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OM式型取り複製覚え書き その1型取り複製のおおまかな流れ
始めに 2002年冬に初めてワンフェスにディラー参加して、それ以来20年以上たちました。 #型取り複製覚え書き というタグを、ツイッターに投稿して、自分なりの複製ノ…
OM式型取り複製覚え書き その13 How to 粘土埋め実践編
いよいよ粘土埋め実践です。
1)下準備
まず型を取るパーツを並べて配置案の検討をします。
過去作品の原型から、顔・前髪・後ろ髪・ツインテール×2合計5パーツを粘土埋めします。
1-1 サイズチェック
定規やカッティングシートに並べて、サイズをチェック。パーツの厚みも測ります。顔パーツが2cm厚、前髪と後ろ髪が1.5cm厚でした。
ざっと20cm×10cmぐらいの型面積になりそうです
OM式型取り複製覚え書き その12 How to 粘土埋め 理論編 逆テーパーは避けるべし
粘土埋め基礎編に続いて、理論編です。
粘土埋めで重要なポイントの一つは、いかにして逆テーパーにならない向きにして原型を埋めるかです。つまり、シリコンへの負担が少ない型にするのかです。負担の少ない型=量産数アップ、ということでもあります。
逆テーパーがきつい箇所があると、そのぶんシリコン型が破損しやすくなります。ゴム型ゆえに若干の逆テーパーなら、銘柄次第で問題ないケースもありますが、できるだけ
OM式型取り複製覚え書き その11 How to 粘土埋め 基礎編
粘土埋めは複製の善し悪しを決める、とても大事な作業工程です。
長年のディーラー活動で学んだ、私なりのポイントを書いていきます。
1)ポイント箇条書き
・絶対にアンダーゲート配置、トップゲート不可
・大きな型に一まとめするのは危険
・斜めに傾けてパーツ配置
・複雑な形状なパーツを表にして粘土埋めする
・シリコンケチらず余裕ある配置を
・粘土埋めの前にパーツ並べて配置案検討
・一気にキャスト注ぐ工夫
ワンフェスディーラー初参加を考えてる人へのアドバイス
ワンフェス終了後のこの時期、ワンフェスにディーラー参加してみたいと思っている人も多いかと思います。そこで私のディーラー経験をもとに、実践的なアドバイスを挙げてみます。
・好きな物・自分の欲しい物を造るべし
・原型が完成した段階で参加申し込む
・一度ワンフェスに一般参加してガレキを買って作ってみる
・事前にワンフェスマニュアルをよく読む
・版権物の合同卓は危険
・ディーラー名のネーミングに注意
ワンフェスディーラー向け持ち物リストと宅配荷物の注意点
ワンフェスまであと一週間という時期に合わせて、私なりの持ち物リストと荷物を送るときの注意点をまとめてみました。
1.ディーラー向け持ち物リスト
絶対必要な物
・ディーラーパス 必ず手荷物に入れること、宅配に入れると会場に入れません
・最終案内 ディーラー受付に必要
・完成見本 宅配で送ると破損の可能性有り、手荷物推奨
・提出サンプル 完成品は手荷物推奨
・商品 量が多いときは宅配で
・お釣り
OM式型取り複製覚え書き その9 型作りの大失敗の傾向と対策
今回は型取り複製でよくある、そして致命的なミスについて取り上げていきます。
ちなみにリカバリーが難しい致命的なミスは以下の通り。
・シリコンに硬化剤入れ忘れて固まらない
・二回目にシリコン流す時に離型剤塗り忘れ
・A液A液、B液B液といった誤キャスト
これらの致命的なミスを回避するのに大事な点をまず書いておきます。
注意力緩慢な状況での作業はさける
イベント直前の切羽詰まった状況下で、徹夜続
OM式型取り複製覚え書き その6 シリコンやキャストはどこで買うべきか?
まず大前提なのが、回転が早い店で買うべきです。
棚の守護神になっているシリコン・キャストは、どうなっているかというと・・・。シリコンは溶剤が揮発して流動性がなくなり、下手すると攪拌すら難しいレベル。キャストは湿気を吸って、微細気泡どころか盛大に発泡することでしょう。
ちなみに新宿の世界堂で、棚の上に鎮座している信越のシリコンを見たことがあります。明らかに回転が低そうで、買うのは正直怖いです。
OM式型取り複製覚え書き その1型取り複製のおおまかな流れ
始めに
2002年冬に初めてワンフェスにディラー参加して、それ以来20年以上たちました。
#型取り複製覚え書き というタグを、ツイッターに投稿して、自分なりの複製ノウハウをつぶやくようになって10年近くにもなりました。この機会に、自分の型取り複製のテクニックと考え方など、体系的に書いてみたいと思います。
これから書く複製のノウハウは、あくまで私個人の経験による知見です。私以上にすごい知見を持