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ひとりの力では、成仏させることなんてできないのです。

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        苦しい。 今日も夜にのみこまれてしまいそう。 自分だけが苦しんでいるなんてこれっぽっちも思っていないけれど、私の痛みは誰にもわからないし誰とも分かち合うことはできないから、自分でどうにかしなくちゃいけない。 いつか諦めがつく日が、受け入れられる日が来るのだろうか。 今はできない。想像すら。 あなたの人生にもう私は必要ないのでしょうけど、それでもなお、いつかもう一度話ができたらと思っている自分がこわい。どこまで勝手なのでしょう。 多分私が言わせてしまっただけだけど、伝えて

        • とにかく夜が苦手すぎる。 いつまで泣いているつもりなのか。

        ひとりの力では、成仏させることなんてできないのです。

          2024.6.10-6.30

          10日 眠るとき、ぎゅうっとあたたかさに包まれながら夢に落ちていった感覚は、もう跡形もなく消えている。 関係性に明確な名前があったとしても、それはただ名前がついているだけであって、不確かで危うい。ただ一方的にすがっていたいだけなのかもしれないね。 誰かと心が繋がることなんて、一生ないかもしれない。 息苦しい。 柔らかでありたいのに、一切余裕がない。 11日 カラオケで3時間、カネコアヤノばかりを歌った。 その時だけは元気が出た。 カラオケは学生の時以来で、お酒を飲みながら歌

          2024.6.10-6.30

          ふたたび

          しばらく感情や言葉が何も湧いてこない時期が続いたけれど、ここ最近は日記を続けられているからこの場所に戻ってきてしまった。 自分が今ここに存在していることは訴えたいけど、どうか誰の目にも触れないでほしいとも思う。 これは多分私なりの反抗なのだと思う。

          ふたたび

          11月 いくつかのこと

          11月、とてもとても長く感じた。 沈んで、沈んで、沈んだ。 大きな不安に襲われて、自分の気持ちなどどうでもよいと感じてしまうタイミングが多くあった。 どうでもよくないよ。 あきらめたくないよ。 ただ、今の自分、どうすれば元気づけられるかがわからない。 立ち止まっているわけではないけれど、なかなか成長せず、苦手なことが多すぎる自分がとてつもなく恥ずかしい。 春から突然冬がきたような感覚に戸惑った。 冬がきてからというもの、感情があまり動かなくなってしまった。 音楽を聴いても本

          11月 いくつかのこと

          きっとよくわからない話をぽつぽつと

          想像をしてしまうことが、とてもこわい。 勝手に相手の気持ちを想像して、勝手に落ち込んで、無理矢理なにか結論を出そうとして投げやりになり、周りを突き放し、そんな自分の身勝手さに失望して…の繰り返し。 ここまでくると、きっとこの先もこの性格と付き合っていかなくてはならないのだろうという諦めと謎の自信が生まれた。 自分の気持ちと誠実に向き合っていこうと思う。 自分を励まし続けることに疲れてしまっていたけれど、時間が経ち、少しずつ気持ちが成仏していくのが自分でもわかる。 つらいと

          きっとよくわからない話をぽつぽつと

          秋がきて

          時間だけが流れていて、自分だけが何も変わっていない。取り残されているような、そんな感じがしていた。 季節の移り変わりのおかげで、少しだけその状態から抜け出せそうな気がしている。 もう少し大丈夫になれたら、自分のことを許してあげられるのだろうか。 ぐうっと気持ちが沈んで、涙がぽとぽと落ちていって、ああ…またか。の繰り返し。 なにも悪くない誰かを責めてしまうのはもういやだ。 わかりあえないことくらい初めからわかっていた。それでも、ほんの少しだけでもよいからわかりたいと願って

          秋がきて

          2023.8.30-9.5

          この期間、心がバラバラで、コアラの日記帳に綴ってあった感情があまりにも醜い。 唯一穏やかな気持ちでいられたのは、線香花火をしていた時間くらい。 指先に伝わってくる振動、火薬の匂い、パシパシという音、そのすべてが心地よかった。 初めて知ったのは、火玉の移ろいに名前がついているということ。 蕾からはじまり、牡丹、松葉、散り菊と変化していくらしい。 前の日に誰かが、線香花火は涙のように見えると言っていたのを思い出した。 私には、吹きガラスのようにも、揺れる心のようにも見えた。

