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もう「あなた」を生きて良い

子供の頃「手のかからない良い子」とか「物静かな良い子」とか「優秀な良い子」とか呼ばれていたあなた。
或いは「何やらせてもダメなんだから」とか「○○ちゃんはあんなに出来るのにあんたは…」とか否定ばかりされて来たあなた。

寂しかっただろうし、悲しかっただろうと思います。
もしかするとその寂しさや悲しさすら、感じていなかったかも知れません。
だってあなたは、そこで生き延びるしかなかったんですから。

だから否定されればされるほど、無視されればされるほど「親に褒められよう・親に認められよう」として、そんな風に振舞っていたんだと思います。

つらかったですよね。

子供らしくない、大人びた自分を常に演じていたあなた。
常に「オトナ」で居なければならなかったあなた。
それは自分を守るため、生き残るためにそうするしかなかったわけで、あなたが悪いわけじゃありません。

決してあなたが「そうしたかった」わけではなくて、そうしなければ自分の身が危うい、とココロが感じていたから生きづらさを抱えながらもそこで「頑張って」いたんです。

ただオトナになった今、それはもう終わりにして良いんです。
もうあなたは自由に、あなたの好きなように生きて良いんです。

あなた自身を「あなた」が否定することは必要ありません。
あなた自身が「あなた以外の誰か」と比べて、出来ない自分を責める必要もありません。

生まれ育った環境が全然違う「誰か」と自分を比べる事には、何も意味がありません。
だって元々の物差しが違うんですから。

「あなた以外の誰か」にだって出来ない事、苦手なことは絶対にあるし、もしかするとそれらを「あなた」は出来るのかも知れません。
そう、誰かにとって苦手なことはあなたの「得意」かも知れないんです。
そう考えられるようになったら、あなたは「あなた」を褒められるようになるでしょう。

自分を否定することには、何の意味もありません。
もちろん、自分が成長する上で自分を否定し、それを克服することは大切です。
けど否定するばかりでは、何も成長出来ません。

自分を否定して出来ないことを探すのはもう止めて、自分が出来る事・自分が出来た事を見つけて「出来る自分」を認めていきましょう。
あなたにはそれが出来るし、そうして生きて良いんですから。

そして今から「なりたい自分」になりましょう。
子供の頃にしたくても出来なかったことをしましょう。
あなたにはそうする資格もあるし、なりたい自分に誰もがなれるんですから。

そう、誰もが「なりたい自分」になって良いし、自分が生きたいように生きて良いんですから。

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