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収入の範囲内で暮らすのは大事なスキル

みなさんは本多静六(1866~1952)という人をご存じでしょうか?

Wikipediaにも名前が載っている有名な人物です。

何をした人かというと、一つは多くの有名な公園をつくったこと。日比谷公園や明治神宮などの設計に携わったとWikipediaに記載があります。

もう一つは投資に成功して莫大な資産を築いたこと。本多静六は60歳のときに現在の資産価値で100億円以上の寄付をしたそうです。

サラリーマンが一生で働いて得られる収入は、現在だいたい2億円くらいといわれています。100億円というのは本当にすごい額ですね。

本多静六はイーロン・マスクのような実業家ではありません。大学の先生です。大学の先生がこれほどの資産をなぜ築くことができたのでしょうか?

それは次の2つのことを実践したからです。

1.収入の25%を天引きし貯金・投資に回したこと
2.天引き後の収入の範囲内で暮らしたこと

天引きとは収入と同時に必要額を差し引きしておくことです。収入の25%を天引きするとは、たとえば20万円の収入があった場合に、5万円(=20万円×25%)をあらかじめ差し引いて、15万円で生活することです。

天引きの額を多くしてしまうと生活ができなくなってしまいます。

本多静六のすごいところは月末でお金が無くなり、どんなに生活が苦しくても収入の範囲内での暮らしを守ったことです。ときには、ご飯にごま塩をかけるだけの食事をしていたという逸話が残っています。

収入の範囲内で暮らすことは重要です。25%でなくて構いません。毎月、決まった割合を天引きし、収入の範囲内で暮らすことを心がけてみましょう。

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