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AAメンバー  mail pee.aashirousagi@gmail.com 詳細はプロフィール記事を参照。

マガジン

  • BBSGだより

    BBSGで進んだ箇所や、議論から得られた洞察を月一回でまとめてく予定です。

  • the Bridge of Reason

    初めてプログラムに取り組む方へ 12ステップの理解を助ける書籍を紹介します。(入門編)

  • 雑記

    その時々の、あれやこれやを書いています。

最近の記事

信じるのことを邪魔するもの

残暑が続くこの頃、いかがお過ごしでしょうか。この夏はコロナも明けて、各地に出かけられた方も多かったのではないでしょうか。また地震、台風等自然災害の被害を受けておられる方々に、お心より見舞い申し上げます。 さて、BBSGでは引き続き「第四章 私たち不可知論者は」を読みディスカッションしながら進めています。 不可知論者と無神論者前回、不可知論者について取り上げましたが「心の家路」さんが、ビッグブックの記述にひきつけて定義した、エントリーを更新されています。 とてもわかりやすく書

    • 書籍紹介

      暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。地震、台風等自然災害の被害を受けておられる方々に、お心より見舞い申し上げます。 前回に続き、12ステップに取り組む方に参考になる書籍を紹介します。 書籍情報 NHK出版から2019年に出た本で、仏教の基礎知識より「仏教的学び方」(学びの態度)を伝えるための本だと「はじめに」と「おわりに」繰り返し書かれています。この本では仏教の思想体系や、禅の具体的な実践方法は書かれていません。それ以前の考え方の枠組みを述べています。ボタンの掛け

      • 第四章の振り返り

        7月になり暑い日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか? さてBBSGでは7月から「第四章私たち不可知論者は」を読み、ディスカッションしながら進めています。この章は長いのでしばらくお付き合いください。 第四章は誰の為に、何の目的で書かれているかまず中身に入る前にこの章の書かれた目的と、伝えたい対象者について考えてみます。 伝えたい対象者は不可知論であり、その不可知論者に開かれた心を持てるように手助けすることがこの章の書かれた目的だと書かれています。「ビッグブックの構

        • 書籍紹介

          前回の投稿でthe Bridge of Reason(理性の橋)というマガジンを作った理由について書きました。今日はその書籍の紹介をします。 評論を読むことに慣れる小説は好きだけど、かたい内容の本は苦手という人がいます。 ビッグブックは気楽に読めるエッセイや、感情移入して入り込める小説のようなテキストとは違いますね。その違いは何でしょうか、ビッグブックの書かれた目的を考えてみましょう。 ビッグブックは12ステップの成り立ちと、実践のための指示が書かれているテキストです。僕

        信じるのことを邪魔するもの

        マガジン

        • BBSGだより
          5本
        • the Bridge of Reason
          3本
        • 雑記
          7本

        記事

          理性の橋

          梅雨に入り、蒸し暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか? 僕は、今年初のスイカを食べました。スイカを食べると少し涼しくなりますね。 さて、このたび the Bridge of Reason(理性の橋)というマガジンを作りました。このマガジンの目的はアルコホーリクス・アノニマス(通称ビッグブック)を読み、12ステップの理解を深めるために役に立つ書籍を紹介する事です。今日はそのあたりについて書いていきます。 ビッグブックはなぜ難しいのかビッグブックが出版されたのは1939年

          理性の橋

          狂気のはなし

          現在、BBSGではビッグブック「第3章さらにアルコホリズム」についてを読み、ディスカッションをしながら進めています。 前回はアルコホリズムにおける身体の渇望アレルギーについて取り上げました。今回は精神の強迫観念(狂気)について考えていきます。 飲酒欲求と狂気との違い「飲酒欲求と一杯の酒に手をつけさせる狂気と同じものか。違うとすればどのような違いがあるのか」という問いからはじめていきましょう。 断酒初期のアルコホーリクにしばしば訪れる酒を飲みたいという欲求を大きく2つに分けて

          狂気のはなし

          自然から学ぶこと

          久しぶりに雑記を書きます。 気楽に書くので、リラックスして読んでもらえると嬉しいです。 散歩の思い出わが子がまだ幼い頃、近くの田んぼ道を親子でよく散策しました。 そんなある日、田んぼ道を歩いていると白さぎに出逢いました。 白さぎは用心深く、人が近づくとすぐに飛んでいってしまいます。 それでも美しい立ち姿を見られるのは嬉しいものです。 意外な発見ある日、意外な発見がありました。 白さぎの声を聞いたのです。 飛び立つ白さぎから「ぐゔぁぁぁぁぁ」という、まるでおじいさんの咳払

          自然から学ぶこと

          スタディに参加して感じたこと

          先日、京都でビッグブックスタディが開催されました。企画、運営をしてくださった方、講師役を務めてくださった皆さんお疲れ様でした。 参加して感じた事を(どんどん忘れていくので一部ですが)書いてみます。 何かを手に入れるには、何かを手放さなければならない上記のテキストはステップ6・7の説明で使われていたテキストですが、12ステップ全体を通して必要な考え方だと改めて感じました。 回復していくには何かを得て、積み上げていく事ではないということ。 12ステップは世間で言われている、自