          2023.8.30-9.5

          2023.8.26-8.29

          26日 少し前から、なにかをつくりたいという思いがじわじわと押し寄せてきている。 なんだかんだでやはり私はつくることが好きで、昔から、つくっている時だけは思考を一旦停止させることができる。 次のお休み、図書館へ行こう。 こんな歳になっても、夏の雲はおいしそうに見えてしまう。シロップをかけて食べたい。 27日 私はどうしたいのだろう。 気持ちの割り切り方がわからない。 28日 朝から、冬瓜汁のおいしさに救われた。 最近深呼吸ができていなかったことに気づいた。 肌にあたった

          2023.8.26-8.29

          2023.8.22-8.25

          22日 色々な人の文章を読んだり、考え方に触れたりすると、私の本心はどこにあるのかわからなくなる。 最近続いている頭痛やめまいは低気圧の影響だろうか。不調だな。 いつもはしない忘れ物をしてしまい、家を出てすぐに気分が落ちた。 今私に必要なものはなんだろう。とりあえず確かなことは、睡眠時間が足りていないということ。 それと、やさしいうどんやドーナツが食べたい。 ぎがもえかさんの曲に、とても惹かれる歌詞がある。 前々から楽しみにしていた、星野源とオードリーの若林正恭が悩みや

          2023.8.22-8.25

          2023.8.15-8.21

          15日 台風。 仕事がお休みになったので、ゆっくりとコアラの日記帳をnoteにまとめた。 いつも通り桃やメロンはとてもおいしいはずなのに、今年はどうしても、夏を好きになることができない。 思い出したくないただの事実を何度も思い起こしてしまって、体の中をじっくりと巡って蝕んでいく感覚。もうこれ以上は感じたくない。 外で雨風が暴れていて、眠れない夜だった。 16日 どういうわけか、檸檬のお二人が夢に出てきて、私を落ち着かせてくれた。 勝手に登場させておいて、お礼の一言も言えな

          2023.8.15-8.21

          2023.8.8-8.14

          8日 少し悔しいなと思っていることがある。 あの日の記憶こと。あのやわらかくてあたたかい湯気のような感覚は、自分の中だけであればずっと忘れずにいられると思っていた。でも、2週間しか経っていないのに、確かに薄れている。 思い出そうと試す度に、夢や幻であったかのように感じる。 あの日の記憶としてはっきりと残っているのは、普段はあまり使わないJRの電車に乗った時、扉の開閉をする度に乗客にお礼を言っていた車掌さんの丁寧さに驚いたこと。それと、初対面の方から仕事を馬鹿にされて悔しかった

          2023.8.8-8.14

          ツルムラサキと白茄子

          今年の夏から、なぜか頻繁に食卓に並ぶようになったのがツルムラサキと白茄子。 ではまず、ツルムラサキから。 さっと茹でて水気をきったものをざく切りにして、からしと白だしを入れて混ぜる。白いりごまをふったら完成。 とてもシンプルだが、これがたまらなく美味しい。 普段から白だしには大変お世話になっており、絶大なる信頼を寄せはていたが、からしとの組み合わせがこんなにも合うなんて…感動だ。 まだまだ知らないことばかりだけど、これまで知らなかった一面を知れるのは嬉しい。 白茄子。 検

          ツルムラサキと白茄子

          揺蕩う

          ふと、あの日の出来事やあの時感じていたことの全てが、何も無かったことになってしまうのではないかと寂しくなった。 でも、私は間違いなくそこに存在していたし、今だってこうして揺蕩いながらも生きている。 伝えたいことがあってもうまく言葉にできなかったり、感情が溢れて思ってもいないことを口走ってしまうことがあるが、その度に、私の心と口は繋がっていないのではないかと感じる。 記憶は、かんたんに思い出してしまう割に、その時の感覚や感情は忘れたくなくても忘れていく。 あんなに忘れたく

          揺蕩う