仕事をしながら治療して、ようやくうつ病が治った3(休日の変化)

抗うつ剤を本格的に抜いてから1か月ちょっとで、最後に飲んでから3週間ぐらいです。特に症状は何もなくなんとか順調かな、と思ってます。ただ、最近ケガをしてしまって、良くも悪くもそっちの方に気が回ってます。なんだかんだでもう少し自制しておとなしくしていた方がいいということでしょうか。

今日は睡眠が安定してきて休日の活動に変化があった時期を振り返りたいと思います。

2021年9月に入り、睡眠がだいぶ安定してきて、よく寝ていました。ただ、休日はまだ何もやる気が出ず寝てばっかりでした。うつ病を体験したことのある人は良く分かると思いますが、まだ動く気になれず、かといってやることもなく暇な状態だったかと思います。秋に入り、だいぶ気候も過ごしやすくなってきたので久々に自転車に乗ってみようと思い立ったのもこのころでした。暇な時間をなんとかしたい>やる気が起きない、という心理状態で、1時間ばかしサイクリングロードを自転車で試しに走ってみたのがこのころです。自転車に乗っているときは不思議とうつ病のつらさも忘れられたので、このころから週末の土日はサイクリングが習慣になったと思います。少しでも回復している、と思い込みたい気持ちもあり、とにかくペダルを回して、天気の良い日に川沿いのサイクリングロードを疾走していました。秋は自転車に乗るにはいい季節でちょうどよい気候なので、リハビリで始めるにはタイミングもよかったと思います。

ただ仕事はというといまいち頭が働かない状態が続いていたと思います。不安になりながらもパソコンに向かって毎日を過ごしていた感じです。仕事の負荷もそんなにかけてもらわないように会社の上司には事情を説明していたのもあり、事務的な仕事など少し多めにやっていました。病院の先生には仕事の頭はいつごろ回復するんですかね?などと月1回病院に通うたびに効いていたと思います。帰ってきた言葉は「仕事の高度な頭はまだ時間がかかるんです。」という回答だったかと思います。今となっては先生もはっきり時期まで読めないよな、と思います。結果的に寛解しましたね、と言われるのが2021年12月ごろなんですが、2021年9月、10月、11月の週末はとにかくサイクリングをよくしていました。今から振り返れば長~い、長~い秋でした。

それと薬の話もすると最初はスルピリドという昔の薬を処方されました。過去に本格的な抗うつ薬にビビッて処方された薬も飲まずにドクターショッピングをしてしまった経緯も考慮してもらっての処方だったのですが、数週間しても効き目が弱かったので、1か月後ぐらいからサインバルタ(デュロキセチン)を処方してもらいました。2021年7月ごろにはもう腹をくくってきちんと処方された薬を飲んで治そうと思っていたので、きちんと言われた量を飲み始めていました。それとサインバルタ(デュロキセチン)はちょうど2021年ごろからジェネリック薬品が出始めていたので、薬代もちょっと安いかなという思いもあったと思います。振り返れば、この薬が自分には副作用もなく自分にはあっていたのかな、と思います。

次回は寛解したころの記事を書きたいと思います。寛解といっても仕事の頭は戻ってきたけど生活上の不安とかメンタル状態もなんかしっくり来ていなかったな、などと思いつつ振り返りたいと思います。


PS. 家族とは、仕事とは、親とは、子供とは、それぞれどんな存在で、どんな思いで関わっていけばいいのか、大切なものは何か、など小説を通して考えるきっかけになればいいと思い描いてみました。
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予定 第2話(仮題ーサービスの転機と孤独の戦い)

予定 第3話(仮題ー異変)

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