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私が私と向き合うようになって③

自分の感情に答える

  1. 感情に従う

  2. 感情を味わう

  3. 感情を手放す

さて、前回の②では自分の感情を感じることに特化して「まずは感情を感じてみよう」という内容について書きました。その中で大切なのが、私達がいつも感情だと思っているものの多くは思考であり、ついこの思考で行動してしまい不安や恐怖が起こるのでワクワクした気持ち「感情」を大切にしようという内容でしたが、今回は少し「思考」に寄り添う方法になります。ここでは「感情」と書いていてわかりにくいかもしれませんが、ふわっと湧き上がる「不安」「恐怖」「苛立ち」「不足感」「物足りなさ」「嫉妬」「嫌悪感」「孤独感」「ストレス」「怒り」等私達が感じやすいマイナスな感情を思い浮かべていただけると取り組みやすくなります。

1.感情に従う

言葉の通りでとてもシンプルですが、その時に湧き上がった感情のままを行動や言動、表情や仕草等で表現します。言ってしまえば感情をむき出しにするのです。でも、対人関係においてこれは無理がありますよね。今後二度と会わなくていい人だとしてもこれができる人はなかなかいないと思います。そこで、その感情が起こった瞬間にその感情のままの行動や言動ができないとしたら、一旦は抑えます。でもその感情が起こってからあまり時間を置かずに感じてほしいので一人になれる時間を作ります。例えば「トイレに行く」そして一人になれたその時にさっき感じた感情のままに行動、言動で表現するのです。わざわざトイレが難しければ、わからないように握りこぶしを作ってギューっとしてみるとか、自分の服の上着をギュッと締め付けてみるとか、メモの紙をグシャッとしてゴミ箱に思い切り叩きつけるように捨てるとか。想像しただけで「フッ」と笑えてきますがそんな事で意外と表現できてしまうものです。

2.感情を味わう

これは少し大変です。何故なら自分にとってあまりいい感情ではないからです。大抵の場合、これらの負の感情は無かったことにされることが殆どです。無かったこととは「感情を押しつぶして蓋をして隠す」と言う事を私達はやってしまいがちなのです。
私がよくやっていたのは「あの人のさっきの言葉は許せなくてムカつくけどムカついたりしちゃいけない!」とあたかも穏やかで温厚でいい人のように相手を悪く思うこともせず許します!みたいな(^_^;)
自分を誤魔化し苦しめる最悪なやり方だったと今、書きながらあの当時の私の我慢に呆れると共に「相当、我慢してたな!」とナデナデしてあげたくなるくらい可哀想なことしてたなと思います。読みながら「私はそんな事していない!」と思っているかもしれませんが、大体の方はこれをやっています。何故なら私達は一般的にそう教わるからです。「相手を悪く思うのは止めようね」って言われた事ありませんか?そしてそれを正しいと思いこんで生きてきたんです。だから私達は無意識に相手を悪く思わないように悪く思った瞬間に蓋をして無かったことにしてきたんです。それらはまたどこかで書きますが、ずっと心にゴミとして残り続けます。だから気付いた時からそのゴミを貯めるのを止める!!!と決めて始めなくてはなりません。だからこそまず起きた感情を感じて味わってもらいたいのです。
1.の感情に従うと似ていますが、1.は起こった瞬間なのに対して2.は感情が起こってから少し時間の経過と共にその感情がどうなるのか感じてほしいのです。その時の注意点は上記に書いたように「無かったことにしない」と言う事。しんどくなるくらいイラッとモヤっとしてしまうかもしれません。怒りで震えてくるかもしれません。そんな時は深呼吸をします。視覚的に外す事もオススメしますがとことん感情を感じてほしいと思います。

3.感情を手放す

お待たせいたしました。
感情に従い、感情を感じ、ヘトヘトですね。やっと手放せます。方法は、それらの感情を自分が客観的に見れるようにアウトプットするということです。簡単に言えば「書きだす」をします。スマホのメモ機能も便利だと言う方もいますが私は「紙に書く」をオススメします。この内容の最初の画像は私が最近書いた気付きのメモです。見にくいですが箇条書きにして矢印で繋いだり必要ない部分は2重線で消したりして自分だけがわかるように書いてます。
あれは少し大変だと思いますが、簡単なのは、その時の感情を簡単な単語にして書き連ねるのがオススメです。例えば「ムカつくムカつく‥‥‥」とか「☓カ○ね!」とか相手の名前を書き続けるとか。コツはその時の感情が収まるまで書き続けること!!!
私は始めた頃はメモ帳を数枚破ってトイレに持っていき真っ黒になるまで書き続けてスッキリすると破って捨ててましたが、残った残骸が気になってモヤっとが晴れなかったのでトイレットペーパーを好きな長さにカットしてメモに使いとことん書く。書いたら流す!に変更したら心置きなくかけてスッキリでした。この方法は私が編み出した!と思っていましたが、きちんと調べるとたくさん出てきました。(^_^;)
まぁ「心のゴミ捨て」「感情のクリーニング」と言っておきます。
これをするようになると毎日少しずつ貯めるだけだった心のゴミが貯まらなくなります。まだまだ過去に貯めてきた心のゴミはありますが、それ以上要らないものを貯めないのは大切なことです。これが日常的にできるようになると「もう少し自分と向き合ってみようかな?」と言う気持ちになってきます。そうなれば、今心に貯まったままのゴミ達をお掃除できる日がやってきます。まずは焦らず、「今」できる心のゴミを貯めないをゲームみたいに楽しんでみてくださいね♬♪♩(*^^*)

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