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日本野球の歴史#8

 パシフィックはこの後、大映と毎日が合併し、高橋がトンボとなりそれも消滅して現在の六球団となりました。

 一方、セントラル。
 太陽は松竹となり大洋と合併。西日本は一年で消滅して現在の六球団となりました。

 昭和二十一年から二十四年のタイガースのバッティングオーダーはダイナマイト打線と謂われました。
 後にこれを真似て原爆打線、水爆打線、メガトン打線などといわれましたが、これらはクリーンアップだけで、タイガースはピッチャーが御園生みそのう、梶岡、藤村弟等でした。そして1番から9番までの切れ目なしの打線でした。
 つまり1番センター呉、2番レフト金田、3番ライト塚本(二十三年から別当)4番サード藤村、5番キャッチャー土井垣、6番セカンド本堂、7番ファースト玉置(安井と改姓)、9番ショート長谷川でした。

 昭和三十二年のライオンズの打線も凄かった。余所のチームなら4番を打つ豊田が2番で、1番の高倉は切り込み隊長と謂われました。3番は大下、4番は中西、5番は関口で仰木、河野、和田が霞んで見えたほどでした。

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