやかんや優しい父がハンデめちゃつけて母に負けて、家族で最下位になったのがハイライトかな。楽しかった。
今日の記事は以上。
楽しかった。またやりたいな。
それじゃ、また次のnoteで。皆様も良いお正月をお過ごしください。
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