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エリザベス女王の彫刻が追加された中世の大聖堂と、その地下の古代遺跡

街をぐるりと囲む城壁の前に、一面の黄水仙。イングランド北部のヨークにも春が来た。普段あまり景色の写真を撮らない私が、noteに載せようかなと立ち止まった瞬間、道草大好きな幼児がすかさず坂を登りたいと言う。黄水仙を踏まないように、そして親子転ばないように注意しながら、急な坂で黄色いお花見を楽しんだ。noteのおかげ。

アヒルものんびり

ローマ壁(Roman Wall)とも呼ばれるこの城壁、てっきり古代のものだと勘違いしていたが、noteに載せる前に調べてみたら、中世の遺跡らしい。またまたnoteのおかげ。

街の中心には、同じく13世紀から15世紀に建てられたヨーク大聖堂がそびえ立つ。中世フランス発祥のゴシック建築で、バラ窓と呼ばれる丸いステンドグラスや、尖ったアーチ型の細長い窓などが特徴だ。

ヨーク・ミンスター(大聖堂)
修復のついでに(?)エリザベス女王の彫刻も
写真右に女王。左には誰の彫刻が入るのかな

この大聖堂、古代ローマ遺跡の上に建てちゃったらしい。地下には、1世紀からイギリスを征服(スコットランドとアイルランドを除く)していたローマ時代の壁が残り、発掘品も展示されている。小さなサイコロまで。ボードゲームは古代からあったんだ。発掘作業は、夜に教会でオルガン奏者が練習するバッハを聴きながら続けられたとか。素敵だ。

ヨークの道には中世の家並も

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