          スタディに参加して感じたこと

          プロフィール

          名前 : ペー 居住地 : 鳥取県 性別 : 男性 年齢 : 50代 AAメンバー 2018年1月 43歳の時 アルコホーリクス・アノニマスのドアをたたき、気がつけば50歳。現在約6年のソブラエティをいただいています。 「ペー」はAAでのニックネームです。日中は教育関係の仕事をしています。 24年3月からAA『宗教的経験の諸相』スタディGr.のメンバーとしてBBSG運営中。 このサイトではAAの12の伝統の伝統11を支持し、インターネットメディアにおいてAAメンバーで

          プロフィール

          アレルギーのはなし

          BBSGで進んだ箇所や、議論から得られた洞察を月一回でまとめてく予定です。 身体の渇望を最初に認める必要性 BBSGでは、現在ビッグブック第3章「さらにアルコホリズムについて」の箇所を扱っています。そこで次のような議論がなされました。 「ステップ1を学ぶ上で過程でまず、身体の渇望を知り、その上で精神の強迫観念について知るようになっているのはなぜか」 「その順番にはなんらかの意図があるのか」 この問いについて考えていきます。 医師の意見でも身体の渇望を認める重要性がはじ

          アレルギーのはなし

          実力の証明

          春が来ましたね こんばんは、久しぶりの投稿になります。 最近は怒号の年度末、新年度で忙しくしていました。 花粉症の人にはつらい季節です。 寒がりの僕は暖かくなるのは嬉しいです。 さて、AAの方は何をしていたか?引き続き、環境整備に取り組んでいます。 ハード面の整備が一段落し、次はソフト面の学びをしたり、データの整理をしてすぐに必要な物を取り出せるようにしたり、 ID/パスワード管理をきちんとしたり、電子辞書買って使い方を試したり・・・(現在進行中) ですかね。 わからない

          実力の証明

          これさえあれば

           こんばんは、東京は大雪だとか。雪が降った翌日はアイスバーンになって滑りますね。ペンギン歩きがおすすめです。 久しぶりの投稿になりましたが正月に引き続き、環境整備をしていました。 今日はその話。 ノートPCの画面の小ささに限界を感じ、ディスプレイ、外付マイク等を購入しました。しかし大事な事を見てみぬフリをしていました。机です。 妻が子どもの頃に使っていた学習机を使っていましたが、機器が増え作業環境がイマイチでした。AAの友人に、粘り強く勧められやっと重い腰をあげて机を購入。

          これさえあれば

           環境整備

           あけましておめでとうございます。  今年もよろしくお願いします。  正月が終わりましたね。休みの間に積読の本を少しでもと思っていましたが、たいして読めませんでした。何をしていたかと言うと、環境整備に取り組んでいました。  ワンパスワードの設定、ディスプレイの購入と設置、設定。miroの使い方の試行錯誤等です。オンラインでAAの活動をしていくには必要な環境を整える必要に迫られて、痛い思いをしてやっと取り組み始めました。わからない事、上手くいかない時に、心がポキっと簡単に折

           環境整備

           共感という幻想

           昨日はバンド仲間との忘年会でした。そこでのやり取りから考えた事を書きます。  飲み会にもいろいろあるけど、仲間との飲み会が1番ほっとするよね、ところで普段はどうしてる?みたいな話題から会社の接待でカラオケとか歌うのが嫌だ、でも割り切ってやっているという話になりました。  そこで随分昔に、あるzineで読んだテキストを思い出しました。詳細は覚えていないけど、カウンターカルチャーだとかオルタナティブな生き方を標榜している自分も、普段は接待でカラオケを歌う。みたいな内容だった

           共感という幻想

          元ネタはどこだ?

           徳島出身ガールズバンド チャットモンチーがバンドをスタートさせた当初、コピーしていたのがハイスタだったという話は有名みたいですね。なんかいい話しだと思います。  バンド始めていきなりオリジナルを作る天才も中にはいるけど、多くはコピーバンドからスタートさせ、スタジオの使い方から始まり、機材の知識、演奏の仕方やアレンジ、作曲を学んでそこからオリジナルを作っていく道のりはバンドマンが皆経験する事だし、僕自身もそうやって学んだように思います。  前述のチャットモンチーも憧れのバ

          元ネタはどこだ?

          まだ本気出していないだけ

           先日香川で開催されたビックブックスタディに参加してきました。いろんな気づきがありましたがほとんど忘れてしまいました笑 とは言っても少しでもアウトプットしないと全て忘れてしまうので自分の為になんか書きます。  ステップ3のセッションで本能の説明の後に恨みや、恐れ、罪悪感、後悔も必要があって与えられている。つまり本能と同じく意味があり、いいものだ(それを誤用したり、過剰使用しない限り)と言われました。 否定的感情は本当に悪者か?  なんかモヤモヤするなと考えていると自分が不

          まだ本気出していないだけ